2023年日経賞 予想。GⅡなら安定感抜群。

金曜日の馬場情報 重馬場  Aコース

コース全周に傷みがあります。特に3コーナーから4コーナーおよび正面直線の傷みが広がっています。

馬場状態ですが金曜日は重馬場、午前中は曇りでしたがお昼過ぎから雨が降り出し、明日も夕方まで雨マーク。重馬場では収まりそうもなく、不良馬場まで悪化すると思います。

◎ボッケリーニ

○アスクビクターモア

▲キングオブドラゴン                 

△ディアスティマ                        

★アリストテレス                              

☆ライラック                    

Xタイトルホルダー                

※ヒートオンビート                             

3連複 ⑥=②③④⑤⑦⑨⑫=②③④⑤⑦⑨⑫ 21点

逃げるのはディアスティマ、スタートさへ出ればすんなり逃げると思います。2番手が内からタイトルホルダー、これは内枠なのですんなり2番手先行出来ると思います。問題はキングオブドラゴンで、アスクビクターモアに対して2番手を主張するかどうか。松岡騎手が同じ美浦の田辺騎手に意地を見せるかどうかですね。キングオブドラゴンが突っ張るようなら、アスクビクターモアは内から3頭目を回すことになります。このコースは有馬記念でも最初の3,4コーナーで無理をすると苦しくなるので、前に行ってキングオブドラゴンに突っ張られると苦しくなりますね。かと言って下げて中段では良さが出ないし、次走へ向けて嫌な流れになるので難しいところ。

カントルがスタート早いので中段の前で、この馬が居るからアスクビクターモアは引くに引けませんよね。ボッケリーニが内から中段の前で、ここから2馬身位空けてアリストテレスが中段。中段のやや後ろからライラック、ヒートオンビート。コトブキテティス、マイネルファンロンが中段の後ろで、マカオンドールが最後方だと思います。

4コーナーです、スローからの3F戦か4F戦になると思いますが、不良馬場まで悪化するとペース次第ではL2から減速し始める消耗戦も十分考えられます。消耗戦ならこの地点でも縦長、スローからの3,4F戦ならある程度馬群は凝縮するかなという感じ。カントルが苦しくなると、このスペースをボッケリーニが使えそうですね。前が粘るとキングオブドラゴンに塞がれそうなタイトルホルダーが危ない、アスクビクターモアは初手で馬群に入れていても、この辺りは外目から上がって行くと思います。

直線L1標識付近です、ディアスティマが先頭で、その外にキングオブドラゴンが居ると、タイトルホルダーが詰まる危険が出てきますね。これはセントライト記念で同じように負けているので、初手で内に拘ると危なくなりますね。ボッケリーニが中目から、その外にアスクビクターモア。昨年は中段よりも前で決まっているので、届いたとしてもアリストテレスの位置までかな~っと。もちろん消耗戦になればライラックの一撃はあると思います。

ここからディアスティマ、キングオブドラゴンがどこまで粘るか。ディアスティマは重馬場の大寒桜賞で2着、キングオブドラゴンは稍重の日経新春杯で2着と、道悪を苦にしないと思います。ボッケリーニも昨年の日経賞を稍重で2着、京都大賞典も稍重で2着、条件戦だが江ノ島Sを不良馬場で勝っているので道悪は良さそうですね。キングカメハメハ産駒で7歳なので、トップスピードの質よりもパワーと持続力が求められる展開の方が良さそう。

アスクビクターモアはセントライト記念で稍重2着、ただこの時は時計が速いので、本質的にはスピードタイプではないかと。タイトルホルダーは馬場に関係なく、コースが空くかどうかだと思います。アリストテレスは2年前のAJCCで不良馬場を勝ち切っているし、2年前の京都大賞典では良馬場だが消耗戦で2着に好走、速い上がりを問われない時に好走するので、馬場状態は合うはず。ライラックは消耗戦になれば届くと思います。

では1頭ずつ見ていきます。

◎ボッケリーニ  ・心肺機能はやや低く、パワーは有る、瞬発力は低い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

近2走は凡走続でしたが、ジャパンCは外枠でコース適性が合わず、有馬記念でも外枠でロスが大きかった。なので敗因はハッキリしている。昨年のこのレースでは2着に好走、この時は稍重でそこまで時計が掛かっていませんでした。江ノ島Sで不良馬場を勝ち切っているし、キングカメハメハ産駒でパワーと持続力勝負になれば、前目から押し切れる可能性があると思います。

○アスクビクターモア  ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:休み明け。

休み明けで58㎏なので不安は大きいのですが、内に閉じ込められるよりはまし。中長距離のスピード型だと、不良馬場に脚を取られて凡走する可能性はありますね。

▲キングオブドラゴン  ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

日経新春杯で稍重を2着しているので、不良馬場でも走れるのではないかと。前に行けるタイプだし、条件戦で湾岸Sを好内容で勝ち切っているので、前にさえ居ればチャンスはあると思います。

                 

△ディアスティマ   ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

逃げるのはこの馬でしょう、ディープインパクト産駒の割に速い上がりを使えるタイプではなく、札幌日経OPを勝っているようにパワーと持続力を問われるときに好走するタイプ。大寒桜賞で重馬場を2着しているように道悪で逃げ切りがあるかも。

                        

★アリストテレス  ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力はやや低い。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:近走の不振。

近走は不振が続いていますが、速い上がりが使えない上にスタートも遅いので、差しに回って届かないレースばかり。2年前のAJCCを不良馬場で勝っているので、この馬場は好材料。菅原騎手は変に下げないので、少頭数で中段辺りを取れればチャンスはあると思います。

                              

☆ライラック  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:届くかどうか。

どうしても後ろからになるので、展開待ちになりますね。不良馬場想定ですがスローからの3,4F戦だと届かない可能性があります。逆にエリザベス女王杯のように平均バランスで消耗戦になればチャンスですね。

                    

Xタイトルホルダー  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。

好材料:コース適性。 悪材料:休み明け。

非ノーザンF生産馬で休み明けの上今回は59㎏、不安材料が多いな~っと思っていましたが、内枠を引いてしまいました。ディアスティマと逃げ争いをするなら良いのですが、さすがにそこまではしないと思うので、2番手の内に収まってしまうと、セントライト記念の再現もありそうで怖いですね。

                

※ヒートオンビート  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや低い。 

・トップスピードの質はやや高い。、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

 昨年3着なので今年もと思いましたが、外枠を引いてしまいました。このコースは外枠良くないんですよね。社台F生産馬だし休み明けで昨年よりも1㎏重い、不安材料が多いですね。

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コメント

  1. そだしれいなす より:

    おはようございます。競馬の不良馬場での調教についてはよくわかりませんが、推奨馬は同じくボッケリーニですかね。
    JCあたりから注目してたのですが凡走。とはいえ安定感があるため、クラスでは勝負になると思いますし、ここをメイチで走るべき馬といえるでしょうね。
    ライラックは出遅れさえしなければ可能性があることを前走は証明、デムーロも何気に調子よさそう、そして今日の感触から言うと外差しが活きそう。
    キングオブドラゴンも残りそうな感じがします。
    アリストテレスは調教は普通ですが、前に出る競馬をすれば菅原クンはやってくれるでしょう。
    アスクビクターモアは、調教を見ても圧倒的な力を持っていますが、ここで無理をするかどうか。また、タイトルホルダーについては、この世代を信頼していいかという不安。先行勢が多くなり内に締まると伸びないかも。
    ということで、
    3連単複F
    ⑥⑦-X-③④!