2020年ホープフルS 予想。準備万端な馬から。


金曜日の馬場情報 良馬場

含水率 ゴール前10.8% 4コーナー11.1% (9:00)

クッション値 10.0 標準 (9:00)

馬場状態ですが金曜の朝は上記のような数値でした、Aコースで3,4コーナー及びホームストレッチの内側に痛みがあるそうです。先週は内が良く伸びていた印象で、4コーナーで外を回した馬は良くなかったですね。週中に雨はなく先週の傾向が引き継がれる可能性が高いと思います。先週の11RディセンバーSの走破時計が1:49.2、1番人気のガロアクリークが4コーナー外を回して届かず3着、上がり最速はホウオウピースフルで35.2ですから、結構時計が掛かっていましたね。

◎ダノンザキッド

○ヨーホーレイク

▲マカオンドール

△タイトルホルダー 

★オーソクレース                            

☆アドマイヤザーゲ                 

Xシュヴァリエローズ                

xランドオブリバティ                          

馬連 ②⑩=①②③⑦⑩⑪⑫⑬ 13点                 

3連単 ⑩-①②⑦⑪-①②③⑦⑪⑫⑬ 24点

逃げるのはバニシングポイント、タイトルホルダーが並んで2番手、中段の前からランドオブリバティ、ダノンザキッド、シュヴァリエローズ。中段やや前にヨーホーレイク、中段からオーソクレース、マカオンドール、セイハロートゥーユー。中段やや後ろからテンカハル、ホールシバン、中段の後ろからアオイショー、アドマイヤザーゲ、後方からモリデンアローという並びを想定。

バニシングポイントは新馬戦で逃げ切り、アイビーSでは控えて凡走なので、ミルコに乗り替わってスタートに不安がありますが、スタートさえ出てしまえば逃げてしまうかも。2番手はスタートが速いタイトルホルダーで、他馬が来なければ逃げてもいいはずなので、こちらが逃げる可能性もありますね。内から3番手にランドオブリバティ、スタートが良い馬なので内枠生かしてすんなり先行出来るでしょうね。その外にダノンザキッド、このポジションは動きたいときに動けるし、内から2頭目で距離ロスも最小限で済みますから、川田騎手はここを狙ってくると思います。

ヨーホーレイクは中段のやや前から、前にダノンザキッドが入ってくれれば最高でしょうね。外からシュヴァリエローズがどこまで上がってくるか、スタートは良い馬なのでダノンザキッドの外辺りまで上がりそうですね。オーソクレースはスタートが良くない馬ですが、ここ一番でルメール騎手はスタート決めてくるので、中段は確保してきそうですね。その外にマカオンドールですね、スタートは悪くないし今までの多頭数のレースでも中段を取れている、ただ前走直線で詰まっているので外に馬を置きたくはないと思うので、ヨーホーレイクの半馬身外という感じかも。アドマイヤザーゲもスタート良くないので、こちらは中段の後ろからでしょうか。

4コーナーです、タイトルホルダーが先頭でこの辺りではペースアップしています、バニシングポイントがこのペースに対応できるかどうか。ダノンザキッドはバニシングポイントに詰まる危険を避けるため、1頭分外に出すはずで、ヨーホーレイクもそれに続くと思います。なのでヨーホーレイクの内にスペースが出来るはず、このスペースをオーソクレースが取りそうというか、ルメール騎手がこのスペースを見逃さないでしょうね。

外からシュヴァリエローズとセイハロートゥーユー、その後ろからアドマイヤザーゲが続きますが、この隊列は先週の馬場状態では厳しくなりそうですね。内でコースが空くかどうか微妙なのはランドオブリバティ、三浦騎手なので3コーナー辺りでコースを確保する動きを見せられるかどうか。

直線L1標識付近です、タイトルホルダーが粘っているところ、ダノンザキッドが抜け出しヨーホーレイクが続きます。外からシュヴァリエローズがどこまで伸びるか、これはアドマイヤザーゲも一緒ですね。マカオンドールとオーソクレースが中目から、ヨーホーレイクの後ろなら詰まる心配はないでしょう。問題はランドオブリバティ、バニシングポイントが直線まで粘るようだと、直線で詰まってしまう可能性があります。バニシングポイントはアイビーSで坂で減速しているので、坂までは粘れる可能性があり、これはランドオブリバティにとってはコースが無くなるリスクが上がります。バニシングポイントが下がってからでは、前に届かない可能性があるので、ランドオブリバティにとっては内枠がもろ刃の剣になりそうですね。

では1頭ずつ見て行きます。

◎ダノンザキッド  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。・トップスピードの質は高い、持続力はやや高い。好材料:休み明け2走目。 悪材料:初コース。栗東w39.0-11.9,持ったまま併入、バランス良い。

