2022年クイーンS　予想。格の違いで押し切れるか。

土曜日の馬場情報　良馬場　　Aコース

＜1週使用しましたが、大きな傷みも無く、引き続き概ね良好な状態です。＞

土曜日は良馬場でした、11RのSTV賞では走破時計1:47.5、このレースは前半3Fまでがスローで、そこからロンスパになりL1が12.0でした。なので先行した組が苦しくなったところで、差・追込勢が4コーナーで中目を回して伸びる消耗戦、上がり３F最速はモリノカンナチャンで33.7でしたが、道中後方からだったこともあり届かず。4コーナーで外を回したクライミングリリーは、勝ち馬に並びましたが残り100mで減速率が大きくなったので、極端に外を回すと良くないかもしれませんね。

８Rの1勝クラスではスローからの3F戦で、L3から11.4-11.5-11.8なので、前半がスローだとある程度のトップスピードの質が求められるし、内をスムースに回した中段よりも前の馬で決まったので、基本的には内・前優位だと思います。

◎ウォーターナビレラ 

○フェアリーポルカ

▲ファーストフォリオ　　　　　　　　　　　　　　    

△ホウオウピースフル     　　　　　  　　　　　　　　　 

★メイショウミモザ                          　　　　　    

☆テルツェット                                    

※ローザノワール                                        

馬連　⑩＝①②③⑥⑦⑨ 6点　　              　　　　　   

3連複 ⑩＝①②③⑥⑦⑨＝①②③⑥⑦⑨　15点

逃げるのはローノワール、2番手にウォーターナビレラ、中段の前からホウオウピースフル、ラヴユーライヴ。中段のやや前からサトノセシル、フェアリーポルカ、中段からメイショウミモザ、ゴルトベルク。中段のやや後ろからテルツェット、フィオリキアリ、中段の後ろからマジックキャッスル、ファーストフォリオ。後方からルビーカサブランカ、スライリーという並びを想定。

逃げるのはローザノワール、前走のヴィクトリアMで逃げて4着に好走したし、他に何が何でも行きたい馬も居ないので、スタートで遅れなければすんなりこの馬が逃げると思います。2番手にウォーターナビレラ、オークスこそスタート前に待たされてしまい、行き脚が付かずに前に行きませんでしたが、桜花賞では2番手で実質的にレースをコントロールしていました。スタートも速いのでラヴユーライヴの前に出られれば、豊騎手がローザノワールのペースをコントロールする感じになりそう。

中段の前からラヴユーライヴ、条件戦ですが支笏湖特別で逃げ切っているし、後ろからだと愛知杯でボロ負けしているので、前目に付けるとは思いすが。ホウオウピースフルも前走中段辺りから進めて1着、横山武騎手に乗り替りですが、下げることはないと思います。フェアリーポルカは吉田隼騎手へ乗り替わり、前走は重馬場で2000mだったので結果度外視で同じように乗ってくると思います。メイショウミモザは阪神牝馬Sでは中段から1着、ヴィクトリアMでは出して行く素振りも見せずに後方から凡走、今回はある程度ポジションを取ってくると思いますが。

テルツェットはいつも通り後ろからになると思いますが、内枠なのでリカバリーしやすく中段のやや後ろ辺り。後ろからになりそうなのはマジックキャッスル、ファーストフォリオ。スライリーはスタートが不安ですが出れば中段辺りもあると思います、ただ掛かりやすいので馬の後ろに入れるためにも、一旦下げて後方からになるかも。

4コーナーです、ローザノワールが先頭、ウォーターナビレラが2番手で、この辺りで先頭に並びかけそうですね。フェアリーポルカが中目から1列上がって、ファーストフォリオが外から上がり、その後ろからスライリー、マジックキャッスル。テルツェットは内からコースを探しながらでしょうか。

直線L1標識付近です、ウォーターナビレラが抜け出し、フェアリーポルカがローザノワールに並びかけます。内からホウオウピースフルがL1でラップが落ちたところで伸びてくる感じ、同じくメイショウミモザは中目から、外から距離ロスを克服できればファーストフォリオ。マジックキャッスルは後ろから届くかどうか、テルツェットは内目からコースが空くかどうかですね。馬場状態を考えても後ろからだと届かない可能性が高く、中段よりも前に居ないと勝負にならないかも。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ウォーターナビレラ　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料：斤量。　悪材料：休み明け。

桜花賞2着で斤量52㎏、前に行ける脚質なので取りこぼす可能性は低いと思います。若干不安なのは休み明けですね、牧場からの直接入厩なので、どこまで仕上がっているか。調教のタイムはL1で11秒台を馬なりで出していたので、問題はないと思いますが。

○フェアリーポルカ　　・心肺機能まぁまぁ、パワーは高い、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：距離適性。　悪材料：斤量。

前走は重馬場で2000m、この馬は1800mがベストだと思うので、良馬場である程度流れてくれればチャンスはあると思います。吉田隼騎手へ乗り替りですが、後ろからにはならないと思うので、ウォーターナビレラをマークする感じで乗ってくれれば。

▲ファーストフォリオ　　・心肺機能は低く、パワーある、瞬発力は高い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料：コース適性。　悪材料：初距離、クラス負けの危険。

1200～1400mを使ってきましたが、短距離では追走に苦労していて距離延長は好材料です。血統的にもお母さんシーザリオで距離は合うと思います。騎手が不安ですが条件が大きく変わっての一発に期待。

△ホウオウピースフル 　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料：距離適性。　悪材料：特になし。

前走の巴賞を勝ち切って重賞に挑戦してきました。横山武騎手への乗り替りは問題なし、札幌へコース替りしてスピードが求められると苦戦するかも。

★メイショウミモザ　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料：・・・。　悪材料：騎手不安。

前走のヴィクトリアMでは初輸送の影響で、スタートから出して行かずに凡走。今回は滞在競馬ですからもういい訳出来ません。ある程度のポジションを取ればチャンスはあるはずで、直線でコースが空けば。

☆テルツェット　　・心肺機能はまぁまぁ、パワー有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。　・スタートが良くない。

好材料：距離適性。　悪材料：特になし。

昨年の勝ち馬ですが函館でした、札幌に戻って速い上がりを求められると届かない可能性があります。池添騎手になったからと言ってスタートが改善する可能性は低く、豊騎手にペースをコントロールされると、道中押し上げるタイミングもないはず。前で上がり34秒台を使われると届かず凡走の危険もありますが、逆に消耗戦になればバテ差しが効くと思います。

※ローザノワール　　・心肺機能はやや低く、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質は低く、持続力はまぁまぁ。

好材料：距離適性。　悪材料：洋芝適性。

前に居るので残る可能性はあります、ただ2か月半の間隔と洋芝適性を考えると押さえ迄。