2020年キーンランドC 予想。ダイアトニックの本番は次。


馬場状態ですが土曜日は良馬場で行われました、土曜夜から雨の予報でかなり降りそうな感じ、重馬場想定で最悪不良馬場までありそうですね。よって土曜の馬場状態は参考にならず、明日の小樽特別でしっかりチェックした方が良いでしょうね。

◎ライトオンキュー

○ダイアトニック

▲メイショウショウブ

△フィアーノロマーノ

★エイティーンガール                     

☆ヤマカツマーメイド                     

xイベリス                                        

 xダイメイフジ                                      

馬連 ①⑫=①②⑤⑨⑪⑫⑭⑯ 13点          

3連単 ①⑫ー①⑤⑪⑫-①⑤⑪⑫⑭ 18点

逃げるのはアスタールビー、外からダイメイフジ、内にイベリス、メイショウショウブとカッパツハッチが続き、先団の後ろからダイアトニック。中段の前からディメンション、ショウナンアンセム、中段からライトンキュー、ヤマカツマーメイド、中段の後ろからメイショウカズヒメ、フィアーノロマーノ。後方からエイティーンガール、ダイシンバルカン、クールティアラ、ビリーバーという並びを想定。

逃げるのはアスタールビーを想定しましたが、ダイメイフジも主張する可能性がある、この2頭がモタモタするようなら、イベリスやカッパツハッチも逃げる可能性はありますね。アスタールビーが道悪でどこまで引き上げるかがポイントで、平均34.5-34.5くらいまで落ち着く可能性もあると思います。ただメイショウショウブの騎手が横山典騎手なので、遅過ぎるようならば自ら逃げの手に出る可能性もあるので、34.0-35.0くらいを想定しています。

前走は2番手先行のダイアトニックですが、1枠で外から切れ込んでくる馬が速いと、控えて中段の前辺りからの差しを狙ってくると思います。これは本番のスプリンターズSを見据えての作戦で、豊騎手のことなので試しておきたいはずです。本番ではモズスーパーフレアが居ますからね。前走ダイアトニックを引き連れて逃げたダイメイフジが外からどこまで行くか、アスタールビーのペース次第ですが、叩いて先頭まではないかな~。何が何でも逃げたいタイプではないし、元々中段の前から差して良さを見せていましたから、ここは逃げ争いはないと思います。

手の合わない池添騎手からニュージーランドTで好走した横山典騎手へ乗り替わるメイショウショウブですが、当然控えることなく先行するはずで、ペース次第では逃げまであると思います。前走逃げたショウナンアンセムとディメンシオンは、共に大敗しているので同じようなレースはしてこないと思います。大外になってしまったヤマカツマーメイドは池添騎手なので、中段辺りからの差しを狙いそうで、早目に仕掛けないとトップスピードの質で見劣りそう。

ライトオンキューは昨年4着ですが、後方から大外を回すかなりロスの有る競馬だったので、ここでは前走同様中段を確保しておきたいはず。ここで問題になるのがすぐ内に居るフィアーノロマーノで、フィアーノロマーノよりも後ろになってしまうのは避けたいはずです。そのフィアーノロマーノは前走こそスタート五分に出ましたが、二の足が遅く騎手も出して行かなかったので、今回も同じ藤岡康騎手で出たなりかな~と思います。そもそもスタートが不安定なので、五分に出られるかどうか未知数です。

4コーナーです、アスタールビーにメイショウショウブが並びかけ、ダイメイフジがその外から。イベリスが上手くアスタールビーを交わせるかどうか、ダイアトニックは豊騎手なので、横山典騎手のコース取りを信じて追走すると思います。ライトオンキューは昨年かなり外を回したので、中目を狙ってカッパツハッチに外から。フィアーノロマーノは外に行くよりもダイアトニックの後ろからかな~。ヤマカツマーメイドは外を回しそうで、かなりロスが大きそう。

後方からの馬はではダイシンバルカンは内から、クールティアラ、ビリーバーが中目、エイティーンガールは中目から外に出すコース取りだと思います。ショウナンアンセムが一杯になる可能性があるので、上手く交わさないと待たされるはずですし、ここで減速してしまうと瞬発力の低い馬は再加速が間に合わなくなると思います。

直線L1標識付近です、メイショウショウブが抜け出したところを外からライトオンキューが掴まえに行き、ダイアトニックは内から差しに行くと思います。アスタールビーが減速していくと思うので、ダイアトニックのコースは空くと思います。ダイメイフジは体調次第ですね、フィアーノロマーノは内へ行くとダイアトニックの後ろからになるので、差し切るのは難しいと思います。3,4コーナー外を回すロスが大きいヤマカツマーメイドがどこまで差し込めるか。エイティーンガールは届くかどうかですね。

出は1頭ずつ見て行きます。

◎ライトオンキュー  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:特になし。札幌ダート38.2-12.1、単走持ったままバランス良い。

函館SSこそドバイ帰りの影響でピリッとしませんでしたが、前走は改めて1200mの適性を見せましたね。昨年はかなりロスの多い競馬で僅差の4着ですし、枠も包まれずにスムースなレースが出来そう枠で、騎手不安を一掃できるいい枠だと思います。

