2020年富士S 予想。マイルで覚醒しなイカ? 買い目を追記しました。

※馬場状態が予測不能なため、買い目は土曜日の15時頃に追記します。

金曜日の馬場情報 良馬場

含水率 ゴール前14.0% 4コーナー13.8% (8:30)

クッション値 9.0 標準 (9:00)

馬場状態ですが金曜の朝は上記のような数値でしたが、稍重に悪化しています。金曜は夕方まで降っていたので、重馬場まで悪化したはずですが、夜からは晴れているし明日も晴れ予報なので土曜の馬場予想は、稍重から標準的な良馬場まで幅を持たせた方が良いと思います。2週続けて雨の開催だったので、2コーナーから4コーナーの内側2頭分くらいはかなり荒れています。距離ロスを嫌って最内を進むか、距離ロス覚悟で2,3頭分空けた方が良いのか、騎手の判断力が問われますね。9RはアイビーSで2歳の少頭数のレースなので、あまり参考にならないと思います。8Rの2勝クラス1400mの走破時計は注目ですね。

◎ワーケア

○サトノアーサー

▲シーズンズギフト

△ヴァンドギャルド 

★スマイルカナ                                  

☆タイセイビジョン                 

Xラウダシオン

買い目は土曜日15時頃、概要欄に書き込みます。

馬連 ④⑫=②④⑤⑦⑧⑪⑫ 11点

3連単 ⑫-④⑤⑦⑧-②④⑤⑦⑧⑪ 20点

逃げるのはスマイルカナ、2番手にラウダシオン、モズダディーまでが先行勢。中段やや前からサトノアーサー、タイセイビジョン。中段からシーズンズギフトとワ―ケア。中段の後ろからレイエンダ、ペルシアンナイト、ケイアイノーテック。後方からヴァンドギャルド、ブラックバゴという並びを想定。

馬場状態次第ですが稍重表記の場合は、馬場状態以上に騎手の意識の問題で、ペースが落ちる可能性が非常に高く、これは府中ではよく見られる光景ですね。8,9Rでどこまで馬場を掴めるか、ここが大きなポイントですが、逃げる可能性が高いのがよりにもよって柴田大騎手、馬場状態を正確に読める騎手ではありませんし、ペース認識の悪さも嫌という程見せているので、他に逃げ馬が居ないマイル戦は大きな不安ですね。

モズダディーは米子Sでスマイルカナに先んじて逃げましたが、3コーナー手前であっさり捲られてスピードの違いを見せつけられています。好調な内田騎手なのでこの情報は持っていると思うので、競り合うことはなく控えて2,3番手でしょうね。スマイルカナのペース次第では離れた2番手という可能性は十分あるし、ラウダシオンを行かせて3番手も考えられると思います。ラウダシオンが外枠なのでどこまで行くか、ミルコはスタートが悪いこともあるので、休み明けも含めてポジション取れるかどうか。

サトノアーサーは前走出遅れましたが、普段はスタート出る方なので普通にスタートを切れば中段の前、タイセイビジョンも休み明けを苦にすることはなく、スタートも良いのでこの辺りでしょうね。シーズンズギフトは横山典騎手なので、フラワーCので乗っていますね。この時はかなり掛かっていて1コーナーでは大きく外を回していました、ニュージーランドTでも掛かってたので、横山典騎手も出しては行かないと思います。上手く折り合いが付けば。ワ―ケアも中段からで折り合いは不安がないので、馬群の外でいつでもスパートできるポジション。ヴァンドギャルドがスタートを決められるかどうか。

3コーナーです、スマイルカナのペース次第でここで馬群が詰まるか、縦長で直線に入るかですね。ヴァンドギャルドが後方からなら、この辺りでジワっとポジションを上げて、馬場の良い外を確保。ラウダシオンがミルコなので、スパートのタイミングが不安ですね、スマイルカナを泳がせすぎると捕まえられませんし、早目に掴まえに行くと後ろの格好の目標にされますからね。

直線L2標識付近です、スマイルカナが適したペースで逃げていれば、ラウダシオンとは3馬身程リードを取っているはず、ラウダシオン自体はキレッキレのトップスピードの質を持っているわけではないので、この辺りからスパートしてもトップスピードの質で見劣りそう。ワ―ケアがマイルで新味を見せれば、2019年アイビーSで見せた末脚を繰り出せるはず。

タイセイビジョンがモズダディーを交わしてから伸びて、シーズンズギフトがこれに追走。外からはペルシアンナイト、ケイアイノーテック、ヴァンドギャルドがスムースに加速体勢。馬場は外の方が良いと思います。

直線L1標識付近です、スマイルカナがどこまで粘れるか、サトノアーサーはマイルではバテないはずですが、トップスピードの質は高くはないのでジリジリまで。ワ―ケアが差し切れるかどうかですが、府中マイルにおいてハーツクライ産駒は、ディープインパクト産駒以上に成績が良いので、嵌れば差し切りまで期待できそう。外からではペルシアンナイトが2カ月の間隔空けで、ピリッとしないはず。ケイアイノーテックはこの辺りからスピードが鈍ると見ています。ヴァンドギャルドが外からどこまで伸びるか、この馬は母系にサドラーズウェルズが居るので、道悪も苦にしないと思います。あとはシーズンズギフトが道中折り合いがついて、ギリギリまで溜めればエピファネイアの血が覚醒して、弾けるような末脚を繰り出してくるかも。

