土曜日の馬場情報 良馬場 Aコース
＜1週使用しましたが、大きな傷みもなく引き続き良好な状態です。＞
土曜日の馬場状態は良馬場でした、クッション値が低いのは洋芝だからだと思います。土曜日の11R、STV勝が3勝クラスの2000mで2:00.6、クラスを考えれば標準的なタイムが出ていますね。上位3頭は中段よりも前に居たし、後ろからは目立った差し込みがなかったので、ポジションは前優位で、内外はやや内優位という感じですね。
明日の日曜日は午前中まで雨が降るようで、10時頃までは降っているようです。雨量は多くないようで、朝の時点では重馬場くらいでしょうか。札幌競馬場は柵沿いに暗渠管が入っていることと、路盤は山砂の下に単粒砕石が入っているので水捌けは良い。札幌競馬場が不良馬場まで悪化することは最近見ないので、明日もレース時間には稍重位に回復すると思います。
◎ウンブライル
○コンクシェル
▲ウインピクシス
△ラリュエル
★ドゥアイズ
☆イフェイオン
Ⅹボンドガール
3連複 ②⑥＝①②③④⑥⑧⑬＝①②③④⑥⑧⑬ 25点
逃げる可能性があるのはラリュエル、コンクシェル、ウインピクシス、スタニングローズ辺りですね。ラリュエルは前走先行で5着なので、何が何でも逃げることはないと思います。スタニングローズも前走逃げて凡走しているので、北村友騎手のテン乗りだし、中段辺りからになるのではないかと。コンクシェルは何が何でも逃げたいタイプで、ウインピクシスがお兄さんの横山和騎手なので、コンクシェルが逃げ、ウインピクシスが2番手先行で落ち着くと思います。
ラリュエルが2，3番手先行、中段の前からボンドガール、モズゴールドバレル。中段からイフェイオン、スタニングローズ、コガネノソラ。中段のやや後ろからウンブライル、アルジーヌ。中段の後ろからエリカヴィータ、ドゥアイズ。後方からキタウイング、モリアーナという並びを想定。
ボンドガールはスタート早いので、逃げることはないと思いますが中段の前は取れますね、余程逃げ争いが激化したら、控えると思いますが基本は出たなり先行ですね。スタニングローズは逃げて結果が出ていないので、北村友騎手で差しに回りそう。ウンブライルはスタート五分から出たなりですね。
ペースはスローからの4F戦を想定しています。このコースは1コーナーまでが短いし、2F目でコーナーに入ってしまうので、前半はペースが上がりずらい。加えて逃げそうなのが横山兄弟なので、家族で逃げ争いはないと思うので、前半はスローで進みそうですね。馬場も稍重表記なら騎手も無理はしないと思うし、1000m通過で60秒台位ですかね～。
4コーナーです、前の隊列に変化はないと思いますが、中段辺りに居るコガネノソラが外から上がりそうですね。ここで外を回すことがどこまで不利に働くか。コガネノソラに続きそうなスタニングローズ、アルジーヌが外へ。この2頭が外へ行ったスペースにウンブライルが入りそうですね。ルメール騎手なのでこのスペースを見逃すことはないと思います。ボンドガールがここで外へ行けないと、直線でコースが無くなりそう。
直線L1標識付近です、先頭はコンクシェルでウインピクシス、ラリュエルが追走。中目からコガネノソラ、ウンブライルです。外からはドゥアイズ、モリアーナ。この辺りはスムースなコース取りが出来ると思います。ボンドガールが最内で直線に入ると、前にラリュエル、すぐ外にボンドガールが居るはずなので、コースが空かないかもしれませんね。
スローからの4F戦は前に居る馬に優位なペースだし、今の札幌コースは前優位。コンクシェル、ウインピクシス、ラリュエルはこのペースを得意としていますから、ここから粘ると思います。ウンブライルも直線入り口で中段よりも前なら届くはず。ボンドガールはコースが空くかどうか、外からのドゥアイズとモリアーナは届きそうもないですね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎ウンブライル ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質は高く、持続力は高い。
好材料：距離適性。 悪材料：休み明け。
東京新聞杯を見ると休み明けで仕上がてくるか心配ですが、スローからの4F戦は得意だし、ルメール騎手で内枠なら上手く乗ってくれるでしょう。1800mが初めてですが、お兄ちゃんのステルヴィオが1800mで好走しているので、血統的に不安はないですね。
○コンクシェル ・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。
好材料：距離適性。 悪材料：休み明け。
中山牝馬Sが斤量の恩恵は有れど得意パターンで勝ち切りましたね。前走は前半で疲弊してしまい凡走しましたが、今回は得意の形に持ち込めそうなので、逃げ切りまで期待します。
▲ウインピクシス ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。
好材料：コース適性。 悪材料：騎手不安。
昨年2着に好走しているのでコ―ス適性は良いですね。この馬も前に行けるし得意パターンになりそうなので、先行して前残りに期待できます。
△ラリュエル ・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：血統。 悪材料：クラス負けの危険。
この馬も前に居て粘りたいタイプで、予想される展開が嵌りそうですね。前走の函館記念ではスローからの4F戦で5着と、掲示板を確保しているので得意パターンでの好走が期待できます。条件戦ですが豊橋Sもスローからの4F戦で、Ⅼ2で出し抜いて勝ち切っています。ディープ産駒とこのレースとの相性も良いし、お母さんのカウアイレーンがこのレース3着ですから、血統的にも期待できます。
★ドゥアイズ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：コース適性。 悪材料：特になし。
前走のヴィクトリアMはハイペースバランスで4着に好走しました、その前の阪神牝馬Sはスローからの3F戦で5着に負けています。リゲルSではスローからの4F戦で2着でしたが、この時は1着のマテンロウスカイに3㎏貰っていたので、展開的には合わないかもしれませんね。ある程度ポジションが取れればいいのですが、中段辺りの中途半端なポジションで、外々を回すと届かない危険が増すと思います。
☆イフェイオン ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：・・・。 悪材料：距離適性、初古馬。
NHKマイルCは平均バランスで中緩みからの3F戦で5着でした、一悶着あったレースで0.8秒差なので額面通りには受け取れませんが、前に行けるタイプだし内で粘れれば。距離は1F長いかもしれませんね。
Ⅹボンドガール ・心肺機能は不明、パワーは不明、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質は高い、持続力はやや高い。
好材料：距離適性。 悪材料：初古馬戦。
前走のNHKマイルCは大きな不利があったので度外視、その前のニュージーランドTが平均バランス、中緩みの小さい展開を先行して2着に好走しました。ダイワメジャー産駒らしい心肺機能と持続力を生かした感じのレースでした。この時の1着エコロブルームがシンザン記念でノーブルロジャーに負けていて、このノーブルロジャーは米子Sで古馬相手に3～4㎏貰って4着と、ピリッとしませんでした。今回51㎏で走れるのは大きな恩恵ですが、最内に入って直線コースが空かない危険もあるし、取りこぼす可能性もあると思います。