土曜京都10Rからヴェロックス、ジャスタウェイの産駒なのでハーツ系ですね、外枠から終始馬群の外を回して、L3から11秒台を連発する長くいい脚を使って完勝でした。ハーツ系産駒のお手本のようなレース振りで、川田君は上手く乗りましたね。東スポ杯2歳Sをスタートから見て欲しいのですが、7番枠から中段で終始揉まれる展開、外から被せられるのを痛がっていました。これでは精神的に辛かったでしょうね、ルメール騎手もその辺りは分かっていたようで、外に出したい素振りを見せていましたが出せませんでした。更に直線でも坂の上り口で左から一発もらって大きく右に寄れてしまいました。この寄れが致命的でしたね、直線での再加速が苦手なのはおじいちゃん譲りで、ゴール前でようやくスピードに乗った感じでした。
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この馬はハーツ系の見本みたいな産駒で、道中揉まれると良くない、瞬発力が無いので直線での再加速が苦手。逆に馬群の外で伸び伸び走れて、直線も3Fを長くいい脚で押し切る展開が得意パターンです。この世代は1頭化け物が居るので、クラシックで勝つまでには行かないと思いますし、ホープフルS2着のアドマイヤジャスタとは兄弟で特徴も一緒なので手ごわい。そういう意味では条件が揃えば、アドマイヤジャスタと一緒に馬券になる可能性のある馬です。
同じく土曜京都10Rからサトノウィザード、3カ月ぶりだったのでそこは割引ですが、残り1Fでパタッと止まっているので心肺機能がトップクラスではなさそう。L2は10秒台に入るかどうかという流れだったので、こういう展開ではL1が甘くなるのか、休み明けの影響かはまだ分かりません。京都よりも坂の有る阪神の方が合いそうですけど、まだ適正ははっきりしませんね。ロードカナロア産駒で新馬戦は上り3F33.3ですから、瞬発力はあると思うので内枠からスッと加速する展開なら期待できそうです。
土曜京都11Rからサクセスエナジー、芝スタートの方が楽にスピードに乗れるので前半が楽になるんですね、ダートスタートだと前半で消耗してしまい凡走することもあるようで、いかに前半が大事かという馬です。大型馬なので休み明けは良くなく使いつつ良くなっていくのも特徴ですね、この辺りはしっかり覚えておきましょう。走破時計は1:22.8でかなり優秀ですから再度のOP入りでもいきなり好走しそう、スタートがそれ程速くないので内枠のダートスタート、逃げ争いが激化しそうな時は不安がありますね。
土曜中山11Rからアシュリン、前走、前々走と大外枠から2連勝してきて格上げ、内枠、休み明けと苦しい条件を背負ってしまいましたね。マンカフェ産駒はハーツ系と一緒で揉まれると良くない、直線での再加速が苦手、まさにルージュバックがこのタイプでした。アシュリンも外枠必須ではありませんが、道中揉まれないように外に出して、直線も進路変更しないように走れればこのクラスでもあっさり勝てそうです。同じマンカフェ産駒のAJCCシャケトラみたいなレースが理想です。次走外枠で期待しましょう。
日曜京都10Rからタイキフェルヴール、前半が速いと凡走する馬で今回は1000m通過64.1とドスローでL2最速戦、2着のシロニイとはL2の加速で勝負を付けた感じでしたね。正直この前半の展開待ちでは上のクラスでは苦しいでしょうね。低レベルなOPでどうかという感じでしょうか。
同じく日曜京都11Rからシロニイ、この馬も前半が速いと凡走するタイプですね。瞬発力、トップスピードの質でタイキフェルヴェールに見劣っているように、もう少し早く仕掛ければ押し切れたかもしれません。浜中騎手はペース判断が良くないので、松山騎手や豊騎手に乗り替わった欲しいですね。3走前のモレイラ騎手の時が前半スローにしておいて、L3から追い出しにかかり長くいい脚を使って勝負する展開に持ち込み快勝、このパターンで乗ってくれる騎手を確保できれば期待できます。
日曜京都11Rレッドアンシェル、休み明けで+22㎏でしたが、牧場でしっかり鍛えられての筋肉量アップだったようで2着に好走、まぁ1番人気ですから勝って欲しいところですが。マンカフェ産駒で休み明けでもそこそこ走ってくるのは実績通り、ただ今回は6番枠で揉まれる心配と、直線で前が壁になる懸念がありましたね。道中先行勢を行かせて中段の後ろからになったことで外にスペースが出来、揉まれず直線もスムースでした。今回の好走要因はこれですね。2017年のリゲルSでは1番枠から終始最内を進みましたが、揉まれることもなく、直線では前がポッカリ空いて楽勝、マンカフェ産駒らしい勝ち方でした。再度OP入りですが引き続き内枠と直線での再加速は懸念材料、外枠、直線スムースがこの馬の好走条件ですね。
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