2021年京都牝馬S(阪神) 予想。ついでにフェブラリーSの予想も。


馬場状態ですが先週から今週の金曜までの馬場状態は上記のとおりです。含水率とクッション値は先週とほぼ一緒ですね、先週は古馬2勝クラス2000mで1:58.9が出ていますし、3歳未勝利戦マイルで上り3F33秒台が出ているので、引き続きやや高速くらいだと思います。

◎リリーバレロ

○アイラブテーラー

▲シャインガーネット               

△マリアズハート                  

★カリオストロ                  

☆ギルデッドミラー                 

馬連 ⑦⑧=①⑤⑦⑧⑫⑮ 9点

3連単 ⑦⑧ー⑤⑦⑧⑫ー①⑤⑦⑧⑫⑮ 24点

逃げるのはイベリス、2番手に内からカリオストロ、リリーバレロ、外からアマルフィコーストまでが先行勢。中段の前からアンリミット、ビッグクインバイオ、中段やや前からメイショウショウブ、中段にヤマカツマーメイド、メイショウケイメイ、シャインガーネット、ギルデットミラー。中段やや後ろからアフランシール、リバティハイツ、後方からマリアズハートとアイラブテーラーという並びを想定。

何が何でも行きたいタイプは居ません、直近で逃げた経験のある馬はイベリス、アンリミット、カリオストロですが、アンリミットは城戸騎手が消極的で、他に行く馬が居るとすぐに引いてしまいます。カリオストロは北村友騎手で先週逃げていますが、この馬は二の足が遅く1枠とは言え逃げるのは難しい。ということでイベリスが楽に先手を取れると思います。問題はイベリスのペースで、前走の阪神Cは平均バランスでL1失速なので、今回は先手を取った段階でペースをコントロールしてくるかもしれませんね。

リリーバレロは前走松山騎手と初コンビで先行押し切り、いいイメージを持っての継続騎乗なので同じように乗ってくると思います。アマルフィコーストはどこまで行く気を見せるか、スタートは良い方なのでポンと出れば先行出来ると思います。ビッグクインバイオは中段の前、今回は豊騎手なのですんなりとリリーバレロの後ろに付けそう、カリオストロは押して押して行けば2列目を確保できるでしょう。

中段からになりそうなのがシャインガーネット、メイショウショウブのスタート次第では中段の前を取れるかもしれませんね。リバティハイツは中段のやや後ろから、その後ろにブランノワールが付けるはず。後方からになるのはマリアズハートでこの馬はいつも通りですね、ただ近2走が内に詰まって脚を余す格好で凡走しているので、初手から外を意識した位置取りをするかもしれません。

問題になりそうなのが2頭居ますね、まずギルデッドミラーですがとにかく掛かる、今回で4走続けて外枠を引く運の悪さ、2走前の信越Sでは1400mで前半34.2でも掛かっていますから、余程前半が速くならないと、例えば33秒台前半とかにならないと掛かってしまうと思います。馬群の外になりそうで中段を狙うのか、思い切って最後方まで下げて馬群の後ろに入れるかも。もう1頭はアイラブテーラー、前走は大きく出遅れレースになりませんでした。隣の馬がゲート内で暴れたことが原因のようで、スタート再審査は無事クリアーしているので、大きな問題はないはず。両隣のリリーバレロとアンリミットはゲートで大人しいので、今回は大きく遅れることはないと思います。

4コーナーです、イベリスが中緩みを作ると思うので、馬群は凝縮したままL2を通過すると思います。隊列に大きな変化はないと思いますが、ギルデッドミラーがどこで仕掛けるか、ギルデッドミラーの仕掛け次第ではシャインガーネットが待たされるかも。外からアイラブテーラーが押し上げつつの捲り追い込みを狙う格好。マリアズハートはスムースに外を回せるかどうか。

