土曜日の馬場情報 良馬場 Cコース
<今週からCコースを使用します。コース変更に伴い傷みはカバーされ良好な状態です。>
土曜日の馬場状態は良馬場でした、9RのカンナSが2歳のOPで1200m、2歳レコードの1:07.2が出ていますから、馬場は相当速い高速馬場ですね。直線は外から伸びていましたが、3,4コーナーは内から2頭目が良さそうで、この辺りはCコース替りが影響している感じ。
日曜日は雨の予報もありますが、中山競馬場付近は降るかどうか微妙なところ。台風の影響による雨なので、大雨になる可能性もあり、レース直前まで判断保留ですね。一応良馬場想定で予想をして行きます。
◎ステラヴェローチェ
○ロバートソンキー
▲サリエラ
△ヤマニンサンパ
★サヴォーナ
☆レーベンスティール
複勝 ⑤
馬連 ⑤=①④⑦⑪⑫ 5点
逃げるのはアウスヴァ―ル、2番手にフェーングロッテン、サヴォ―ナ、ナイママが先行。中段の前からサリエラ、ミクソロジー。中段のやや前からレーベンスティール、リカンカブール。中段からステラヴェローチェ、キラーアビリティ。中段のやや後ろからラーグルフ、ロバートソンキー。中段の後ろからアルビージャ、ニシノレヴナント、後方からヤマニンサンパという並びを想定。
アウスヴァ―ルの逃げは、出遅れない限り間違いないと思いますが、2番手は流動的ですね。フェーングロッテンは差しに回ると勝負にならないことがはっきりしたので、前に行くと思いますが、行けるかどうか。サヴォ―ナはスタート次第、ナイママは逃げまではなくとも前に行くと思います。
サリエラもポジションがはっきりしませんね、近2走は中段より前でしたが、それ以前は中段よりも後ろから差しに回っています。前走の天皇賞(春)が特殊な距離なので、出遅れなければ中段より前ではないかと。レーベンスティールはいつも通り中段辺り。ステラヴェローチェは前走やや出遅れ、スタート出れば下げずに中段の前を取るかもしれませんね。
4コーナーです、このコースはスローからの4,5F戦になりやすく、良馬場ならこの辺りで11秒台半ばくらい。フェーングロッテンが苦しくなりそうで、内からサヴォ―ナ、サリエラが抜け出しそう。レーベンスティールは内から2頭目、ステラヴェローチェは中目に出しそう。3,4コーナーでローバートソンキーが外を回すと危ないかも。
直線L1標識付近です、4コーナー出口からL1標識までの間に、コースを確保できるかどうか。先行勢はスムースですが、レーベンスティールはやや不安ですね。まぁルメール騎手なので大きな不安はありませんが、空かないとどうしようもないですからね。4コーナーまで内を回しそうなステラヴェローチェは、スムースに外に出せれば伸びるはず。
ここからステラヴェローチェはスムースに伸びるはずで、レーベンスティールはコースが空くかどうか。ロバートソンキーとヤマニンサンパは、3,4コーナーで外を回すと伸びが鈍るかもしれませんね。
では1頭ずつ見ていきます。
◎ステラヴェローチェ ・心肺機能はやや高い、パワーは高い、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
大阪杯で0.1秒差の4着だし、前走の札幌記念も急仕上げで3着、世代限定ですがGⅠで2,3着があるので、ここでは完全に実績上位ですね。加えてこの馬は晴雨兼用なので、馬場状態がはっきりしなくとも信用できます。
○ロバートソンキー ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。
好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。
前走はダートで復帰して凡走しましたが、プラス16㎏なので仕上げて来ませんでしたね。この馬は2年前のこのレースで2着に好走したので、仕上がっていればチャンスはあるはずです。不良馬場でも勝ち鞍があるように、晴雨兼用ですからスムースなら。
▲サリエラ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料:距離適性。 悪材料:コース適性。
ローズSで2着、目黒記念で斤量背負って2着とクラス負けの危険はありませんね。右回りと道悪がやや不安ですが、戸崎騎手はこのレースと好相性なので、内から上手く乗ればチャンスはありますね。休み明けで仕上げて来るかどうか。
△ヤマニンサンパ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:休み明け。
鳴尾記念の末脚が印象的で、L1の坂で前が止まるようだと届く可動性が出てきます。ただ道悪は苦手そうなので、良馬場が絶対条件ですね。
★サヴォーナ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。
好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。
ヤマニンサンパとは逆にスピード不足なのがこの馬で、前走はトップスピードの質で見劣りました。前に居ると思うし、スローからの5F戦くらいで、トップスピードの質が問われなければ、十分残り目が期待できます。
☆レーベンスティール ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質は高い、持続力は高い。・隠れノーザン。
好材料:コース適性。 悪材料:休み明け。
エプソムCで59㎏背負って圧勝しましたから、GⅠを意識できる馬ですね。このGⅠを意識できることが、今回のレースをたたき台に使いそうで怖い。元々休み明けでは凡走しているので、仕上げて来るかどうかですね。もう一点の不安材料が道悪で、これはレース時間になってみないと分かりませんが、もし道悪だとルメール騎手が不安材料になる。これは今年の宝塚記念でも書きましたが、ルメール騎手は重・不良馬場ではハッキリと成績を落とすので、馬場状態がどうなるか。