2023年阪急杯　全頭評価。その5。

持続力型。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

（ペース）

（スローバランス）

（バランス）

（平均バランス）

パラダイスS

（平均バランス）

（平均バランス）

ユートピアSではスローからの5F戦を中段のやや前から、L3の10.9では差を詰めていないし、L2の11.4でもジワっとまで。L1で差し切っているのでトップスピードの質はまぁまぁで、持続力の高さを見せた。2022年愛知杯では外枠からスタート良く中段の前から、終始スムースだったが直線L２区間で、外からデゼルにはっきり見劣り凡走。L1でも減速率が大きかったので1F長かった可能性がある。

2022年六甲Sではスタートでやや遅れ中段のやや後ろから、平均バランスで3F戦だがL1が12.0迄落ちているので、5着まで持ってこれた感じ。L2の11.2では差を詰めていないので、トップスピードの質で見劣っている。2022年阪神牝馬Sでは内・前優位の馬場で、3，4コーナー中目を回してしまい伸びずに凡走。同じように中目を回したムジカに後ろから差されているので、トップスピードの質で見劣り。

2022年パラダイスSではスタートやや早かったが下げて中段のやや後ろから、平均バランスだが中緩みがない消耗戦で、L3最速10.9には追走まで、L1の12.1でグーンと差を詰めているので、トップスピードの質ではなく持続力で伸びてきた。2022年信越Sではスタートやや遅く後方から、ハイペースバランスで消耗戦になったが届かず、トップスピードの質が足りなかった。

2022年オーロCではスタートやや早かったが下げてしまい後方から、平均バランスだが中緩みがありレースの上りが34.2なので、この馬のトップスピードの質では届かなかった。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

（ペース）

(馬場状態)

（ハイペース

バランス）

～道中

コーナー

（平均

バランス）

～道中

コーナー

（平均バランス）

～道中

コーナー

2022年安土城Sではスタートやや遅く、リカバリーして中段から。3，4コーナー最内をスムースに回して、直線スムースだったが3着までで、トップスピードの質よりも持続力で粘った感じ。2022年朱鷺Sではスタートやや遅く後方ポツンから、直線だけで差し切ったがL1が12.4なので、キレッキレのトップスピードの質は持っていないが、持続力の高さを見せた。

2022年スワンSではスタート遅く後方から、3コーナーで中目に切り込み馬場の良い所を通し、直線スムースに伸びて3着。トップスピードの質と持続力を見せた。2022年阪神Cでは後方から、4コーナーで最内から差を詰めて直線で詰まってしまい凡走、詰まるまでの勢いは頭まである感じだったので、このクラスでも目途は立っている。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

2022年北九州短距離Sでは中段から届かず、馬場の悪い部分を走ったし初手の段階で後ろ過ぎ。2022年オーシャンSでは中段の後ろからになり凡走、トップスピードの質で見劣り。2022年CBC賞ではハイペースバランスを中段のやや後ろから、3，4コーナーで最内を回して前との差を詰めたが、直線はトップスピードの質で見劣り、後ろから3㎏貰っていたタイセイビジョンに並ぶ間もなく交わされている。

2022年ラピスラズリSではスタート五分に出て中段のやや前から、直線は詰ってしまったので凡走。2022年タンザナイトSではスタートやや遅く中段の後ろから、直線全く伸びずに凡走、この時は中1週で肉体的にも精神的にも走れる状態ではなかった。2023年北九州短距離Sではスタート五分から中段、直線スムースだったが伸びなかったが0.2差なので悪くはない。稍重が良くない可能性がある。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

新春Sではスタートやや早く中段から、2F目の10.6でややポジションを上げているので、ここで足を使ってしまっている。直線は全く伸びずに凡走。トリトンSではスタート五分に出て中段の前から、直線スムースだったが伸びなかったので、心肺機能はまぁまぁまで。武庫川Sではスタート早く先頭から譲って2番手、直線L2で突き放され後ろから差されているのでトップスピードの質で見劣り。L1では粘っているのでマイルは守備範囲だし、持続力とパワーの高さを見せた。