2019年2月9、10、11日 気になった馬。その2

日曜東京10Rからサングラス、ミルコに乗り替わっただけで9番人気でこのレースですよ。って言っても仕方ないので、ラップを見るとL3から12.1、11.7、12.6と完全なバテ差しですね、サングラス自身はL2で前が壁になり大きく外に進路変更しているので、L3から12.1、11.8、11.8位ですね。L1で猛烈に伸びているように見えますが、周りがバテて落ちてきただけでこの馬が加速しているわけではありません。過去のこの馬のレースを見ていると特に不利があって凡走している訳ではないので、これはもう騎乗技術の差と言うしかないでしょうね。準OPでは内田騎手騎乗で勝っているので、腕っぷしの強い追える騎手の時に押さえておきたいですね。

月曜東京9Rからアモーレミオ、前半かなり掛かっていたので手綱を引いて後方から、L4で中段に取り付きL3から促してジリッと加速、L2のハロン棒までに先団に取り付き、残り300m辺りから本格的に追い出すとジリジリ伸びて1馬身差で快勝。自身のL3からは11.0、11.0、11.1位で長くいい脚を使ってきました。前走の500万条件でも似たようなラップで上がりは34.0でしたが前半かなり掛かっていました。心肺機能とパワーの両立型で瞬発力はあまりないタイプですね。シュペルミエールの半妹ですからよく似た感じです、掛かりやすいところまで似ていますが。走破時計も優秀でこの感じなら準OPもあっさり通過しそうです。

同じく日曜東京9Rからゴージャスランチ、マンカフェ産駒で心肺機能とパワーの両立型で瞬発力はないタイプ。スタートはまぁまぁで中段からインコースに入れて折り合い重視、直線でも外に出さずに前が壁になって全く伸びず、最後は騎手も追っていませんでしたね。休み明け2走目で走り頃でしたが最悪の展開になってしまいました。ポテンシャル的にもここでは負けて欲しくなかったのですが、マンカフェ産駒の弱点を露呈した感じ。もう少し前で早目に動いてもいいはずなんですが…。ただ馬体が少し重いのかもしれないので、次走絞れたら期待できそうです。

日曜東京10Rからキャナルストリート、53㎏の軽ハンデでしたがL1はしっかり我慢して差し切りました。4番手で前を見る位置で折り合っていましたが、直線L3では右に寄れるようなしぐさを修正して我慢、L2から追い出してL1ではやや落としたボンセルヴィーソを差し切りました。前走の1000万条件も同じコースで直線右に寄れるのを必死で修正していましたので、右回りの方が良いのかもしれませんね。L3からは11.1、10.8、11.1位で意外に瞬発力があるんですよね。マンカフェ産駒らしからぬ馬でパワーと瞬発力の両立型みたいで珍しい産駒です。

先行出来る脚質ですしパワーも瞬発力もあり、トップスピードの質もまずまずなので、右に寄れる癖を考慮すると中山のマイルや阪神1400でも期待できそうです。こういう馬ってミルコが乗ると化けるんですよね~。

同じく日曜東京10Rからボンセルヴィーソ、高速馬場でスローバランスから高速上がりで後続を振り切ろうとしたところを、軽ハンデの馬に差し切られてしまいました。ここも休み明け2走目で、これで休み明け2走目は1-1-2、着外1回と好走条件がはっきりしていますね。すんなり逃げるか、2番手追走からロンスパに持ち込むのがこの馬の好走パターン、心肺機能とパワーの両立型ですね。1400のペースが合っているのはダイワメジャー産駒らしい特徴でもありますし、好走パターンは分かってきました。
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