サンライズノヴァの追い込み炸裂、2着にクィンズサターンも連れてくる。馬連まで買って当たらないとは重症だ・・・。
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走破時計1:34.7 前半800m46.7 上り3F36.1
L8（12.3）L7（10.9）L6（11.6）L5（11.9）L4（11.9）L3（11.8）L2（12.1）L1（12.2）
馬場状態は高速までは行きませんが、やや重では標準的な馬場。前半はややスローの部類でした。
展開はルグランフリソンが押し出され気味に逃げ体勢、2番手にナムラミラクル、以下マイネルオフィール、ラインシュナイダーここまでが先頭勢。中段外からクルーガー、その内にユラノト、馬群の外からモルトベーネ、インカンテーション、内にグレンツェント。その後ろにスタート失敗のメイショウウタゲ、逆にスタートが良かったウェスタールンドがこの辺りから。後方からクィンズサターン、サンライズノヴァ。
ペースは前半がやや遅かった、夏至Sに比べて0.5秒ほどペースが遅く、後方勢が4コーナーまでに差を詰めてしまいました。こうなると上がり勝負になってしまうので先行勢は分が悪くなりますね。展開を読むのは難しいですね。4コーナーを回ったところでサンライズとナムラとの差は5馬身位でしたからね～。サンライズはドンピシャのタイミングで仕掛けて、勢いを付けて直線を迎えたので、上がり34.8でした。
では1頭ずつ見ていきます。
1着はサンライズノヴァ、いつものように出遅れてしまいましたが、前が飛ばさないので楽に中段に取り付けて、勢いを殺さずに直線ぐんぐん伸びました。この馬は心肺機能とパワーの両立タイプで勢いを付ければ末脚は確か。逆に直線入り口で前が壁になったりすると、再加速できずに凡走するんですよね～。今回は上手く4コーナーを回せたのが大きかった。チャンピオンズCに向けていいレースが出来ましたね。昨年は直線で詰まっての凡走でしたが、戸崎騎手も2度同じ失敗はしませんね。
2着はクィンズサターン、この馬も後方からでしたが直線はサンライズのさらに外に出しての追い込みで2着と、強い競馬でした。上がり34.9は2番手時計でしっかり伸びました。展開的に追い込みは苦しいと思いましたが、ここ2走が良くなかったので軽視してしまいました。この馬は昨年10着ですが、東京のダート1600では勝ち鞍もあるんですよね～。昨年は直線インコースから伸びあぐねただけで外からスムースなら好走してしまう。不勉強でした。
3着はナムラミラクル、どうしたルメール?テン乗りだとしてもスローペースには気づいたはずなのに、早目に動きませんでしたね。直線もL2まで待っていたように馬の特性を完全に見誤っていますね。テン乗りですから仕方ないかもしれませんが、ルメール無双からやや後退したかも。前半からハイペースで飛ばしてナンボの馬なんですが、次走も継続騎乗ならそのあたりを理解するはずで、期待はできます。
4着にユラノト、この馬もいい脚を長く使うタイプで、ナムラに付き合って直線で待ってしまった分伸びを欠いてしまいましたね。マイルはやや短い感じがしますので、1800以上の方が良さそう。
5着にルグランフリソン、この馬が5着に残っているのでいかに前半が楽だったか分かりますね、この馬場では前半46.7は遅かったっという事。この馬は前半が速いと失速してしまうタイプで心肺機能が足りないんですよね。今回のように逃げ馬不在でスロー濃厚なレースならチャンスはありそうですが、重賞以上では苦しいかも。
6着にインカンテーション、調教が良くなかったので心配ではあったのですが、元々調教が悪くても走るタイプだったので印を回しました。スタートは良かったのに、中段まで下げてしまい速い上がりを要求されての凡走でしたね。やはり前に行って粘り込むレースの方が合っていると思います。良馬場で35秒台の足は期待できませんし、前走マテラスカイに大差をつけられているので、年齢的にそろそろ苦しくなっているのかも。
7着にウェスタールンド、勿体ない競馬になってしまいましたね。スタートはまずまずで中段の後ろに居たのですが、直線前が壁になり加速できませんでした。この馬の良さが出なかったレースになってしまいましたが、次走チャンピオンズCに出られるならまだ可能性はありますね。外目の枠から直線スムースなら期待できると思います。
8着はクルーガー、スタートも良く先団に取り付いて直線を迎えましたが、そこから失速してしまいました。年齢的にもう限界かもしれませんね。
馬券は馬連まで買って外れるという重症、明日も当る気が全くしない。
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