2022年阪急杯 予想。ペース遅くなりそう。

土曜日の馬場情報 良馬場  Aコース

土曜日は良馬場でした、金曜日に比べて含水率が下がっているのは散水の影響だと思います。なので土曜日に散水がなければ金曜日のような含水率になるでしょう。この含水率とクッション値を考えると、恐らく高速馬場ではないかと。土曜日の12Rが2勝クラスの1400mで1:20.7、1着レイモンドバローズは2番手先行、2着のアンジュミニョンは逃げ粘りでした。3着にメイショウドウドウが差してきましたが、上がり最速タイ33.8でも届いていないので、中段の後ろからだと相当なトップスピードの質が必要ですね。

◎ダイアトニック

○ミッキーブリランテ

▲エイティーンガール                                

△タイセイビジョン                                  

★トゥラヴェスーラ                  

☆グレイイングリーン

馬連 ⑩=①⑤⑨⑪⑫ 5点                      

3連複 ⑩=①⑤⑨⑪⑫=①⑤⑨⑪⑫ 10点          

3連単 ⑩ー①⑤⑨⑪⑫ー①⑤⑨⑪⑫ 20点

逃げるのはダイアトニック、中段の前からリレーションシップ、ヴィジュネル、クリノガウディ―。中段のやや前からミッキーブリランテ、中段からサンライズオネスト、リンゴアメ、グレイイングリーン。中段のやや後ろからグルーヴィット、ザイツィンガー、中段の後ろからモントライゼ、エイティーンガール、トラヴェスーラ、後方からタイセイビジョンという並びを想定。

逃げ馬らしい逃げ馬が居ないので、どの馬が逃げるのかははっきりしませんが、ダイアトニックの逃げを想定しました。鞍上は前走から引き続き岩田康騎手、2020年スワンSをカツジで逃げ切り、2015年桜花賞でレッツゴードンキで逃げ切りと、逃げ馬ではない馬での逃げ切りが期待できる騎手ですね。先週のフェブラリーSでも先行から早目先頭で2着に粘っているので、スタート五分に出ればダイアトニックがスローの逃げに持ち込むと思います。

外からミッキーブリランテとクリノガウディーが中段の前、内からはリレーションシップ、ヴィジュネル辺りが前に行きそう。いずれも逃げまではなさそうなので、ペースは遅くなりそうですね。そうなると馬群は凝縮すると思うので、後方になっても前から7,8馬身位で縦長にはならないと思います。エイティーンガール、トラヴェスーラ、タイセイビジョンが後方からになりそう。

4コーナーです、岩田康騎手がペースを握ってしまえばスローからの3F戦、もしくは4F戦でしょうね。なのでこの辺りのL3区間で11秒台前半に入るはずで、ここで外から先行しているクリノガウディーはロスが大きくなりそう。モントライゼや、エイティーンガール、タイセイビジョンは勢いを付けて来るので、距離ロスはありますがスムースに加速しながら直線に入ることが出来そう。

直線L1標識付近です、ダイアトニックがⅬ2で出し抜き2,3馬身の差を付けて、ミッキーブリランテが追いすがると思います。スローからの3F戦か4F戦になると、馬群が凝縮した状態からの”よ~いドン”になるので、トップスピードの質が問われる展開になりそう。馬場は先週に引き続き内・前優位だと思いますが、それでも外から勢いを付けて来る組の方が、トップスピードに乗せやすく、外からくる馬の方が伸びるのではないかと。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ダイアトニック  ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力もまぁまぁ。

・トップスピードの質は高く、持続力もある。・直線で外に寄れることがある。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

調教データ

今回:栗東坂路39.7-11.6,単走持ったまま、やや右傾だがバランス良い。

2020年の高松宮記念では不利がなければ勝っていた可能性もある程の力を見せています、函館SSを58㎏背負って先行押し切りなので、逃げ馬不在で単騎逃げが決まりそう。前走の京都金杯で0.1差4着、ゴール前で若干減速率が大きくなったので、1400mへの短縮は好材料だと思います。

○ミッキーブリランテ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料:コース適性。 悪材料:近走の不振。

