2019年マイラーズC 予想。


過去5年複数回3着以内に来ている種牡馬はディープインパクト6回(5頭)、キングカメハメハ3回(2頭)です。開幕週の高速馬場で行われるので、トップスピードの質を問われることが多いためにお馴染みの種牡馬が好成績ですね。リピーターはエアスピネルとフィエロですが、更に遡るとダノンシャークが2012,2016年、シルポートが2011、2012年、カンパニーが2008、2009年、ローエングリンが2003、04、05年と3年連続で連対しています。

展開はスローバランスが3回、平均バランスが2回ですが、開幕週の高速馬場ということもあり良馬場だと1分32秒台前半、31秒台に入ることもザラにあります。スローバランスと言っても後半の4Fを44秒台後半で纏める能力がないと勝負になりません、高いトップスピードと持続力を求められますね。平均バランスの場合は45秒台後半で持続力勝負になりますが、このコースはトップスピードと持続力を持った馬が、先行勢を纏めて面倒見るコースでもあります。

昨年はサングレーザーがL2で強烈な瞬発力を見せて差し切り、自身のL2は目視10.8くらいでL3も落とさずに突き抜けました。4コーナーのコース取りが非常に良く嵌った感もありますが、トップスピードの質の高さと持続力があればこそですね。京都外回りは4コーナーで外を回し過ぎずに直線スムースに外に出すことで、トップスピードの質と持続力を持った馬が突き抜けるコース、トーセンラーが得意にしていましたよね。

通常は後方からの追い込みは効きにくく中段からの差しが圧倒的に優位、クルーガーが後方から1着に来ていますが、この時は最内を突いてのものですし、2015年3着のフィエロは強烈なトップスピードと持続力を持っていた馬でしたね。今年のメンバーでリピーターの資格があるのはモズアスコット、グァンチャーレは昨年6着なのでやや割引、高いトップスピードと持続力で注目なのはスト―ミーシーとケイアイノーテックでしょうか。

◎ダノンプレミアム

○ケイアイノーテック

▲インディチャンプ

△パクスアメリカーナ

★モズアスコット

☆グァンチャーレ

Xストーミーシー

3連複 ⑥=①②③④⑧⑨=①②③④⑧⑨ 15点

3連単 ⑥=⑨-①②③④⑧ 10点

馬場状態は良馬場の高速馬場ですね、雨の予報もないのでこのまま高速馬場で行われるはず。

逃げ馬不在でダノンプレミアムの逃げも十分考えられますが、メイショウオワラが外から行くかもしれません、3,4走前に豊騎手で先行しているので豊ペースでの逃げならハイペースにはならないと思います。3番手に内からパクスアメリカーナ、コウエイタケル、グァンチャーレ。インディチャンプは出遅れなければパクスアメリカーナより前の可能性もあると思います、モズアスコットは次走へ向けて逃げもあるのかな~っと思っています。スト―ミーシー、トーアライジン、ケイアイノーテックは後方からという想定です。

ダノンプレミアムは前半が速くなると終いが甘くなることはサウジアラビアRCで見せていますので、前半は無理をしないはずです。豊騎手が逃げるにしても突いてハイペースにすることはないでしょうし、自身が逃げる形になったとしても当然スローバランスで進めるはず。インディチャンプはスタートで遅れることがあるので、出遅れてしまうとリカバリーしにくい枠ですね。少頭数なので焦る必要はないと思いますが、勝ちにこだわるようだと位置は欲しいですね。

枠の並びでいいな~っと思ったのはケイアイノーテックですね、近走はなぜか中段からのレースで、前半足を使って凡走しています。乗り替りで後方から末脚を生かすHNKマイルCのような乗り方ならチャンス十分でしょう。パクスアメリカーナもすんなり先行出来そう、ダノンプレミアムを見る位置を取れそうなのでいいと思います。逆に枠で嫌だな~と思ったのはスト―ミーシー、北村友騎手への乗り替りも内に拘りそうで不安しかありません。

問題は4コーナーからで、L3からダノンプレミアムが加速した時に、付いて行った馬は直線で息切れする懸念があります、朝日FSでも中段からダノンに付いて行った馬は崩れて、ステルヴィオが後方から追い込んで2着でしたね。ダノンが4コーナーでスパートした時にメイショウオワラが付いてけずにパクスアメリカーナはその外に、インディチャンプがパクスアメリカーナの外に行くのか、内に行くのかでインディの着順は変わってきそうで、内に行くと詰まるかもしれません。

グァンチャーレが外を回して高速馬場で粘れるかは微妙、モズアスコットはダノンに対して勝ちに行かずに、前哨戦らしくやや遅れて追い出すかもしれませんね。ケイアイノーテックは外からなのでモズアスコットを目標にスムースに加速できれば。スト―ミーシーは北村騎手が内へ行くようだと届かない可能性が高くなると思います。

では1頭ずつ見ていきます、

◎ダノンプレミアム  短縮、前半がスローなら。栗東w11.3、単走持ったまま舌を出しているのは良くない。調教のタイムは良かったが舌を出していたのは嫌な感じ。朝日FSのように走れればここは問題なく通過点。

○ケイアイノーテック  休み明けはまぁまぁ、ダートから芝、後方で足を溜めれば。栗東w11.7、持ったまま2馬身先着、バランス良い。調教はよく動いていたし外枠から直線スムースなら。

▲インディチャンプ  休み明けでも走る、ダノンに付いて行くと直線甘くなる可能性がある。栗東坂路12.5、持ったまま2馬身先着、バランスは良いが掛かっている。調教で掛かっていたのは不安、内枠で折り合い重視しているとダノンの仕掛けに反応し過ぎるきらいがある。ダノンの仕掛けに一旦待ってから仕掛けた方が良いはず。

△パクスアメリカーナ  休み明けでも走る、コース適正良い、トップスピードの質では見劣るので高速馬場では割引。騎手弱化。栗東w11.8、単走強めバランスは良いが追っている割に伸びない。調教の反応がイマイチだった、コース適正は良いがトップスピードの質で見劣りそう。

★モズアスコット  海外帰りの休み明け、コース適正は良い、フランケル産駒で復調しているかどうか。栗東坂路12.5、持ったまま3馬身先着、バランスは良い。調教は良かった、馬体重は480㎏台に戻せれば。

☆グァンチャーレ  休み明けでも走る、コース適正良い、トップスピードの質では見劣るので高速馬場では割引。騎手弱化。栗東坂路12.1、単走持ったままバランスは良い。前半からある程度流れた方が良いタイプで、スローからの3F戦に巻き込まれるとトップスピードの質で見劣りそう。

Xストーミーシー  格上げ、コース適正はまぁまぁ、内枠で詰まるとダメ。上手く外に出せれば。近走は直線で詰まって凡走、前半が速いと息切れしてしまう。美浦w12.6、強め併入、バランスは良いが見劣り。調教は良くなかったが、終いの脚はあるので周りがバテたところを差せるかどうか。

コメント

  1. 匿名 より:

    能書きは多いがひっどいトリガミ予想
    6-123489ってwww
    当たるけど儲からない典型

    • みやや より:

      コメントありがとうございます、そうなんですよ、トリガミ覚悟で紐荒れ期待ですね~。