土曜阪神11Rからヴェロックス、スタートも良くポジションを取れました、最初のホームストレッチで川田君がターフビジョンを確認しているので、ワールドプレミアよりも前で競馬をしたかったのかもしれませんね。稍重でスローバランスでしたが上がりも35.1とかなり掛かっているのでパワーも十分ありそう。未だ33秒台の上りを記録していないので、トップスピードの質という面では高い評価はできませんが、持続力はとても高いですね。東スポ杯2歳Sでは直線半ばでナイママに寄られてしまい、自身も大きく寄れているので差のない4着は高評価です。ジャスタウェイ産駒なので前走から2か月空けているのも、疲労を考えるといいローテーですし、皐月賞までは期待できそう。内枠よりも、外目の枠で直線溜めずに早目にスムースに加速させてあげればと思います。
同じく土曜阪神11Rからワールドプレミア、まぁズブイという言葉が出ちゃいますよね、豊騎手も3コーナー過ぎから鞭を入れながら追いっぱなし、それでもL1で差を詰めてくるのですから、持続力は高いですね。パワーも十分ですし、ディープ産駒らしくないな~。ディープが高齢になったことで自身の良さ(トップスピードと持続力の高さ)を伝えるよりも、母系の良さを引き出すような産駒が増えた気がします。豊騎手もディープ産駒のイメージで乗っている感じですが、次走以降は乗り方を替えてくるかもしれませんね。先行もしくは逃げまであるかも、次走は青葉賞の予定だそうで高速馬場になれば、後方からだと切れ負けしそう。ここで切れ負けするようなら豊騎手も作戦変更するでしょうね。
日曜阪神10Rからモーヴサファイヤ、トップスピードの質がやや低いので良馬場では苦戦してしまいますが、今回は稍重馬場で時計も掛かっていたので、牝馬らしからぬパワーで押し切ってしまいましたね。重馬場上等な口だと思うのでレースを選びそうです。東京の良馬場で上がり33秒台前半が問われると苦しくなる、ヴィクトリアMへ行くかは分かりませんが、出るなら重馬場で。
鞍上のシュタルケ騎手もいい意味で気になりました、終始インコースを先行してロスなく進めて、逃げたアポロテキサスが3,4コーナーで一杯になり下がってきたのを上手く交わしていました。とても上手な騎乗でしたね、以前はやや頼りない騎乗も目立ちましたが、今回の来日では先週のリスグラシューといい安心して任せられる騎手になったと思います。
日曜中山10Rからシュウジ、ダートに変えて良さが出ましたね。芝でも1200ならそこそこやれていたように、おそらく心肺機能が落ちてきたのではないでしょうか。1400や1600で前半が速くなってしまうと後半息が持たない、そんなレースが続いていました。芝スタートで楽に先手を取って2番手から、消耗戦のラップになっていますがL1も12.3で、減速幅は小さめですから今後も期待できると思います。芝スタートでは先行出来ましたが、ダートスタートで先行できなかった時に砂を被って嫌気を出さないか、後方から追い込めるかが今後の課題でしょうね。