○ダイアトニック  ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力もまぁまぁ。・トップスピードの質は高く、持続力もある。・直線で外に寄れることがある。好材料:距離適性。 悪材料:展開、前走の反動。札幌芝38.1-12.5、単走持ったまま、バランス良い。

前走の函館SSを圧勝しているので、騎手含めて好走してもらわないと困るのですが、1点だけ不安があるとすればロードカナロア産駒の反動、この馬自身もマイルCSで凡走しています。それ以降は安定した成績なので連を外す可能性は低いと思いますが、内で揉まれたり詰まったりしたときに投げ出す可能性は捨てきれません。

▲メイショウショウブ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーはある、瞬発力もそこそこ。・トップスピードの質はやや低い、持続力は高い。・休み明けは不明、疲れやすい。好材料:騎手強化。 悪材料:距離適性。札幌芝37.4-11.8、持ったまま半馬身先着、バランス良い。

とにかく池添騎手とは手が合わないので、ニュージーランドTで好走実績がある横山典騎手への乗り替りは好材料ですね。阪神Cでフィアーノロマーノと同タイム3着で、この時は3歳で54㎏だったことを考えれば好内容です。函館SSは休み明けで先行しませんでしたし、前走も先行しなかっただけでなく馬体重プラス10kgだったので、今回しっかり絞ってくればチャンスは有るはずです。

△フィアーノロマーノ  ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力は低い。・トップスピードの質は高く持続力も高い。・休み明けでも走る。・左回りは良くない可能性がある。好材料:距離適性。 悪材料:特になし。札幌芝35.2-11.6、単走持ったまま、バランス良い。

前走の函館SSで1200mに目途が立ちましたし、力の要る馬場の方がこの馬には合っているはず。能力的にはGⅠでも活躍できると思いますが、スタート不安と騎手の意識の問題で、中段よりも後ろになってしまうと届かない可能性が高くなってしまうのは函館SSで見せています。道悪で消耗戦になれば届く可能性は十分。

★エイティーンガール  ・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力は低い。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。好材料:距離適性。 悪材料:特になし。札幌芝35.5-11.4、単走やや強め、バランス良い。

シルクロードSで時計の掛かる馬場を消耗戦になって好走しました、展開待ちなので成績は安定しませんが、道悪になって前が止まればチャンスはあると思います。枠も外目なので、内に詰まる可能性は低いと思いますし、外からスムースなら届く可能性も。

                     

☆ヤマカツマーメイド  ・心肺機能は高く、パワーは不明、瞬発力は低い。・トップスピードの質は低く、持続力は高い。好材料:コース適性、軽斤量。 悪材料:騎手。札幌芝36.8-11.8、持ったまま半馬身遅れ、バランス良い。      

斤量51㎏は裸同然、桜花賞を見ても距離は短い方が良さそうですし、フィリーズレビューは休み明けで2着に好走しているので、今回も休み明けでフレッシュな状態で走れることは好材料。前走の橘Sは重馬場桜花賞の反動と見ています。この馬も先行してしまった方が良いと思いますが、池添騎手なんですよね~、差に拘ってしまうと苦しいと思うのですが、道悪になると消耗戦になって持続力が活きると思います。

               

xイベリス  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーはある、瞬発力は低い。・トップスピードの質は低く持続力は高い。・休み明けでも走る。好材料:コース適性。 悪材料:斤量。札幌芝35.8-12.2、持ったまま半馬身先着、やや左傾バランスまぁまぁ。

昨年のセントウルSで3着と1200mへの適正は見せていますが、古馬になってからピリッとしないんですよね。前走も53㎏で57㎏のライトオンキューにボロ負けしましたし、昨年のセントウルSは52㎏ですから、斤量負けの印象があります。今回54㎏なので克服できるかどうか。

                                        

 xダイメイフジ  ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力もまぁまぁ。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。・間隔空けると良くないが使い減りしない。・1200がベスト。好材料:コース適性。 悪材料:厩舎不安。札幌ダート38.8-12.2、単走持ったまま、バランス良い。  

前走函館SSで逃げ粘って2着に好走と、改めて1200m適性の高さを見せた来ました。ダートで先行力を磨いて楽に逃げられたことが大きかったですね。問題は2カ月強の間隔空けになることで、この厩舎は間隔空けると上手く仕上げられない傾向、特に馬体重が大きく変動しているようだと危険は増すと思います。

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コメント

  1. ションボリルドルフ より:

    馬連HITおめでとうございます。
    いやー、今回はダイアトニック1択だと思ってたんですが馬柱と馬場状態をみて「ないわ」と声を出してしまいまして切りました。

    ですが、フィアーノロマーノとダイメイフジを軸にしていた為、今回もションボリです。

    このレースは、外枠・牝馬が良いと聞いていたんですがその通りでしたねえ

    • みやや より:

      ションボリルドルフさん、こんばんは~。また馬連だけでした、当たったのでトリガミでも良しとします、ありがとうございます。
      ダイアトニックは重馬場がね~、あそこまで苦手だとは思いませんでした。フィアーノロマーノも案外でしたね、大型馬でこなせるかと思いましたが。
      重馬場になっても傾向が変わらなかったですね。また来週以降頑張りましょう。