2023年桜花賞 全頭評価。その1。

下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

キタウイング ・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はやや高い、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 4着 ハイペースバランスをスタート遅くバラケタ中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。
未勝利戦 1着 稍重でスローバランスをスタートやや遅く少頭数の後方から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。
新潟2歳S 1着 スローバランスをスタート遅く少頭数の後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
阪神JF 14着 ハイペースバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
フェアりS 1着 ハイペースバランスをスタート遅く後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
チューリップ賞 7着 スローバランスをスタートやや早く中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線詰まって凡走。
新馬戦ではスタートが遅く中段のやや後ろから、直線伸びたが届かず凡走。未勝利戦では稍重でスローバランスを少頭数の後方から、スタートやや遅い位だが出して行かなかったので陣営の指示だと思う。直線スムースでL2が10.8だが、新潟なのでトップスピードの質はやや高い位。新潟2歳Sではスタート遅く後方から、L2が10.6だが新潟なので額面通りに受け取れないが、L1で差し切っているので持続力はやや高いものを見せた。

阪神JFではスタートやや早く中段の前から、心肺機能で見劣り凡走。フェアりSではハイペースバランスをスタート遅く後方から、3,4コーナーで最内をスムースに回して中段まで上がり、直線も最内をスムースに抜けて差し切り。スタートの遅さはあるがパワーと持続力を見せたし、最内で馬群を嫌がらない闘志も見せた。チューリップ賞ではスタートやや早く出たが、スローバランスにもかかわらずなぜか下げてしまい中段のやや後ろから。直線でも前が壁になり凡走。

「桜花賞へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:騎手不安。

好材料は距離適性で、マイルで3勝しているので好相性。悪材料は騎手不安で、前走スローバランスを中段のやや後ろからで、直線前が壁になり追い出しが遅れて凡走。それ以上に問題なのがスタートで、ポンっと出たがなぜか下げてしまい、この時点で勝負権がなかった。これは2走前のフェアリーSを差し切ったことで、スタートやペースに関係なく同じレースをしようとしたためで、この辺りに騎手の能力不足が表れている。阪神JFの時は休み明けで厩舎不安が露呈したが、今回は騎手不安が大きい。馬だけなら竹+くらいの能力はあるが・・・。

適性:梅

コナコースト ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 スローバランスをスタート早く2番手先行で掛かり気味、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
エルフィンS 2着 スローバランスをスタート早く中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して進路変更して伸び2着。
チューリップ賞 2着 スローバランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが2着まで。
新馬戦ではスローバランスを2番手先行、前半は掛かっていたこともあり辛勝。エルフィンSではスタート早く中段のやや前から、3,4コーナーで内目に入れて、直線前が壁になり外に出してから伸びて2着。スローからの3F戦でL2が11.1なので、やや高いトップスピードの質とやや高い持続力の高さを見せた。チューリップ賞ではスローからの3F戦でハナ差2着、L2が10.9なのでここで差を詰められなかった。

「桜花賞へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険、騎手不安。

好材料はコース適性で、前走のチューリップ賞で同コース2着、タイム差無しのハナ差なので好相性で良いと思う。悪材料はクラス負けの危険で、やってる相手が弱い割に勝ち切れていない。騎手不安も大いにあって鮫島騎手の継続騎乗、エルフィンSではスムースなレースが出来なかったし、前走も豊騎手のペースにまんまと嵌っている。

適性:竹

コンクシェル ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。  

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 ややスローバランスをスタート五分に出て少頭数の後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
赤松賞 6着 スローバランスをスタート五分に出て少頭数の中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
ひいらぎ賞 5着 平均バランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
1勝クラス 9着 ややスローバランスをスタート早く中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
アネモネS 2着 ややハイペースバランスをスタート五分に出て中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに伸びて2着。
新馬戦ではスタート五分に出て少頭数の後方から、スムースに差し切り快勝。赤松賞ではスタート五分に出て少頭数の中段の後ろから、スムースだったが全く伸びずに凡走。この時休み明けでプラス18㎏。ひいらぎ賞ではスタートやや早く中段のやや前から、直線スムースだったが伸びずに凡走。トップスピードの質で見劣り。1勝クラスではややスローバランスを中段のやや前から、L4で手応えが悪くなったので距離が長かった可能性がある。アネモネSではややハイペースバランスを中段の後ろから、L1が12.0迄落ちたのでバテ差しが届き2着。トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高いものを見せた。

「桜花賞へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険、仕上げ不安。

好材料は距離適性で、前走マイルでバテ差しが決まり2着なので、マイルは好相性で良いと思う。悪材料はクラス負けの危険で、やってる相手が弱いのでこのクラスで通用するか未知数。仕上げ不安もあって、前走マイナス10kgで好走、赤松賞ではプラス18㎏で凡走しているので、増えると危ないと思う。

適性:梅