弥生賞の勝ち馬で皐月賞は15着だったメイショウテンゲンの次走はダービです、鞍上は武豊騎手に乗り替わりです。現在の東京コースは超高速馬場で、内、前優位ですからテンゲンの脚質からすると苦しいですね。もちろん雨が降って重馬場になればチャンスありでしょう。
ダービーにはもう1頭楽しみな馬が向かいます、ダノンチェイサーです、こちらも鞍上がアブドゥラ騎手に乗り替りです。NHKマイルCでは直線で大きな不利を受けて繰り上がりの4着ですから、コース適正は大丈夫だと思います。アブドゥラ騎手もNHKマイルCで3着と結果を出していますし、元々安定した成績を残していますから不安材料にはならないと思います。後は距離だけかな~。
天皇賞春で4着だったエタリオウの次走は宝塚記念の予定です。ステイゴールド産駒と相性の良いレースですから期待したいですが、NHKマイルCを勝ったとはいえミルコの調子が戻らないのは不安材料ですね。この馬としては雨でも降ってくれた方が良いと思うのですが。
香港のエグザルタントが宝塚記念に予備登録を行いました、楽しみですね~。昨年はワーザーが人気薄でしたが2着に好走しましたから、ぜひ出走して欲しいです。エグザルタントは直近のクィーンエリザベス2世Cでウィンブライトの2着、昨年の香港ヴァ―ズではリスグラシューを下して優勝と実績十分です。主戦のパートン騎手も来日経験豊富で、2015年にはエアロヴェロシティーで高松宮記念を優勝しています。
エグザルタントを破ったウィンブライトは宝塚記念へ向かわず、秋までお休みです。今春は大活躍でしたし、海外帰りで疲労もあるでしょうからゆっくり休んでほしいですね。秋はオールカマーで復帰予定、天皇賞秋、香港という予定のようです。
ダービー卿CT1着のフィアーノロマーノは安田記念へ、鞍上は北村友騎手です。ダービー卿はハイペースバランスを先行して1:31.7という好時計で押し切りました、ヴィクトリアMの走破時計を見てしまうと大したことない感じがしてしまいますが、素晴らしい時計です。前半800m45.1ですからね~、北村騎手と手が合うのかと言われると微妙な気もしますが、能力的には楽しみですね。
大阪杯12着のサングレーザーは次走安田記念です、鞍上は岩田騎手に乗り替りです。岩田騎手云々よりも現在の東京コースは合わない可能性がありますね、昨年も5着ですが勝負権はなかった感じ。持続力勝負よりも、瞬発力を生かしてからトップスピードを維持する方が向いているので、現在のような馬場では苦しいかも。内枠が欲しいですね。
新潟大賞典4着のルックトゥワイスは次走目黒記念です、鞍上はD・レーン騎手です。東京の2500はアルゼンチン共和国杯で負けていますが、軽い高速馬場で後方からになり届かずでした。レーン騎手ならポジションを取ってくるはずですし、期待が持てますね。ブラストワンピースが居ますから簡単ではないと思いますが、付け入るスキはあるでしょう。
で、そのブラストワンピースは予定通り目黒記念ですが、鞍上は予定していたルメール騎手が騎乗停止の為、池添騎手に手が戻ります。乗るんだ~・・・。まぁ今後のノーザンファームとの関係もありますから、素直に乗るんでしょうね。ここは正念場ですね、相当なプレッシャーが掛かるでしょうね。
ノンコノユメが登録抹消、大井競馬に移籍です。騸馬ですから地方で走らせて賞金稼ぐという事ですね。フェブラリーSこそ13着でしたが、JBCクラシックでは4着と良い競馬をしているのでまだまだやれるでしょう。大井に行っても大事にして欲しいですね。