2018富士S回顧

超高速馬場で適性がもろに問われたレースでした、エアスピネル、ペルシアンナイトは休み明けでチョイ負けでした。
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走破時計1:31.7 前半800m45.9 上り3F34.3

L8(12.4)L7(10.9)L6(11.3)L5(11.3)L4(11.5)L3(11.0)L2(11.6)L1(11.7)

馬場状態は想定通り超高速馬場でした、走破時計の1:31.7は安田記念に肉薄する時計でちょっと驚き。こうなると東京は高速馬場適性、ハイラップ適性のある馬以外は用無しですね。来週の天皇賞でも傾向は変わらないかも。

展開はマルターズアポジーが単騎逃げ、2番手にロジクライ。逃げ宣言のウインガニオンはスタートも悪く逃げる気なし。ウインブライトもスタートで寄れてリカバリーに足を使てしまいましたね。レッドアヴァンセは中段の外側を追走して、その内をエアスピネル、ワントゥワンは後方からでした。2番手追走したのがルメール騎手でしたから、マルターズは離して逃げられませんでした、ここは馬場読みが完璧なルメール騎手の好騎乗ですね。こうなるとマルターズは苦しい、善臣騎手は最高の騎乗をしたと思います、ハイペースで逃げてL3(11.0)と出し抜きにかかりましたが、後ろが付いてきていたのではこの作戦は嵌りませんね。

ロジクライがしっかりレースを作ってくれた恩恵を一番受けたのが、エアスピネルです。L3で加速した流れをロジクライが付いて行ってくれたおかげで、自身も早目に加速できました。L2の坂でボロが出なかったのはL3で加速した勢いをもらったからですね。レッドアヴァンセは外枠からスムースでしたが休み明けの影響か、ピリッとしませんでした。ワントゥワンは凄い伸びでしたが、アヴァンセよりも上の評価は危険でしょうね。

では1頭ずつ見ていきます。

1着はロジクライ、実質的にこの馬がレースを作りました。2番手からすんなり先行して押し切る強い内容でした、高速馬場適性は相当高い馬ですね。ウインガニオンが逃げなかった時点で楽な展開になったのは確かですが、軽い高速馬場を見抜いて緩めず追走した好騎乗でした。この馬については特に言う事はないですね。

2着はワントゥワン、後方待機から1頭だけ伸びてきているので嵌った感もありますが、強さは本物ですね。モレイラ騎手は馬へのあたりが軟らかいので道中の消耗が少ない、よって直線伸びるんですよね~。これは武豊騎手にも言えることです。この馬はスタートが悪いのでどうしても後方からの展開待ちになりますが、高速馬場で前が落ちてくる展開なら重賞勝利も十分可能性ありますね。

3着はレッドアヴァンセ、外目の枠で揉まれずに中段を進めたのが良かったですね、コーナーではロスがありますが、直線スムースだとしっかり伸びるタイプで休み明けでもしっかりしていました。賞金加算できなかったのは痛いですが、力は十分見せてくれました。もう一列前で競馬していたらとも思いますが、休み明けでしたからこの辺が限界かも。休み明け2走目の次走、外目の枠か揉まれない枠の並びなら期待できそうです。

4着はエアスピネル、L3でロジクライが加速してくれたのが良かった、L2の坂では伸びていないのが分かったと思いますが、元々坂は苦手です。L3の平坦部分で加速したのでL2の坂を勢いを付けて登れました。L1の平坦部分でジリジリ伸びているので休み明けでも走りますね。次走はマイルCSでしょうから、楽しみ。

5着はペルシアンナイト、休み明けは良くないですね~。道中はしっかり追走していますから勝負どころの反応でしょうね。この馬も次走はマイルCSでしょうからそこで期待ですね。

10着のウインブライト、18着のウインガニオンは何がしたかったのか・・・。マイネル軍団として連携してくるかと思いきや、ガニオンは逃げ宣言しておきながら出遅れ、リカバリーせず、手綱を引いて抑えてしまう。ブライトも高速馬場適正は良くないですね。ステゴ産駒なので我慢が効くかと思いましたが距離も短いようです。

馬券はまたまた1頭抜け、モレイラ騎手ってだけで買い目に入れるべきでしたね。

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