昨年の宝塚記念を制したミッキーロケットが脚部不安で引退、種牡馬入りです。この馬はキンカメ産駒らしくパワーを地面に叩きつけてスピードに変えるタイプで、足への負担は大きい走法でした。キンカメ産駒の芝馬は高齢になるとダメージの蓄積で成績を落とす馬が多い、今年あたり一気にダメージが出そうだなと思っていましたが、大きな怪我がないうちに引退できて良かったと思います。種牡馬入りできるようでこれはいいニュースですね、非サンデー系なのでお相手は豊富でしょう。
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もう一頭のグランプリホースであるブラストワンピースは大阪杯へ直行です。天栄で仕上げてG1直行という流れが定着しそうですね。問題は距離でしょう、2000mはやや短いような気もします。有馬記念を勝ち切っているので阪神内回りはこなせるはずです、相手次第ですが好走しても驚けないですね。大阪杯から始動するということは天皇賞春、宝塚記念を予定しているのでしょう。
明け3歳牡馬の怪物馬サートゥルナーリアはトライアルは使わずに皐月賞に直行します。天栄での仕上げに余程自信があるのでしょう、アーモンドアイの秋華賞の前例があるので全く問題ないでしょうね。もしかしたらダービーを楽勝するようなら、宝塚記念も狙っているのかもしれませんね。休み明け3走目になりますが斤量はかなり恵まれますし、例年トップクラスは出てきませんからね。
京都金杯を制したパクスアメリカーナの次走はマイラーズCです。ここは正念場になりそうですね、G2で安田記念の前哨戦と一気に相手が強化されます、その上で4月開催の京都の馬場がどうなるか。良馬場のマイラーズCは1分32秒以下のスピードと上がり33秒台のトップスピードの質を求められます。パンパンの良馬場の場合はこの馬にとってはやり難い馬場になりそう、もちろん重馬場で時計の掛かる展開ならチャンスですね。
スバルSを勝ったサクセスエナジーは次走フェブラリーSを目指します。賞金は加算出来ましたが出走できるかどうか。問題は距離ですよね、1400までは実績がありますが1F延長がどう出るかは未知数、重馬場になって脚抜きが良くなればこなせる可能性もありますが、プロキオンSでマテラスカイにスピード負けしているので、現状では強気にはなれませんね。
日経新春杯6着のムイトオブリガードは金鯱賞へ、う～んなんで？意味が分からん、京都記念ではチャンスだったのに、ルーラー産駒が間隔空けると良くないって知らないのでしょうか。また2か月空けてしまうとこの馬の良さが出ないんですよね～。
AJCC4着のジェネラーレウーノが屈腱炎発症で9カ月以上の休養が必要とのことです。残念ですね、競争馬として一番脂がのる時期を丸々休養しなくてはいけないなんて。命にかかわる大事故でなかっただけ良しとしましょう。
マイネルミラノが引退、乗馬に。今年9歳で53戦も走りました、無事これ名馬ですね。昨年のAJCCで3着に残られてしまいみややの顔面を蒼白にしてくれた馬ですが、決して恨んではいませんよ。ディサイファの3着なら持っていたのに…。無事に引退できて良かったです。
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