2023年阪神大賞典 全頭評価。その3。

下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

シロニイ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

レース名 着順 内容
2020年六社S 2着 稍重でハイペースバランスを離れた追走集団の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。自身スローバランスだったはずで、L4から11秒台に入った感じなので持続力は見せた。
2020年西宮S 9着 スローバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。3,4コーナーでも押して押してズブさを見せたし、L2の11.0には追走一杯でトップスピードの質が低いことを見せた。
2020年グレイトフルS 4着 スローバランスをやや離れた2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに4着。3コーナー入り口では前に追いついていて、L2最速戦で0.7の加速に反応できずに出し抜かれているので、瞬発力の低さを見せた。
2021年迎春S 11着 スローバランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。スタートで寄られて後方になったし、前半13秒台の時に動かなかったので、トップスピードの質で見劣った。
2021年松籟S 4着 平均バランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに4着。中盤で大きく緩んでロンスパになったが、L2の0.5の加速に対応できず、坂上で後ろから差されてしまった。
2021年阪神大賞典 4着 重馬場でややスローバランスを2番手先行から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びなかった。
2021年天皇賞(春) 16着 ハイペースバランスを3,4番手先行から、3,4コーナー内目を回して4コーナーで一杯になり凡走。
2021年宝塚記念 13着 スローバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2022年万葉S 6着 ややスローバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが6着まで。L1で見劣って差されている。
2022年松籟S 9着 スローバランスを中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2022年阪神大賞典 8着 スローバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して4コーナーで一杯になり凡走。
2022年尼崎S 5着 スローバランスをスタートやや早く逃げ体勢、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが粘れず凡走。
2022年グレイトフルS 12着 平均バランスをスタート五分に出てバラケタ中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年万葉S 3着 平均バランスをスタート五分に出て2,3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
2023年松籟S 10着 スローバランスをスタートやや早くバラケタ中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2020年六社Sでは稍重でトップスピードの質を問われず、先行出来たことで持続力が活きた。2020年西宮Sと2021年迎春Sではトップスピードの質で見劣り、中段から差しに回ってしまうと勝負にならないことを見せた。瞬発力の低さを見せたのが2020年グレイトフルSと2021年松籟SでL2で加速を強いられると対応できない。2021年阪神大賞典で長距離適性を見せた、ただしこの時は内よりも外の方が馬場が良かったので、終始内を回してしまった分だけ伸びなかった。

2021年天皇賞(春)では先行して4コーナーで一杯、クラス負けもあるが、前半が速過ぎて心肺機能が足りなくなった感じ。2021年宝塚記念ではスローバランスを中段からで4F戦になり凡走、L4から11.5に入って息切れしてしまったのでAT値の低さを見せた。2022年万葉Sではややスローバランスを2番手先行、4コーナーで先頭に立ち直線スムースだったがⅬ1で差されている。5F戦なので持続力で若干見劣った感じ。

2022年松籟SではL3から11.4-11.5と速いラップを求められれて対応できず、トップスピードの質で見劣り。2022年阪神大賞典ではスローからの5F戦で4コーナーで一杯、速いラップを連発出来なくなっている。2022年尼崎Sでは逃げて凡走、スローからの4F戦に持ち込んで、L3から11.1‐11.1は自身のラップだが、L2で一気に差を詰められてしまったのでトップスピードの質で見劣り。

2022年グレイトフルSではスタート五分に出て中段から、平均バランスでL5が11.2になり、ここで足を使ってしまった感じで、スムースだったが伸びずに凡走。2023年万葉Sでは平均バランスを2,3番手先行、11秒台の前半を踏まずに済んだので、しっかり粘って3着だった。持続力の高さは見せたが、この時は53㎏の軽ハンデ。2023年松籟Sではスローバランスを中段のやや前から、L3で11.3を外目から踏んでいるので、ここで一杯になった感じで伸びなかった。

「阪神大賞典へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、2021年のこのレースで4着なので、距離も含めて好相性と言って良いと思うが。悪材料はクラス負けの危険で、2021年の阪神大賞典4着は重馬場で嵌った感じ、それ以降は11秒台の前半を踏むと苦しくなる感じの負け方で、良馬場になると苦しくなると思う。

適性:梅

ゼーゲン ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質低く、持続力は高い。

レース名 着順 内容
グレイトフルS 8着 稍重でスローバランスをスタート遅れて少頭数の中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
美濃S 7着 スローバランスをスタート遅く後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
緑風S 9着 スローバランスをスタート遅く後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
尼崎S 8着 スローバランスをスタートやや遅く後方から、3コーナー手前で中段に上がり、4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
松籟S 1着 スローバランスをスタート遅く中段の後ろから、3、4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて差し切り。
グレイトフルSでは中段の後ろから、後ろから捲られてしまっているので、トップスピードの質で見劣り。この時休み明け。美濃Sではスローからの3F戦で凡走、L2の11.1に対応できていない。緑風Sではスタート遅く後方から、スローからの5F戦だったが全く伸びず、この時休み明け。尼崎Sでは後方から3コーナー手前で中段に上がり、スムースだったがL3からの11.1-11.1で前との差を詰められず凡走、この時も休み明け。松籟Sでは後方から、スローからの4F戦でL3の11.3位対応して差し切り、下り坂があるのでトップスピードの質は評価できないが、パワーと持続力は見せた。

「阪神大賞典へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、前走同コースで1着なので好相性。悪材料はクラス負けの危険で、前走は相手に恵まれているので、重賞でいきなり通用するとは思えない。

適性:梅

コメント

  1. そだしれいなす より:

    こんばんは。
    調教ではゼーゲンが穴候補で抑えたい感じでした。今週はスト強硬開催で「買ってる場合か!?」っていう気もしますが、レース自体も荒れそう。とりあえず阪神大賞典の調教はこんな感じでしょうか。

    SS:ボルドグフ―シュ(圧倒的別格だが、川田騎手が追切という激レアが不安要素w)
    A+:ジャスティンパレス(ルメール仕上げ、こんな寸胴体形だったかな…)
    Aゼーゲン(一完歩が広く身のこなしも良い。嵌ればあるで!)
    他:ディープボンド(鞍上不安)・サンレイポケット(いっそ鞍上強化)・ブレークアップ(有馬は輸送大敗とすれば?)・メロディーレーン(過剰人気ながら闘志は感じる)

    スプリングSはハウゼ!どうしても騎手が偏る運命(`・ω・´)!!