直線L1標識付近です、トップスピードの質が問われる展開で、リリーバレロが抜け出しビッグクインバイオが続き、外からギルデッドミラーとシャインガーネット、大外からアイラブテーラーとスムースならマリアズハート。中緩みがない方が良いタイプはイベリス、メイショウショウブ、リバティハイツ、ヤマカツマーメイドなので、この4頭は展開が合わないのではないかと。

では1頭ずつ見ていきます。

◎リリーバレロ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険、初コース、初輸送。

調教データ

今回:美浦w40.2-13.2,単走持ったまま、バランス良い。

6歳になりますが大事に使われてきて今回が10戦目、前走はマイルでスローバランスを快勝、2走前の高尾特別が1400mで快勝、このレースは中緩みからの3F戦で差し切っているので、この馬は展開の幅が広いんですよね。なので先行出来る松山騎手は手が合うと思います。

○アイラブテーラー  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:厩舎不安。

調教データ

今回:栗東w38.5-12.1,単走やや強め、バランスは良い。

阪神1400mは1,2勝クラスを連勝した相性の良いコース、前走はゲートで隣の馬が暴れた影響で大きく出遅れレースになりませんでしたが、今回は両隣の馬が大人しい馬なので大丈夫なはずです。京阪杯で2着したように大きく遅れなければ纏めて面倒を見るだけの末脚を持っているので、2走前のように岩田騎手が内へ行かなければチャンスはあるはず。

▲シャインガーネット  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。・トップスピードの質はやや低い、持続力はまぁまぁ。好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

調教データ

今回:美浦坂路36.4-12.2,単走持ったまま、直線入り口でバランス崩すが、その後はバランス良い。

NHKマイルC:美浦w39.6-13.0、持ったまま2馬身遅れ、バランスはまぁまぁだがかなり嫌がっている。6着

この馬は1400mベストで、マイルはハッキリ1F長いと思います。赤松賞を勝っていますが前半が遅かったので持っただけで、本質的には1400のスペシャリストでないかと。適性の幅は広いと思うのですが、トップスピードの質は高くないので差し切れるかどうかですね。

               

△マリアズハート  ・心肺機能はやや低い、パワーは有る、瞬発力は低い。・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:距離適性、初距離。

調教データ

今回:美浦坂路39.3-13.1,単走持ったまま、バランス良い。

非ノーザンF生産馬ですがなぜか休み明けの方が良いタイプで、今回は半年ぶりで休養十分。近2走が内に詰まって凡走しているので、外目の枠が欲しかったのですが、この枠で上手く外に出せるかどうか。

                  

★カリオストロ  ・心肺機能は高く、パワーは有る、瞬発力はやや低い。・トップスピードの質は低い、持続力はまぁまぁ。好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

調教データ

今回:栗東w38.3-13.0,単走強め、バランスは良い。 

中緩みの無い展開を先行した時に好走するタイプで、それが橘Sと信越Sでした。信越Sは51㎏の軽ハンデだったので、重賞で通用するかどうかが不安材料ですね。

                 

☆ギルデッドミラー  ・心肺機能は高く、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質はやや低く、持続力はやや高い。好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

調教データ

今回:栗東坂路38.4-12.5,単走持ったまま、バランス良い。

NHKマイルC:栗東坂路38.7-12.1、単走持ったまま、バランス良い。3着

この馬は折合いだけ、NHKマイルCで3着した時が内目の枠で、道中は最内で我慢我慢、直線前が空いてから伸びての3着だったので、この枠は大きな不安材料ですね。馬具を工夫してくると思うので、それが効果を発揮したら好走できそう。

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フェブラリーS 予想。

◎レッドルゼル

○サンライズノヴァ

▲ワンダ―リーデル

△ソリストサンダー

★エアスピネル

☆オーベルニュ

Xカフェファラオ

馬連 ⑨⑯=③⑦⑨⑩⑬⑭⑯ 11点

3連単 ⑨⑯ー⑦⑨⑬⑯ー③⑦⑨⑩⑬⑭⑯ 30点

京都牝馬Sの回顧は日曜の夜にアップする予定です。