2022年エプソムC　予想。稍重位に落ち着きそう。

土曜日の馬場情報　良馬場　　Cコース

＜コース全周の内柵沿いに傷みがあります。＞

土曜日は良馬場でした、8Rの1勝クラス2000mで1:58.9、クラスを考えればなかなか良いタイムが出ています。土曜日の時点ではやや高速馬場と見て良いと思います。問題は明日です、土曜日の夜から日曜日の朝まで雨の予報。更に日曜日のお昼くらいから雨が降るようでレース時間まで雨マークです。雨量はさほど多くないようですが、土曜日の夜から15～25㎜位と予想しています、なので稍重位から悪くなれば重馬場という感じですね。府中は稍重位なら走破時計で1分46秒台に入る可能性もあるし、上がり3Fも33秒台が出るので、稍重と重馬場でかなり傾向が変わります。雨雲レーダーの予測を見ると、雨が降るのは早朝までのようなので、稍重で予想を進めて行きます。

◎ザダル 

○ダーリントンホールヤ

▲ジャスティンカフェ　　　　　　　　　　　　　　    

△マニンサンパ     　　　　　  　　　　　　　　　 　　　

★タイムトゥヘヴン                          　　　　　    

☆ノースブリッジ                                        

馬連　⑤⑫＝②④⑤⑥⑪⑫ 9点　　              　　　　　  

3連複 ⑤⑫＝②④⑤⑥⑪⑫＝②④⑤⑥⑪⑫　16点　　 　　　  

3連単 ⑤⑪⑫BOX　6点

逃げるのはトーラスジェミニ、2番手にノースブリッジ、トーセングラン。中段の前からコルデジア、中段のやや前からダーリントンホール、中段からヤマニンサンパ。中段のやや後ろからガロアクリーク、ザダル、中段の後ろからシャドウディーヴァ、ハッピーアワー。後方からタイムトゥヘヴン、ジャスティンカフェという並びを想定。

トーラスジェミニが逃げると思いますが、ハイペースになるかどうかは分かりませんね。稍重位になると騎手もビビッてペースを落とすことがあるし、トーラスジェミニも単騎で行けるなら東京新聞杯のように平均くらい、ややスローバランスもあると思います。ノースブリッジも逃げても良い馬ですが、トーラスジェミニと逃げ争いはしないはずで、2番手で折り合い重視だと思います。この馬は掛かることがあるので前に馬を置けることは、岩田康騎手としても悪い手ではないはず。その外にトーセングランですね。

中段勢は先行勢から2馬身位空くかもしれません、コルデジアが中段の前、その後ろからダーリントンホールですね。ダーリントンホールは共同通信杯でルメール騎手が乗っていて1着、その時は先行していたので同じように乗ってくると思います。ヤマニンサンパが中段から、川田騎手の継続騎乗ですから前走のように乗ってくると思います。ザダルはレーン騎手に乗り替わり、レーン騎手はある程度ポジションを取って来るタイプですから、最後方ということはなく中段のやや後ろ辺りではないかと思います。ジャスティンカフェは横山典騎手の継続騎乗なので、こちらは後ろからだと思います。

4コーナーです、トーラスジェミニが先頭で隊列に大きな変化はないと思います。ジャスティンカフェがジワっと外に出して、タイムトゥヘヴンがそれに続く感じですね。中緩みがあれば隊列が凝縮すると思います。

直線L2標識付近です、この辺りまではトーラスジェミニが先頭でノースブリッジが並びかける感じ。外からダーリントンホールが進出開始、トーセングランはこの辺りから苦しくなりそう。コルデジアは休みが長いのでどうでしょうか。ヤマニンサンパはダーリントンホールの後ろからスムース、その後ろからザダルが虎視眈々という感じ。ジャスティンカフェは大外からスムース、その後ろからタイムトゥヘヴンですね。ガロアクリークは左回りではバランスが良くないので、この辺りで伸びあぐねそう。

直線L1標識付近です、ダーリントンホールが先頭に立ち、ヤマニンサンパが追走。外からザダルがスムースに上がってきて、ジャスティンカフェがそれに続く感じ。タイムトゥヘヴンは更に後ろからになりそうですね。L1標識からダーリントンホールが粘り込みを図り、ザダルとジャスティンカフェが伸びて差し切り狙いですね。ヤマニンサンパはトップスピードの質で若干見劣りそうで、タイムトゥヘヴンは届かない可能性が高いと思います。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ザダル　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは高い、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：特になし。

昨年の勝ち馬でコース適性は最高ですね、今回は58㎏になりますが2走前の京都金杯を57.5㎏で勝ち切っているので、大きな不安はないと思います。前走は田辺騎手が直線で馬群に突っ込む謎騎乗だったので、レーン騎手へ乗り替りは大きな好材料です。レーン騎手ならある程度のポジションを取ると思うので、最後方から届かずという心配は少なく、ジャスティンカフェよりも先に仕掛けて押し切りを期待ですね。

○ダーリントンホール　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーはまぁまぁ、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料：コース適性。　悪材料：特になし。

共同通信杯を勝っているのでコース適性は良いですね、今回はその時のルメール騎手で同じように前目に付けると思います。前走は横山武騎手が差しに回りました、ハイペースだったので悪い騎乗ではないのですが、前に行っても問題はなかったはずだし、差しに回って良さが出る程のトップスピードの質は持っていないので、下げてしまうと危ないですね。

▲ジャスティンカフェ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。　　

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：特になし。

前走の湘南Sで上り32.9を出して圧勝しました、2走前から横山典騎手に乗り替わって末脚を生かして連勝中、特に小豆島特別では平均バランスを差し切っているので、流れても対応できますね。最後方からだと思うので、前に居るザダルを差せるかどうかが課題ですが、2㎏貰っているので勝ち切ってもらわないと今後が不安になります。

△ヤマニンサンパ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。　

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料：距離適性。　悪材料：クラス負けの危険、輸送。

重馬場まで悪化すればチャンスは広がると思いますが、この馬のトップスピードの質だとザダルやジャスティンカフェには若干見劣る感じ。L1までトップスピードを持続するタイプなので、流れた方が良いはずですが、稍重だとスローからの3F戦になりそうで、スピード負けの危険が出てきますね。大きな不安は輸送で、新潟までは輸送していますが、府中は初めてなので体調万全で出走できるかどうか。

★タイムトゥヘヴン　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料：コース適性。　悪材料：使い詰め。

京王杯SCで3着に突っ込んできたのでコース適性は良いですね、元々NHKマイルCでも不利がなければ好走していたはずで、直線がスムースな方が良いタイプ。1800mは若干長いかもしれませんが、これはやってみないと分かりませんね。大きな不安は疲労で、休み明け4走目になるので体調は不安材料。キャピタルSが休み明け3走目で凡走したので、そろそろ危ないかも。

☆ノースブリッジ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険。

前走のアメジストSが3勝クラスですが2000mで稍重、これを快勝しているので条件は良いと思います。ただ上がり3F34.8なので、このクラスではやや苦しい感じ。重馬場まで悪化した時に前残りのチャンスが出て来ると思います。