2019年フラワーC 回顧。

走破時計1:47.4 前半800m通過48.7 上り3F34.9

馬場状態は良馬場でこのタイムなので標準的な馬場ですね、3,4コーナーの内は芝が剥げていますが特に影響はなさそうですね。

上のグラフはラップタイムをグラフにしたものです、レース映像と見比べると面白いと思います。ラップタイムがマイナスになっているのはグラフ製作上の都合ですのでお気になさらずに。クリックで大きくなります。

グラフを見ていただいた通りのスローバランスで、L2最速戦になっていますね。コントラチェックにはあまりに恵まれたラップで評価のしようが・・・。向う正面でジョディ―に対して1秒のリードを貰っていましたからね~、L2でしっかり出し抜いてL1では抑える余裕もあったので恵まれたとはいえ力は見せました。ジョディ―以下が動き出しのタイミングを逸したので、中段からの馬は評価が難しくなりました。

逃げたのはコントラチェックでした、スタート抜群で二の足で勝負を付けた感じでしたね。コントラチェックの好スタートに怯んだのかジョディ―は2番手に控えました、内からエフティイーリス、ランブリングアレーが第2先行。メイン集団はミモザイエロー、エールヴォア、メイショウハナグシ、マルーンベルズ、レオンドール、内からシャドウディーヴァがここ、ルタンブルまでが中段。後方からフラル、アイリスフィールという並びでした。

コントラチェックが楽に逃げているにもかかわらず、ジョディ―は1秒程リードを献上、更にメイン集団は1秒程後ろと前半で勝負が決まってしまった感じ。道中も速過ぎず遅過ぎないペースで逃げているので、後続は動きにくいペースなんですよね。丸山騎手がコントロールしているというより、本人が言っていたようにただ乗っていただけでこのペース、馬がペース配分を理解しているかのようでした。

4コーナーでコントラチェックが出し抜き、ランブリングアレーがジョディ―の外から動いて、中段グループで動き出しが速かったのはエールヴォア、ランブリングアレーを目標に伸びてきましたが、トップスピードはイマイチでした。シャドウディーヴァは内からでしたがL3で待たされた分スピードが乗りませんした。

では1頭ずつ見ていきます。

1着はコントラチェック、スタートで勝負あったという感じで抜群のスタート決めて、ジョディ―が後ろをけん制するような感じでしたからね~。前走はハイペースバランスで1着でしたが、今回はスローバランスでL2最速戦で圧勝とレースの幅が広がりました。L2は11.2なので馬場を考えてもいい加速力ですね。トップスピードの質は低いのでL2までにリードを築く展開が理想ですね。

2着がエールヴォア、このトップスピードだと展開的に届きませんね。瞬発力も高くないので前走のように逃げるか、ハイペースを先行した方が良いと思います。未勝利戦ではL4の途中から捲って圧勝している、坂の有る阪神でL1が11.8ですからパワーもありますね、持続力勝負の展開なら期待できそう。

3着はランブリングアレー、初輸送を上手くクリアーできたようですね、休み明けの分だけ差された印象で今後変わっていきそうです。白菊賞で負けた相手がラブズオンリーユーですからね~。今回は展開も合わなかったし休み明けもあったし、3着でも好走と言っていいと思いますね。

4着がシャドウディーヴァ、瞬発力がない感じで仕掛け遅れがモロに響きましたね。Ⅼ3でミモザイエローに進路をふさがれた感じになったので、その分だけ待たされてしまいました。ハーツ産駒らしく、長くいい脚を使うが瞬発力が低いという評価でいいと思います。外枠の方が良いですね。

5着にジョディ―、Ⅼ1の標識までは2番手を死守していますから、距離が長かったのではないでしょうか。サフラン賞が稍重で4着、新潟2歳Sも稍重で4着、稍重を走るのが苦手というより、稍重になって距離以上に消耗してしまい最後に垂れている印象ですね。今回も1800でL1を顕著に落としているので、良馬場のマイルがベストかもしれませんね。

6着にアイリスフィール、スタートで少し躓いたようになって最後方からになってしまいました、この展開で最後方では勝負になりませんね。向う正面で捲るタイミングもなかったのでL3から動きましたが、上がり最速でも届かず離れた6着でした。トップスピードの質も今のところはそこまで高くない、瞬発力も見せていないので、新馬戦のように先行して押し切る競馬が合っていると思います。

馬券の方は縦目で撃沈、3歳戦の難しさを痛感していますよ~。もうね中京もそうですが1~5番人気のボックス買ってた方が良いじゃん、予想なんか要らないじゃんと思える結果で泣きそうですわ。

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