2023年エプソムC 予想。レースの予想よりも天気予報が重要。

土曜日の馬場情報 良馬場  Cコース

コース全周の内柵沿いに傷みがあります。

土曜日の馬場状態は良馬場ですが、含水率が高目です。水、木、金曜日と降雨があり金曜日は18㎜降りました。これで良馬場まで回復しているので、府中の排水性は高いですね。明日の日曜日ですが、朝から雨マークが出ています。ただ気象庁の予報では「曇り時々雨」なので、降ったり止んだりで雨量もそれほど多くないのではないかと。なので稍重位を想定して、具体的には今年のNHKマイルCのような馬場と考えて予想をしていきます。

◎レインフロムヘヴン

○ジャスティンカフェ                        

▲ルージュエヴァイユ                        

△インダストリア                          

★ヤマニンサルバム                        

☆マテンロウスカイ                                               

3連複 ⑤=②③⑪⑮⑰=②③⑪⑮⑰ 10点     

3連単  ⑤ー②③⑪⑮⑰ー②③⑪⑮⑰ 20点

前に行くのはマテンロウスカイとショウナンマグマ、マテンロウスカイの方が逃げる可能性が高いと思います。2番手にショウナンマグマ、中段の前からレインフロムヘヴン、内にインダストリア。中段のやや前からヤマニンサンパ、カワキタレブリー、中段からピースワンパラディ、ヤマニンサルバム、ルージュエヴァイユ。中段のやや後ろからガロアクリーク、エアロロノア、ラストドラフト、ジャスティンカフェ、中段の後ろからレクセランス、フィアスプライド。後方からエアファンディタ、トーラスジェミニという並びを想定。

マテンロウスカイはハイペースで逃げるタイプではなく、前走もスローからの3F戦で2着に逃げ粘り。11秒台を連発するラップ推移でしたが、高速馬場で実質3F戦になりました。これで上がり3F34.4はちょっと物足りない感じ、トップスピードの質が足りないことは継続騎乗の横山典騎手も分かっているでしょうね。そしてこの時にマテンロウスカイを差したのがサクラトゥジュールでレーン騎手が乗っていました。当然マテンロウスカイの脚は分かっているはずで、差し損ねることはないでしょうね。

ショウナンマグマもガンガン行くタイプではなく、吉田豊騎手に手が戻りますが、このコンビで逃げたのは新馬戦だけで6着に負けています。なのでペースを引き上げることはないでしょうね。この2頭がペースを作ればスローからの3F戦になりそうで、中段よりも後ろの馬は相当な上がりタイムを叩き出さないと届かないと思います。

4コーナーです、稍重位の馬場になると後ろも動くに動けないと思うので、隊列に変化なく3,4コーナーを回ってくると思います。エアロロノアとエアファンディタはこの辺りでもう少し前に押し上げたいところですが、特にエアロロノアは内に入ってしまうと動けなくなると思います。

直線L2標識付近です、マテンロウスカイが先頭でレインフロムヘヴンはまだ持ったままのはず、これは前走の府中Sでもレーン騎手がL2過ぎから追い出していたので、同じように乗ってくると思います。インダストリアがスムースにコースを確保できるか、ルメール騎手なので問題ないと思いますが、カワキタレブリーが内を締めるようだと、コース確保が遅れる可能性もあると思います。ルージュエヴァイユは外からスムース、前走は詰まっているので今回は絶対に詰まらないはず。その後ろからヤマニンサルバムと、ジャスティンカフェがスムース。

直線L1標識付近です、レインフロムヘヴンが先頭に、インダストリアが追走してくるはず。中目からルージュエヴァイユがスムースで、この馬はスムースならトップスピードの質を持っているので、このままレインフロムヘヴンを追い詰めるまであると思います。前を纏めてやっつけるとしたらジャスティンカフェですね、良馬場なら上がり3F32秒台を出すトップスピードの質と持続力を持っているので、差し切る可能性はありますね。

不気味なのがヤマニンサルバムで、3走前の白富士Sでドーブネと同斤量で同タイム3着、この時は直線で前に詰まっているので、スムースなら2着はあったはずです。ドーブネが中山記念で3着に粘っているので、クラス負けの危険は少ないし、スムースならここでもやれそうな気がします。ただ三浦騎手なんだよな~。

では1頭ずつ見ていきます。

◎レインフロムヘヴン  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。 

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

前走が3勝クラスなのでクラス負けの危険はありますが、2000mで1:57.8と走破時計が優秀だし、2着に0.2秒差付けて最後は流していました。しかも斤量58㎏ですから、いきなりの重賞でも勝負になると思います。レーン騎手とのコンビでは2-0-1-0と好相性です。道悪だと後ろからになり凡走が2回で、陣馬特別では3着、この時は2400mだったし、1着は青葉賞で3着のレッドヴェロシティで、0.1差なら高評価で良いと思います。

○ジャスティンカフェ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

毎日王冠でサリオスと同斤量で0.1差2着なら、このクラスでは負けられませんね。しかも詰まる心配のない外目の枠ですから、スムースに伸びて差し切る可能性が高いと思うます。あとは馬場状態ですね。

                        

▲ルージュエヴァイユ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。 

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

近2走は二桁着順で凡走していますが、前走は直線詰まってしまいレースにならなかったし、2走前の愛知杯では出遅れ後方からになってしまったし、展開的にも前残りだったので度外視して良いと思います。3走前のユートピアSが高評価で、スローからの3F戦で逃げたルースをしっかり捕まえました、上がり3F32.9でトップスピードの質と持続力の高さを見せています。今回は外目の枠で詰まる心配はないし、休み明け2走目で上積みも見込めます。ただし石川騎手は不安。

                        

△インダストリア   ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

前走のダービー卿CTで重賞を勝ちましたが、この時の2着ジャスティンカフェに2㎏貰っていました。今回は逆に1㎏あげる立場になってしまったので、前走との比較では3㎏の差があることになります。パンパンの良馬場にならない事は好材料だと思いますが、他馬に対して1㎏重いことで苦しくなるかも。

                          

★ヤマニンサルバム   ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:疲労。

白富士Sの内容からもクラス負けの危険は少ないと思います。問題は疲労面ですね、使い詰めになっているので、精神的に嫌気がささなければ。

                       

☆マテンロウスカイ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

良馬場では上手く逃げても分が悪いと思いますが、雨が多くなれば多くなるほど逃げ切り、逃げ粘りの可能性が高くなると思います。

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コメント

  1. そだしれいなす より:

    こんばんは。お疲れ様です。
    ヤマニンサルバムに命運を託しました。
    1000勝はここまで待ってくれぃ(`・ω・´)負ければ騎手のせい(残酷)

    • みやや より:

      そだしさん、こんばんは。
      ヤマニンサルバムは馬場ですかね~、いい位置に居ましたが反応がイマイチでしたね。
      三浦騎手はどこまで引っ張る記ですかね~、ローカルの未勝利戦でひっそりとなんてやめて欲しいですね。