2022年朝日杯FS 予想。内優位を生かして。

土曜日の馬場情報 良馬場から稍重  Bコース

向正面直線および正面直線の内側に傷みが見られますが、その他の箇所については概ね良好な状態です。

馬場状態は土曜日朝の時点で良馬場です、お昼頃から雨が降り始め14時頃から稍重に替わりました。10Rの甲東特別が2勝クラスのマイル戦で1:34.3、上がり最速34.0と極端に遅いタイムではありませんでした。12Rの1勝クラス1800mが走破時計1:46.9、上がり最速は4着のルージュグラースで33.8、稍重でしたが走破時計は速いですね、平均バランスで2,3F目だけ速く、上がりも速いラップは出ていません。上位5頭は内から2頭目を回した馬で、3,4コーナーで内から3頭目を回したマテンロウアレスは3番人気で12着でした。直線は外に出しても伸びていて、1着のマイシンフォニー、4着のルージュグラースは外から伸びてきました。なので直線は内外同等、3,4コーナーが内から2頭目以内という感じだと思います。

雨は土曜日の20時には止む予報で、日曜日は晴れる予報です。10月10日に行われた京都大賞典が当日の8時頃まで雨が降っていて稍重、これでコースレコードと0.2差の走破時計でした。なので今開催の阪神の芝は異様に水捌けが良い、これは再三書いていますね。気温がかなり違っているので同じように乾くかどうか難しいところで、京都大賞典当日の最高気温は20度、明日の予想最高気温は5度なので、乾くのが遅れる可能性はあると思います。

京都大賞典では3,4コーナー内から2頭目以内に居た馬で3着以内を占めました。内から3頭目を回したヒンドゥタイムズが4着、アイアンバローズが6着だったので、雨が降っても内が優位でした。先週の阪神JFでも3,4コーナー内目を回したシンリョクカが2着、ドゥアイズが3着だったので、この傾向は変わらないと思います。

◎バグラダス

○オオバンブルマイ

▲ドルチェモア                  

△ダノンタッチダウン                           

★レイベリング                                          

☆ティニア                                                    

馬連 BOX ②⑤⑦⑪⑫⑭ 15点                  

3連複 BOX ②⑤⑦⑪⑫⑭  20点                       

3連単 ⑤⑦ー②⑤⑦ー②⑤⑦⑪⑫⑭ 16点

逃げるのはグラニット、オールパルフェとスズカダブルが先行。中段の前からドルチェモア、ドンデンガエシ、中段のやや前からバグラダス、オオバンブルマイ、フロムダスク。中段からウメムスビ、ティニア、中段のやや後ろからミシェラドラータ、ニシノベストワン、ダノンタッチダウン。中段の後ろからキョウエイブリッサ、レイべリング、コーパスクリスティ、後方からエンファサイズという並びを想定。

前走大逃げのグラニットは松山騎手へ乗り替わり、玉砕覚悟の逃げを打つタイプではなく、ハイペースにはならないかも。流れても平均くらいでコントロールすると思います。ドルチェモアが前走のようにグラニットから間隔を空けると、オールパルフェが最内2番手に入るかもしれません。ドンデンガエシ、スズカダブルは逃げ争いにまではいかないと思います。

行きたい馬を行かせて中段のやや前からになりそうなのが、バグラダス、オオバンブルマイ、外からフロムダスク。ウメムスビは前走菅原騎手が先行させて勝ち切りましたが、今回は角田騎手に手が戻ります。2走前に控えて凡走、3走前は逃げ切りでした。ここで逃げに行くと2走前に控えたミスを認めることになりますね、再度差しに回るような気がします。

ダノンタッチダウンは中段のやや後ろから、川田騎手は先週のイメージで乗ってくるでしょうね。スタート速い方ではないので、ポジションを取りに行くと前半で脚を使うはずだし、控えると外々を回されそうで、嫌な枠に入ってしまいました。これはレイべリングも一緒で、後ろから行って馬群の切れ目に入れるしかないかも。横山武騎手も先週後ろから悔しい思いをしているので、初手から外を回すことはないと思いますが。

