土曜日の馬場情報 良馬場→稍重 Aコース
＜第3回東京競馬終了後、傷んだ内側を中心に約31,000平方メートルの芝張替作業を行いました。その後、肥料散布・散水等の生育促進に努め、9月上旬にオーバーシードとして洋芝を播種しました。野芝および洋芝ともに順調に生育しており、全体的に良好な状態です。＞
土曜日の馬場状態は良馬場でスタートしましたが、5Rから稍重になりました。9Rのtvh賞が2勝クラスの2000mで2:00.3、1着のアスクカムオンモアが上がり最速で、上がり3Fが33.0でした。スローからの3F戦でL2で10.8が出ているので、稍重でしたがやや高速馬場ですね。
宵の内まで雨が降り続くようですが、その後は明日にかけて曇りの予報で雨の心配はなし。府中は稍重でもやや高速馬場を維持しますから、雨が降らなければ引き続きやや高速馬場になると思います。
◎ローシャムパーク
○シックスペンス
▲ダノンエアズロック
△ヨーホーレイク
★ホウオウビスケッツ
☆エルトンバローズ
複勝 ⑨
馬連 ⑨＝②⑦⑪⑫⑭ 5点
逃げるのはヤマニンサルバム、ホウオウビスケッツとシルトホルンは逃げ争いまではしないと思います。中段の前からニシノスーベニア、カラテ、ヨーホーレイク。中段からダノンエアズロック、マテンロウスカイ、エルトンバローズ。中段のやや後ろからトップナイフ、シックスペンス。中段の後ろからローシャムパーク。後方からエアファンディタ、オフトレイルという並びを想定。
逃げるのはヤマニンサルバムだと思います、三浦騎手なのでスローに落としそうで、馬群は凝縮しそうですね。シックスペンスは中段辺り、その後ろからローシャムパークですね。
ホウオウビスケッツは逃げてもいい口ですが、逃げ争いまではしないと思うし、内枠なので前に馬を置いて折り合いをつけるのではないかと思います。オフトレイルは前走が鮮やかな追い込み勝ちですから、今回も同じように後ろからになりそうですね。
4コーナーです、ヤマニンサルバムがスローペースにしそうで、馬群は凝縮しそうですね。動けるのはシルトホルンですが津村騎手なので、三浦騎手がスローにしても自ら動いてペースを引き上げるとは思えません。後ろから押し上げがあり、馬群が凝縮して直線に入って来そうですね。
直線L2標識付近です、スローからの3F戦、もしくは4F戦だと馬群が凝縮して直線に入るはずで、前はヤマニンサルバムが先頭で粘り、ホウオウビスケッツ、シルトホルン、ヨーホーレイクが先頭に並びかける感じ。外からシックスペンスがスムースで、その後ろからローシャムパーク。ダノンエアズロックは捌けるかどうかですが、フルゲートではないのでコースが空くかもしれませんね。
直線L1標識付近です、トップスピードの質が問われる展開になれば、ヤマニンサルバム、シルトホルン、ニシノスーベニア辺りはスピード負けしそう。エルトンバローズとホウオウビスケッツもトップスピードの質で勝負するタイプではないので、切れ負けの危険はありますね。
このメンバーの中でトップスピードの質で勝負できるのは、シックスペンス、ローシャムパーク、ヨーホーレイク、ダノンエアズロック。あとは後ろからになりそうなエアファンディタですが、この馬は届くかどうか。持続力でシックスペンスが未知数なところがあります。ローシャムパークは4F戦でも問題ないでしょうね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎ローシャムパーク ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質は高い、持続力は高い。
・重馬場は良くない。
好材料：コース適性。 悪材料：特になし。
このコースで2戦2勝とコース適性は良いし、大阪杯ではロスの大きい競馬でタイム差無し2着ですから、スーパーGⅡですが格負けすることはないですね。休み明けも問題ないし、戸崎騎手はこのレースと相性が良いので、シックスペンスを目標に差し切ってくれると思います。
○シックスペンス ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は高い。
・トップスピードの質は高い、持続力は不明。
好材料：距離適性。 悪材料：クラス負けの危険。
古馬相手に通用するかは未知数ですが、スプリングSの内容からトップスピードの質は確か、ただ持続力を持っているか未だ不明なので、L1で差される可能性はあると思います。
▲ダノンエアズロック ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力やや高い。
好材料：コース適性。 悪材料：初古馬。
アイビーSがスローからの3F戦で上がり32.7を叩き出して差し切りました。プリンシパルSでもスローからの3F戦で差し切り、今回予想される展開は得意パターンだと思うので、古馬相手に通用するかどうか。鮫島騎手なので直線捌けるかどうかが大きな不安材料ですね。
△ヨーホーレイク ・心肺機能は不明、パワーはある、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：距離適性。 悪材料：クラス負けの危険。
休み明けは問題ないし、末脚勝負でも大きく見劣りする馬ではない。スーパーGⅡで相手が強くなるので、スムースに走ってどこまで着順を上げられるかですね。
★ホウオウビスケッツ ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：コース適性。 悪材料：クラス負けの危険。
スローの上がり勝負だと切れ負けしそうですが、ある程度流れてトップスピードの質が問われなければ、持続力は確かなので好走の芽が出て来ると思います。ただ内枠なので、閉じ込められてしまうと動けなくなりそうで、切れ負けの危険が増しますね。
☆エルトンバローズ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：コース適性。 悪材料：騎手不安。
先週GⅠを勝った西村騎手ですが、この馬の成績を見ると馬に併せてというか、馬の能力を分析して乗っている感じがしません。三浦騎手のペースに付き合ってしまうと、切れ負けしそうですね。