調教データ

今回:栗東坂路38.5-12.7,単走持ったまま、バランス良い。  

2021年スプリンターズS:栗東坂路38.4-12.7,強め半馬身先着、バランスまぁまぁ。9着。  

2021年京王杯SC:栗東坂路37.0-12.7,単走一杯、バランスは良い。4着。 

2021年高松宮記念:栗東坂路37.4-12.6,強め半馬身遅れ、バランス良いが見劣り。10着。  

2021年阪急杯:栗東坂路38.1-12.3,単走持ったまま、バランス良い。2着。 

2020阪神C:栗東坂路39.1-12.4,単走強め、バランスは良い。16着。 

2020年関屋記念:栗東坂路39.9-12.4、単走強め、バランスは良いが反応が悪い。4着。

近走ダートに行ったりしたこともあり成績悪いのですが、昨年は中段の前からL1で差してきて2着に好走、相手がレシステンシアなので高評価で良いと思います。和田騎手へ手が戻るので、スタートだけ決めてしまえば先行して粘れると思います。この馬は溜めても鋭い末脚を使えるので、中途半端なポジションをするよりも、前に行くか後方からかの極端なレースが合いそう。

▲エイティーンガール  ・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:距離適性。

調教データ

今回:栗東w35.5-11.8,単走持ったまま、バランス良い。  

2021年スプリンターズS:栗東w37.2-12.2,単走持ったまま、バランスは良い。13着。

2021年高松宮記念:栗東w37.3-11.5,単走持ったまま、バランス良い。7着。 

2021年オーシャンS:栗東芝36.8-11.7,単走持ったまま、バランス良い。15着。 

2020年スプリンターズS:栗東w36.8-12.2、単走持ったまま、バランスは良い。11着。

1400mは実績がありませんが、前走の京阪杯はタイセイビジョンよりも後ろから差し切っています。このレースは平均バランスになっているので、中段辺りの馬がトップスピードの質で見劣ったところを、後方から4コーナー外を回して勢いを付けての差し切りでした。まさに今回想定した展開なので嵌れば頭まであるかも。          

                      

△タイセイビジョン  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質は高く、持続力も高い。 ・掛かるので内枠で。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。

調教データ

今回:栗東w36.9-11.6,単走持ったまま、バランス良い。  

2021年スプリンターズS:栗東w37.3-12.0,単走やや強め、バランスは良い。12着。

2021年セントウルS:栗東w38.2-11.9,単走強め、バランス良い。7着。     

2021年京王杯SC:栗東w36.6-11.9,単走強め、バランス良い。12着。 

2020年マイルCS:栗東w37.9-11.9、単走強め、バランス良い。14着。 

2020年富士S:栗東坂路38.6-13.0、単走やや強め、バランスは良いが重苦しい。5着。

2020年NHKマイルC:栗東坂路38.9-12.6、単走やや強め、やや首が高い。4着。 

朝日FS:栗東坂路39.6-12.5、単走持ったまま、バランス良い。2着。

京阪杯ではエイティーンガールに見劣りましたが、2着は確保しましたし、前走の阪神Cで4着に好走しているので、1400mでも問題ないはず。

                                  

★トゥラヴェスーラ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーはある、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:距離適性。 悪材料:休み明け。

調教データ

今回:栗東坂路40.3-12.4,単走持ったまま、バランス良い。  

2021年京王杯SC:栗東坂路39.4-12.1,単走持ったまま、右傾でややバランス悪い。2着。  

2021年高松宮記念:栗東坂路38.5-12.1,単走持ったまま、バランス良い。4着。  

2020年セントウルS:栗東坂路38.8-12.0、単走持ったまま、バランス良い。6着。

内優位の馬場状態を生かして、上手く捌ければチャンスはあると思います。ただ休み明けが大きな不安材料で、どこまで仕上げてくるか。

                 

☆グレイイングリーン  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

調教データ

今回:栗東w38.0-12.1,単走強め、重苦しく反応が悪い。

調教が良く見えませんでした、前走の調教を確認していないので比較ができませんが、かなり重苦しく見えました。前走岩田望騎手で中段から差し切ってしまったので、前に行くことはないと思うので届くかどうか。お父さんのペースに翻弄されそうですね。

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