エピカドーロは順当に菊花賞、ガンコは適性重視でアル共、レイエンダは敵鞍なくチャレンジC、モススパーフレアはオパールS。おまけとしてスプリンターズS出走予定のヒルノデイバローについて。
エポカドーロ
順当に菊花賞に向かうようです。賞金的には余裕ですから神戸新聞杯の4着もいい調教だったのでしょうね。躓いた件も特に報告は無いので心配なさそうですね。菊花賞は距離を心配する声もありますが、それは全馬に言えること。元々菊花賞って距離不安を言われていた馬が快走してますから心配ないでしょう。例えばエアスピネルとかね、どこがマイラーだよ!
エポカドーロの場合はむしろ馬体の維持が不安材料ですね。非社台系の馬なので外厩がそれ程充実していないなかで、神戸新聞杯は486㎏と休養前に比べて-4㎏。元々大きい馬で馬体は速いうちから完成していたとしても、ちょっと気になる数字でした。レース振りは問題なかったのですが、菊花賞でも馬体が減るようだと不安が増します。
ガンコ
オールカマーは高速馬場なのに超スローペースの前半に付き合う展開で、完全に適正外のレースをさせられてしまいましたからね~。今度こそ巻き返して欲しいものです。コース適正は合っているのであとはペースだけ、スローの上がり勝負や、前走のようなスローからの高速ロンスパはだめ。そのあたりを騎手が分かっていればいいのですが、イマイチ不安。
レイエンダ
まだ決定ではないようですがチャレンジCが濃厚のようですね。全兄のレイデオロも菊花賞ではなく天皇賞秋を選んでいますから、距離が合わないと考えての選択でしょうね。じゃ~天皇賞秋でもっと考えると、そこはキャロットファームと社台グループの事情で選びにくいでしょう。有力馬を多数抱えて、なおかつ適正距離が同じってのも色々難儀しますね~。
モズスーパーフレア
オパールSへ行くようです、騎手未定ですが武豊騎手とは手が合っていますね。セプテンバーSでは鮮やかな逃げ切りと好タイムで次走も期待できそうですが、騎手未定なのと、ハンデ戦でどれくらいの斤量を背負うかが不安です、3歳牝馬なのでそう見込まれることはないと思いますが、54㎏当たりかな~。斤量克服して重賞戦線でも活躍して欲しい1頭です。
ヒルノデイバロー
昆調教師のコメントで「(中山の)馬場を考えれば今回の方がいい。位置取りが鍵になる。中団より前めにつけたい」とのこと。この馬はスタート決めれば好走、後方からになると凡走とはっきりしている馬。主戦が四位騎手で出たなりの競馬をするので、馬任せで成績が安定しません。昨年のスワンSでは12番人気で2着に激走、この時も道中3番手追走です。逆に4番人気に支持された京阪杯では道中7~9番手の中段で10着。他のレースでも道中5番手以内の場合が6回ありうち4回が2着です。
この傾向が分かっていれば騎手も無理にでも出して行くはずなのに、なぜか馬なりスタート・・・。まぁ今年の調教師試験受けてるようなので来年から乗ることはないでしょうが、馬が可哀そうですね~。昆調教師がコメントわざわざ言っているので、今回は出して行く可能性もあります。そうなった時に最大の穴馬でしょう。
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