オジュウチョウサンは11月3日東京競馬場、南武特別。モレイラ騎手と初コンビのアエロリットは結果次第でアメリカBCマイルに。ローズS6着のサトノワルキューレは秋華賞回避。
障害の絶対王者オジュウチョウサン、9月22日の九十九里特別を回避しましたが、11月3日の東京、南武特別に引き続き武豊騎手を予定。1000万下条件なので有馬記念を目指すなら、すんなり通過しないといけません。前走はかなりスローで進めていましたし、道中のペースが上がった時に追走できるか、またスローで内に閉じ込められた時には直線だけで勝てるとは思えない。まぁそのあたりは豊騎手が上手くエスコートしてくれると思いますが、クラスが上がるごとに道中の追走が厳しくなるので、ここは試金石ですね。
東京2400mではキタサンブラックがジャパンCを勝った時のようなペースなら、期待できますがスローの上がり勝負だと厳しいかも。 道中速過ぎず遅過ぎず、後続に足を使わせるレース配分は豊騎手の得意とするところ。馬場も軽いと不安ですが、雨でも降ればまさに恵みの雨になると思います。こういうチャレンジは見ていて楽しいのですが、馬券的に手を出しづらいですね。
アエロリットは毎日王冠の結果次第で、アメリカBCマイルに挑戦するプランがあるそうです。う~ん、正直毎日王冠が終わるまでこういう事は言わない方が良いと思ううのですがね~。今年のNHKマイルCでもタワーオブロンドンがイギリス遠征予定をぶち上げて大敗。黙っていられないんでしょうか、それともかなり自信があるのか。まぁモレイラ騎手に替えてくるくらいなので相当な意気込みなのは分かりますし、アエロリット自身の能力も高いですからね~。
モレイラ騎手への乗り替りはいいと思いますよ。馬場読みとペース認識が抜群ですから、この馬の長所を殺さずに乗ってくれるでしょうね。この馬はスローの上がり勝負はダメ、道中からハイペースで後続に足を使わせてどこまで粘れるかがカギですから。ここ2走は戸崎騎手で4着、2着と悪くない結果ですが、2走前のヴィクトリアMは馬場を読み切れませんでしたね。稍重表記ですが雨の影響が全くなかった高速馬場で、ペースを落としてしまいましたから。
毎日王冠は1800m、開幕週の高速馬場なので得意な条件でしょう。メンバー的にも逃げ馬不在で主導権を取れそうなので、ペースを緩めず、4コーナー回って後続に3馬身位リードを取れれば好結果を期待できると思います。ダイワギャグニ―などかなり強敵が揃ったので、この馬もここが試金石ですね~。
サトノワルキューレは秋華賞回避だそうです。スタートが悪いのでどうしても展開待ちになってしまうんですよね~。かといって出して行くとオークスのように直線伸びないと難しい馬です。回避の理由は疲労が抜けないためとのことですが、それだけでしょうか?京都内回りではこの馬が好走する期待が持てなかったのでは?これはいい判断だと思いますよ。エリ女の方が合ってるかもしれません。いずれにしてもしっかり立て直してエリ女に出てきてほしい。
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