まず臨戦過程がとても良いですね、6月の終わりに早目に新馬戦を勝ち夏を休養に当て、休み明けプラス24㎏で東スポ杯を快勝しました。ついでにこの時に輸送も経験して万全の体勢ですね。スタートも良い馬ですし、先行出来る上に折り合いも付く、川田騎手の継続騎乗も好材料でしょう。お兄ちゃんがミッキーブリランテでパワーと持続力型のディープ産駒、こちらはジャスタウェイ産駒ですがパワーと持続力がさらに上がったというよりも、スピードも上がった感じで東スポ杯で上がり33秒台を出しました。新馬戦は稍重で圧勝していてパワーと持続力を見せましたし、この時負かしたワンダフルタウンはラジオ日経杯京都2歳Sを勝ち切っていますから、負かした相手も評価できます。悪材料らしい悪材料もないし、変にハイペースに巻き込まれた時に不安が出てくるくらいですかね。

○ヨーホーレイク  ・心肺機能は不明、パワーは不明、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力もまぁまぁ。好材料:距離適性。 悪材料:初輸送。栗東w38.9-13.3,持ったまま併入、バランス良い。

2走とも道悪でしたがしっかり勝ち切っているし、前走はL2最速11.3に対応しているので、重馬場を考えるとトップスピードの質もまぁまぁですし、流れた中での瞬間的なラップにも対応可能、この辺りはお兄ちゃんカミノタサハラやベルキャニオンには見られなかった部分、持続力は持っていると思うので3コーナーから流れても対応できると思います。

▲マカオンドール  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:初輸送。栗東坂路38.9-12.3,持ったまま2馬身先着、バランス良い。

前走が直線で2度詰まる騎乗ミス、それでも岩田騎手の継続騎乗ですから、岩田騎手も背水の陣で挑むはずです。その前走がコースが空いてからジリっと伸びて3着は確保しましたからね、スムースなら勝っていた可能性が高いと思います。調教もまっすぐ上がってきてバランス良かった、あとは使い詰めの危険と初輸送が不安材料ですね。

△タイトルホルダー  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの不安。美浦坂路40.1-12.5,単走持ったまま、バランス良い。 

前走の東スポ杯2歳Sで2着と結果を出してきました、ただこの時の1着がダノンザキッドで休み明けプラス24㎏、これに0.2秒差を付けられたのは印象が悪いですね。3着のジュンブルースカイは抑えたので、すんなり逃げてしまえば、今の馬場状態なら内の良いところを通って粘れると思います。

★オーソクレース  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。・トップスピードの質はやや高い、持続力はやや高い。好材料:・・・。 悪材料:スタート不安。美浦w40.4-12.6,持ったまま半馬身先着、バランス良いがやや左に行きたがる仕草があった。 

スタート不安はありますが、ここ一番で決めてくるのがルメール騎手、中段を取れれば1着まで来てしまうかもしれませんね。多頭数のレースは初めてなので、揉まれて嫌がらないかはやってみないと何とも。エピファネイアにマリアライトの組み合わせですから、重い馬場が合わないとは思えませんね。大きな不安材料が厩舎が1流ではない事でしょうか。

                           

☆アドマイヤザーゲ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。・トップスピードの質はやや高い、持続力はまぁまぁ。好材料:コース適性。 悪材料:初輸送。騎手不安。栗東P37.1-11.8,単走やや強め、バランス良い。

この馬もスタート不安があって、新馬戦もやや遅れて川田騎手がリカバリーしていました、前走は後方からなので外枠から中段を確保できるかどうか。今の中山の馬場では外を回すのは良くないと思うし、届くかどうかですね。          

       

Xシュヴァリエローズ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。・トップスピードの質は高く、持続力はまぁまぁ。好材料:・・・。 悪材料:初輸送。栗東w39.1-12.0,強め半馬身先着、バランス良いが反応がイマイチ。 

スタートは良いので前には行けると思います、内へ切り込むスペースが有るかどうか、終始内から3頭目を回してしまうと距離ロスは相当なものになります、更に直線でも外からになると伸びない不安が出てきますね。加えてこの馬は5月生まれで前走馬体重が436㎏と小柄、まだ成長途上の可能性もありここでは強く狙えませんね。

               

xランドオブリバティ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険、休み明け。美浦w41.8-12.3,持ったまま併入、バランス良いがやや左傾。 

芙蓉Sは圧巻の走りで圧勝、タイムも良いし当然コース適性も高いですね。内枠に入ってしまったことが、悪い方に出てしまう可能性があり、4コーナーから直線入り口で進路を確保できるかどうか。加えてこの馬も4月生まれで前走464㎏と、ここよりも来年に期待が持てる馬です。

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