では1頭づつ見て行きます。

◎ワーケア ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は高い。・トップスピードの質は高く、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。美浦坂路39.1-12.8、単走持ったまま、バランス良い。

前走は休み明けで2000mの初古馬重賞、L1標識付近までは手応えが良くここからというところで失速、距離適性が出た感じだったので、マイルへの短縮は好材料になる可能性がある。ルメール騎手の継続騎乗ももちろんプラスだし、府中マイル重賞ではディープ産駒以上に成績が良いので、ここは1着まで期待して◎にしました。

○サトノアーサー ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:スタート不安。栗東坂路38.5-12.9、単走持ったまま、バランス良い。

前走の関屋記念ではスタートで遅れて後方から、直線までじっと我慢して外から差し切りと、戸崎騎手の落ち着いた騎乗が光りました。継続騎乗なので当然好材料ですし、本来はスタートが良い方なので中段の前辺りに付けられれば、良馬場でも持続力を生かせるはず。関屋記念で2着に下したトロワゼトワルがスマイルカナを2着に下しているので、スマイルカナよりも上の評価で良いと思います。

▲シーズンズギフト ・心肺機能はやや低く、パワーは有る、瞬発力は不明。・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。美浦坂路38.2-12.8、単走持ったまま、バランス良い。

前走紫苑Sは外枠からでしたが、いつもよりは掛かる感じはなかったですね。一夏超えて精神的に大人になって落ち着きが出たのか、ルメール騎手だからなのかは分かりませんが、この馬はエピファネイア産駒なので、デアリングタクトやムジカがそうであるように溜めて溜めて爆発させる方が良いはず、もちろんスムースなコース取りが大前提ですが、そこは好調な横山典騎手なので心配ないでしょう。兎にも角にも前半の折り合い次第ですね。

△ヴァンドギャルド ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:スタート不安。栗東w37.32.、持ったまま3馬身先着、バランス良い。

福永騎手へ乗り替りですが、このコンビは東京新聞杯でスタートで遅れてしまい6着でした。ただ0.2秒差だったので、前半リカバリーせずに後方から末脚勝負にもっていけば、もっと着順は良かったかもしれませんね。福永騎手がその辺りをどう考えるか、ここがポイントですが馬場次第では無理にリカバリーしないで、直線馬場の良い外から末脚に賭けると思います。社台Fの馬なので休み明けでどこまで走れるか未知数ですが、能力全開ならチャンスはあると思います。

 

★スマイルカナ ・心肺機能まぁまぁ、パワーは高い、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質は低く、持続力は高い。好材料:距離適性、休み明け2走目。 悪材料:騎手不安。美浦w39.4-12.3、単走持ったまま、バランス良い。 

能力は高い馬で、桜花賞だけでなく古馬戦の米子S、京成杯AHでも高い能力を見せています。最大の問題は人の方で、まず鞍上の柴田大騎手はデビュー25年目で重賞10勝、厄介な馬場状態になりそうで逃げ馬に乗るとなると、レースを作るのは柴田大騎手ですから、大きな不安材料になります。さらに厩舎は高橋祥厩舎で開業38年目で重賞8勝という体たらく。GⅠはタイキフォーチュンで勝っているが、ジャパンCを使って6着、その後有馬記念で凡走だがここまでは3歳なのでまぁ良い。古馬になって2番人気の安田記念を11着に大敗させるわ、休み明けぶっつけのマイルCSでは競走中止。ここまでもまぁ良い、何をトチ狂ったか中1週でジャパンCに出走させるなど、ここまで来たらもうめちゃくちゃ。結局このジャパンCがタイキフォーチュンの引退レースになってしまったとさ。この騎手と厩舎ではどこかでやらかす可能性がプンプンする、それが今回なのかそれとも次走以降なのかはわからないが、軸には絶対に出来ない、これだけは確か。

                                 

☆タイセイビジョン ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。・トップスピードの質は高く、持続力も高い。好材料:コース適性。 悪材料:特になし。栗東坂路38.6-13.0、単走やや強め、バランスは良いが重苦しい。

ノーザンF生産馬なので休み明けは苦にしませんね、京王杯2歳Sを勝っているし、アーリントンCでも勝っているのでフレッシュな方が良いかも。NHKマイルCがピリッとしなかったので、この世代の中でも高い評価はしにくい。斤量は軽いのでそれを生かせれば・・・、マイルよりも1400mの方が合っている感じもするので、この評価まで。

                 

Xラウダシオン ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は低い。・トップスピードの質は不明、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:初古馬戦、休み明け。栗東w40.1-12.3、単走持ったまま、バランス良い。

この馬は社台Fの生産で休み明けは不安材料、ミルコも不調だしNHKマイルCを勝っているが、この時に下した馬が古馬混合戦でボロ負けしているので、このクラスで勝負できるかどうか大きな不安材料。

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