4コーナーです、この区間で内から3頭目を回しそうな、スズカダブル、フロムダスク、ティニア、ダノンタッチダウン、コーパスクリスティ、エンファサイズは苦しくなりそう。中緩みが出来れば中段の内目を回す馬は待たされるかも。

直線L2標識付近です、この辺りは下り坂区間なので、トップスピードの質が足りない馬でも誤魔化せるはず。オオバンブルマイは外に出しコース確保へ、バグラダスは吉田隼騎手で内から1発狙い。オールパルフェの動き次第で、ドルチェモアがスムースかどうかが決まりそう。ダノンタッチダウンが外目から、レイべリングはダノンタッチダウンの後ろに入って、川田騎手にコースを作ってもらう形ですかね~。

直線Ⅼ1標識付近です、L2区間が下り坂なので、心肺機能で見劣ることがない限り、L2区間で大きく遅れる馬は少ないと思います。オールパルフェやドンデンガエシは、流れた時に苦しくなるかも。ここからL1の上り坂区間で、グラニットが苦しくなりそうで、バグラダス、オオバンブルマイ、ドルチェモアが抜け出し。外からダノンタッチダウン、レイべリングがどこまで伸びるかですね。

では1頭ずつ見ていきます。

◎バグラダス  ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。

好材料:・・・。 悪材料:クラス負けの危険。

前走の1勝クラスで平均バランスから中緩みが合って、上がり3F33.6で差し切り。中段よりも前に居たので、まぁまぁの心肺機能とやや高いトップスピードの質を見せています。2年前のこのレースを勝ったグレナディアガーズが、未勝利戦で平均バランスから上がり3F 34.3なので、能力は足りていると思います。輸送もあるので不安はありますが、内目の枠を引いたことで馬場の良い部分を走れるはず。先週穴をあけている吉田隼騎手なので、もう一回の激走に期待。

○オオバンブルマイ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料:・・・。 悪材料:距離適性。

前走の京王杯2歳Sでは直線詰まってから差し切っているので、瞬発力を見せました。平均バランスで心肺機能も見せたし、ルメール騎手への乗り替りと内目の枠も好材料。

▲ドルチェモア  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。

好材料:距離適性。 悪材料:騎手不安。

前走大逃げの馬を2番手から差していますが、ペースを考えるとレースレベルは高く評価できません。流れてしまった時に心肺機能が足りるかは未知数だし、直線捌けるかどうかも不安材料。内枠は馬場の良い部分を走れるので好材料なので、スムースなら。

                  

△ダノンタッチダウン   ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。

枠が枠なので初手の位置取りが難しい、終始馬群の外で内から3頭目だと苦しくなりそう。先週のリバティアイランド程のスケールは感じないので、上手く内に潜り込んで脚を溜めないと苦しいかも。

                          

★レイベリング  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質は高く、持続力はまぁまぁ。

好材料:距離適性。 悪材料:初輸送、クラス負けの危険。

新馬戦の内容は圧巻、スムースで馬場の内外がフラットなら圧勝も期待できます。ただこの枠だと馬群の外を回す可能性もあるし、後ろから内目を狙うと直線で詰まる可能性もあり、難しい競馬になりそう。

                                          

☆ティニア  ・心肺期のは不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

好材料:なし。 悪材料:騎手不安。

前走はバグラダスに負けているので、バグラダスよりも後ろからになると苦しいはず。

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コメント

  1. そだしれいなす より:

    こんばんは、お疲れ様でございます。
    基本は◎オールパルフェ〇ダノンタッチダウン▲レイべリングから組み立てます。3連複◎〇二頭流しからからでしょうか。ドルチェモアは強いとは思うのですが逃げ馬が増えるとしたら変に先行して伸び悩みそうな気がする。騎手不安。
    ダノンタッチダウンx川田は冬のダノンザキッドを思えばちょうど良い熱量かも。輸送もないのでイチバチで万全と見ます。出足は良くないとしても、外目からのほうが割り切れるか。一方でオールパルフェが、前走デイリー杯2歳Sのダノンと逆のようになりましたが、こちらはハナを切るまでにこだわらなくても十分なのでマイペースでの捌きに期待。
    今回みややさんとの見立てが異なるので自信がないwティニア消しちゃってるし(´;ω;`)