ファインニードルは香港スプリント、スワ―ヴリチャードはジャパンCなど

ファインニードルは香港スプリント、スワ―ヴリチャードはジャパンC、グレーターロンドンが引退、レイデオロは元気だが次走未定、エリ女情報。

今年のスプリント王者ファインニードルの次走は香港スプリントです。今年の4月に同じ香港シャンティ―競馬場でチェアマンズスプリントを走って4着、初の海外レースで力を出し切れなかった印象でした。この時はベリー騎手でしたが、中段のインコースにいて直線外に出すタイミングが遅かった感じ、スプリンターズSでもややズブさを見せていたので早目に追い出してエンジンをかけてあげる騎乗が求められます。12月9日は阪神JFがあるので川田君が乗れるかどうかわかりませんが、この馬の特性を理解しているだけに継続騎乗の方がいいでしょうね。

天皇賞秋で1番人気ながら10着に敗れてしまったスワ―ヴリチャードはジャパンCを目指すようです。出遅れが全てでしたから体調や精神的な部分は大丈夫でしょう。次走以降も出遅れのリスクは付き纏うので買いにくくはなりましたね。コース適正はとても良い馬なので出走すれば人気になるでしょうが・・・。基本的にスタートは苦手な馬で安田記念は例外的にポンっと出た感じでした、スタートさえ決めてしまえば好走の可能性は高いと思うので、ゲート練習などで弱点克服して欲しいですね。

驚異的な末脚でG1でも活躍したグレーターロンドンが引退、種牡馬入りです。種牡馬になれたのはよかったですね、ディープ産駒なので競争が激しいと思いますが、いい子を出して欲しいですね。この馬は心肺機能特化型で長くいい脚を使う、反面瞬発力が無く、直線で前が壁になったり進路変更してからの再加速では凡走していました。厩舎と騎手に恵まれずにG1を勝てませんでしたが、能力はG1級でした。

天皇賞秋優勝のレイデオロは美浦に戻って元気に過ごしているようです。気になる次走は未定だそうです。どうしてもルメール騎手のスケジュールに合わせないといけませんからね~。有馬記念が有力みたいですが、2500mは長い気がします。オールカマーでのパフォーマンスを見るとこなしてしまいそうですから切れませんが、重い印は打ちたくないですね~。

最後にエリザベス女王杯の情報です、人気になりそうな馬はノームコアはルメール騎手、カンタービレにC.デムーロ、スマートレイアーに豊騎手、クロコスミアに岩田騎手、モズカッチャンにミルコ、フロンティアクイーンに蛯名騎手です。中でも注目はフロンティアクイーンですね、前走非常にハイレベルな府中牝馬Sを中段から3着に。昨年のヴィクトリアM以降3着を外さない堅実さ、ただし勝ち切れない。前走でもレベルの高いレースで好走しているように、ハイレベルになって周りが苦しくなる方が力を発揮するタイプかもしれないので、ここは要注意いです。瞬発力勝負は良くないので真ん中あたりの枠から中段より前のポジションが欲しいですね、重馬場なら勝ち負けまで期待できます。

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