金曜日の馬場情報 良 Aコース
＜第1回中山競馬終了後、傷んだ箇所へ洋芝を追加播種し、凹凸整正および肥料散布、約2週間のシート養生を実施しました。洋芝の生育に不揃いな箇所が部分的に見られますが、全体的には概ね良好な状態です。＞
金曜日の馬場状態は良馬場でした、木曜日に散水しているので含水率はかなり高いですね。それでも良馬場でクッション値は”やや硬め”です。この含水率なら金曜日は散水しないはずで、明日にかけては雨の心配なし。晴れて気温も上がるので、含水率も下がるでしょう。
開幕週ですが、芝の育成に不揃いな部分があるようで、超高速馬場にはならないと思います。
◎ステークホルダー
○ヴェントヴォーチェ
▲サウザンサニー
△ウイングレイテスト
★ペアポルックス
☆ママコチャ
Xオフトレイル
3連複 ③＝②③⑧⑪⑫⑬⑮＝②③⑧⑪⑫⑬⑮ 15点
逃げるのはテイエムスパーダ、ウイングレイテストとウインモナークが先行。中段の前からスリーアイランド、ママコチャ。中段のやや前からステークホルダー、ペアポルックス、クムシラコ。中段からオーキッドロマンス、プルパレイ、ヴェントヴォ―チェ。中段のやや後ろからショウナンハクラク、サウザンサニー。中段の後ろからレッドモンレーヴ、後方からオフトレイルという並びを想定。
逃げるのはテイエムスパーダだと思いますが、スタートが早くなく五分くらいです。ウインの2頭はスタート早いので一旦この2頭が前に居て、テイエムスパーダは押して押して前に上がって行く感じですね。ウインの2頭は逃げ争いはしないと思うので、テイエムスパーダが来れば前に行かせると思います。
ペースに関してはテイエムスパーダが押して押して前に行くので、ハイペースになる可能性があります。ただ1F目は速くならないと思うので、馬群が凝縮したまま2F目からペースが上がると思います。
4コーナーです、外からヴェントヴォ―チェが上がってくるところで、ママコチャが併せるように動き出して、このスペースにステークホルダーが入ってくるはず。サウザンサニーはヴェントヴォ―チェの後ろから、ウインの2頭はこの地点では動かないと思います。
直線L1標識付近です、テイエムスパーダがこの辺りで減速率が大きくなり、休み明けのウインモナークもこの辺りで減速。ここでウイングレイテストが抜け出し、ママコチャと並んで先頭。外からヴェントヴォ―チェ、中目からペアポルックス。ステークホルダーはコースが空くかどうか。
では1頭ずつ見ていきます。
◎ステークホル ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質は高い、持続力は高い。
好材料：コース適性。 悪材料：特になし。
近2走が中山1200mで連勝、2走前は58㎏背負って1:07.5で0.2秒差をつける快勝でした。前走もハナ差でしたが、戸崎騎手が余裕をもって計ったように差しているので、本気で追っていませんね。いきなりの重賞でも通用しそうです。1点不安があるのは内枠を引いたことで、3走前の京都で4着に負けた時が、直線詰まって差し切れなかったレース。この時が3枠5番だったので、戸崎騎手が上手く捌けるかどうかですね。
○ヴェントヴォーチェ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
・自身後傾ラップの時に。
好材料：コース適性。 悪材料：展開。
長い休みの後でGⅠを走って凡走しましたが、続く前走の京阪杯では3着に巻き返してきましたね。このレースは2年前に勝っているし、似たような展開になりそうなので、差し切りまであると思っています。
▲サウザンサニー ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料：コース適性。 悪材料：クラス負けの危険、届くかどうか。
末脚は良いものを持っていますが、展開待ちのタイプですね。今回はヴェントヴォ―チェをマークする形なら、一緒に伸びてきそう。
△ウイングレイテスト ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：距離適性。 悪材料：展開。
1400mでは中緩みが欲しいタイプですが、1200mなら函館SSで見せたように、まぁまぁの心肺機能を持っているので、逃げ争いにならなければギリギリ持つと思います。
★ペアポルックス ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。
好材料：コース適性。 悪材料：クラス負けの危険。
2走前に同コースのラピスラズリSを勝っているのでコース適性は良いですね。ただラピスラズリSの時は前半ゆったり入って逃げているので、ハイペースになった時の対応がカギになりそう。
☆ママコチャ ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料：コース適性。 悪材料：特になし。
2年前のスプリンターズSを勝っていますからコース適性は良いし、川田騎手も距離が短い方が良いタイプ。時期的なものなのか寒い時期はピリッとしない感じだし、本番は次なので100％には仕上げて来ないはず。
Xオフトレイル ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料：・・・。 悪材料：初距離、届くかどうか。
後ろからなので、届くかどうかだけですね。