ハンデ戦は手を出さないのですが、年初の金杯なので運試しと、AJCCへ向けてウォーミングアップのつもりで予想してみます。
大川慶次郎のパーフェクトの理由?
【無料】お試し大川慶次郎情報
まずは中山金杯から、馬場改修後の過去4年間の展開はスローからのロンスパ戦、平均ペースからのL4最速消耗戦、ドスローからのL2最速戦、スローからの4F戦とバラバラです。よって過去の展開から今年の展開を推察するのは難しいと思います。今年のメンバーを見ると何が何でも行きたい馬も居ないので、前半はスローになる可能性が高く、後半のロンスパまたは4F戦になる可能性が高そう。こういう展開が向くのは長くいい脚を使うタイプですね。
過去4年で複数回馬券になっている種牡馬はキンカメ3回、ステゴ2回です。Twitterにも書きましたが、昨年の有馬記念とホープフルSではキンカメ系、ハーツ系、ハービンジャーの三頭で決まっています。1週間ほどの間に馬場が大きく変化するわけもなく、似たような結果になりそうです。出走馬の中でこれらに当てはまるのは、アドマイヤリード、コズミックフォース、ランガディア、サンマルティン、マウントゴールド、ウィンブライト、タイムフライヤー、ナスノセイカン、ステイフーリッシュ、マイネルサージュと結構います。
この中から消していく馬は、休み明け4走目で牡馬混合の重賞に斤量56㎏を背負わされるアドマイヤリード、重賞では苦しいサンマルティン、昨年の2着ですが、ステゴ産駒で外目の枠を引いてしまった上に斤量58㎏のウインブライト、重賞では苦しいナスノセイカン、休み明けが良くない上に重賞では苦しいマイネルサージュを除外して残ったのは5頭です。
この中から枠順を見て「お!」っと思ったのがタイムフライヤーです。ホープフルS1着以降は全くいいところが無いのですが、敗因ははっきりしています。若葉Sは前残り内優位の馬場で後方から大外を回して届かず、先着していた馬は全て前、内に居た馬でした。その後の3走は全て直線で内につまり凡走、ハーツ産駒らしく直線で前が壁になり、減速や進路変更を強いられると凡走してしまいます。菊花賞はドスローからの2F勝負になってしまい、馬群の中に居たこともあり出る幕なし。勝ったホープフルSも7番枠と真ん中の枠から、終始馬群の外を回して直線スムースに加速して差し切りました。コース適正はバッチリですし枠も良いのでこの馬に期待します。
不安材料は騎手ですね、この馬の性質を理解できているかは分かりませんので、鉄板グリグリ大本命という訳にはいきません。消極的ですがここは複勝で勝負したいと思います。
続いて京都金杯です。過去5年の展開はハイペースからのL2最速戦が2回、ややスローからのL3最速戦、スローからの4F戦、ハイペースからの4F戦で近年の傾向ではL3、L2最速戦になりやすい。今年のメンバーではマイスタイルが逃げそうですが、前走ハイペースの逃げで大敗しているので平均からややスローになりそうですね。ギヤチェンジが問われる展開になれば、当然浮上してくるのはディープ産駒とキンカメ産駒ですね。
過去5年で複数馬券内に来ている種牡馬はディープ4回、キンカメ3回、マンカフェ2回です。ディープ産駒4頭は全て3枠より内で、キンカメ産駒は枠はバラバラ、マンカフェ産駒は全て5枠でした。枠と種牡馬の関係で見ると今年はサラキアとカツジには良いデータですがリライアブルエースには良くないデータですね。今年はディープ産駒が上記の3頭だけで、キンカメ系、マンカフェ産駒は出走していません。5枠で重賞ではイマイチ、休み明けも良くないリライアブルエースは除外します。
サラキアはギヤチェンジはいいものを持っています、ローズSではスローからのL2最速戦で2着に好走しています、秋華賞では休み明け3走目で疲労が出て4着でしたが、4コーナーから勝ちに行ったもので評価できるレースでした。スタートも良くすんなり中段が取れる馬なので大敗しないタイプなのも心強いポイントです。
対してカツジは何といってもスタートが良くないんですよね。毎日王冠では少頭数だったこともあり中段から競馬が出来ましたが、マイルCSでは後方からになり届かず。こういうタイプは展開待ちになってしまうので、負ける時は大敗も覚悟しないといけなくなりますね。最もカツジもディープ産駒らしくL2最速戦は得意、マイルCSやニュージランドTでは後方からL3で緩んで馬群が凝縮した勢いを殺さずに外から差してきました。こういう展開に持ち込めればいいのですが・・・。
ということで結論としてはサラキアで行きます、こちらも鉄板グリグリ大本命にするほど騎手が信用できませんので、消極的ですが複勝勝負で行きます。
競馬コラムランキング
にほんブログ村