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＜アンドヴァラナウト＞・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は高い。
・トップスピードの質はやや高い、持続力は今のところまぁまぁ。
| レース名 | 着順 | 内容 |
| 未勝利戦 | 1着 | ややスローバランスを3番手先行、3，4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し快勝。 |
| 1勝クラス | 2着 | 平均バランスを逃げて2着。前半やや掛かっていた。 |
| 出雲崎特別 | 1着 | ハイペースバランスを3番手先行、3，4コーナー内目を回して直線一瞬前が壁になったが、空いてから伸びて快勝。L2で瞬発力の高さを見せた。 |
| ローズS | 1着 | スローバランスを中段やや前から、3，4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し快勝。瞬発力を生かしてL2で勝負を決めている。 |
| 総評 | ||
| 1勝クラスでは逃げたが2着、前半から掛かっていたので後半苦しくなった感じ。出雲崎特別ではハイペースバランスを3番手先行、前半はやや掛かり気味だったが快勝しているので心肺機能も持っている。直線ではL2標識まで前が壁になったが、空いてからL2区間で先頭に出ているので、自身は10秒台のラップを踏んでいるはずで、瞬発力の高さを見せた。このレースはハイペースバランスだったが中緩みからの3F戦だった。ローズSでは中段やや前からで折り合いはついていた、スローからの3F戦で瞬発力を生かしてL2で勝負を決めてしまった。この日は前日の重馬場から回復した良馬場で前優位、実際逃げたエイシンヒテンが2着に粘っている、これを中段やや前からL2で10秒台のラップを踏んで抜け出したので、瞬発力だけでなくトップスピードの質も高い。
この馬は瞬発力が異様に高くL2で勝負を決めてしまう、なので阪神外回りや京都外回りが得意なはず。 |
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「秋華賞へ向けて」好材料：距離適性。 悪材料：休み明け3走目、持続力が未知数な点。
好材料は距離適性で、近2走が2000mで快勝している、特に前走のローズSでは桜花賞、オークス5着のアールドヴィーブルに0.3差つけているし、内容的にもL2で圧倒しているので初のGⅠだがクラス負けの危険もないと思う。悪材料は休み明け3走目になるので、若干だが疲労が心配なこと。持続力が未知数な部分も不安で、心肺機能はハイペースバランスを先行して勝っているので問題ないが、その出雲崎特別でも中緩みから3F戦になっているので、4F戦以上では未知数。ソダシが自分の形に持ち込めば4F戦になると思うので、対応できるかどうか。
適性：(不気味な)竹
＜エイシンヒテン＞・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。
”新馬戦”ではスローバランスを中段から、3，4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”阪神未勝利戦”ではハイペースバランスを2番手先行、3，4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。”8月小倉未勝利戦”ではハイペースバランスを中段やや前から、3，4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。”9月小倉未勝利戦”ではハイペースバランスを逃げ切り。”白菊賞”ではスローバランスを逃げ切り圧勝。”阪神JF”ではややスローバランスを中段の前から、3，4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”クイーンC”では平均バランスを逃げて4着。”フィリーズレビュー”ではハイペースバランスを中段の後ろから、3，4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”忘れな草賞”ではややスローバランスを逃げて2着。”2021年藻岩山特別”ではスローバランスを逃げて4着。”ローズS”ではスローバランスを逃げて2着。
「秋華賞へ向けて」好材料：コース適性。 悪材料：クラス負けの危険。
＜心肺機能について＞9月小倉未勝利戦でハイペースバランスを逃げて押し切った、前半33.7で消耗戦に持ち込んでいるので、心肺機能はやや高い。
＜パワーについて＞白菊賞で阪神のL1の坂を克服、L1が11.9なので高いとまでは言えないが、パワーは十分にある。
＜瞬発力について＞現状では不明。
＜トップスピードの質について＞白菊賞でL2が10.9を出してきた、ただ阪神なので下り坂区間であることを考えると、高いとは言えずやや高いという程度か。阪神JFでは中段の前からで、トップスピードの質で見劣り凡走、この時は調教も良くなかった。フィリーズレビューでは中段の後ろから、L2で後ろからミニーアイルにあっさり交わされているので、トップスピードの質では勝負にならない。
＜持続力について＞逃げても2番手先行してL1で若干落としてしまう傾向があり、これは小倉でも阪神でも一緒、なので持続力はやや高いという評価で良いと思う。クイーンCでもⅬ1で若干減速が大きくなり4着だったので、持続力はやや高いという評価で良いと思う。忘れな草賞でも逃げてL1の減速が大きく2着だった。ローズSでは逃げて2着、この日は前日の重馬場から回復して良馬場になったので、明らかに前優位だったはず、これでアンドヴァラナウトにL2で交わされたのは仕方ないが、L1ではいつも通り落としてしまいアールドヴィーヴルには詰め寄られた。
＜その他について＞エイシンヒカリに母父エイシンワシントンなので、逃げてこその馬だと思う。白菊賞ではスローで後半33.9を出してきたが、この日の直線はかなり軽かったので、トップスピードの質で勝負する馬ではないと思う。この辺りをよく分かっているのが豊騎手で、9月の未勝利戦ではハイペースの逃げで勝ち切ったからね。騎手次第のところもあるが逃げて楽しみな馬。クイーンCではスタートが若干遅く、リカバリーして逃げ態勢だったので、スタート不安が出てきた。フィリーズレビューでもタイミングが合わず大きく出遅れ。忘れな草賞、藻岩山特別とスタートは改善した。
この馬は非ノーザンF生産馬で休み明けは良くない、藻岩山特別がL2で一杯になっている。
好材料はコース適性で、忘れな草賞で2着しているし、前走のローズS2000mで2着に好走しているので距離適性も良いはず。悪材料はクラス負けの危険で、前走のローズSで2着に好走したが、この日は前日の重馬場から回復した良馬場で、ハッキリ前優位だったので馬場の恩恵は大きかった。忘れな草賞でステラリアに0.2差付けられているので、このクラスでは苦しいはず。
適性：梅
＜クールキャット＞・心肺機能はやや低い、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高い、持続力はやや高い。
| レース名 | 着順 | 内容 |
| 新馬戦 | 1着 | 稍重でややスローバランスをバラケタ中段から、3，4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し快勝。 |
| アルテミスS | 5着 | スローバランスを中段から、3，4コーナー内目を回して直線直線スムースだったが流れ込むだけで5着。L2で引き離されているのでトップスピードの質で見劣ったが、L1ではバテ差して来たので持続力は見せた。 |
| フェアリーS | 10着 | ややハイペースバランスを後方から、向正面で捲り先頭に、3，4コーナー内目を回して直線スムースだったがL1で失速凡走。捲くった地点では11.8なので、11.0くらいで捲ったはずだし、先頭に立ってからせられて11.0なので、前半で消耗したはず。 |
| フラワーC | 5着 | スローバランスを中段の後ろから、3，4コーナー外目を回して直線スムースだったが届かず5着まで。4コーナーで2馬身程前に居たユーバーレーベンには0.1差まで詰め寄ったが、トップスピードの質は高くないことを見せた。 |
| フローラS | 1着 | スローバランスを離れた追走集団の中段の前から、3，4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。やや高いトップスピードの質とやや高い持続力を見せた。 |
| オークス | 14着 | 平均バランスを逃げて凡走。L1まで踏ん張ったが一気に失速したので、心肺機能で一杯になった感じだった。 |
| ローズS | 11着 | スローバランスを中段の後ろから、3，4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。休み明けでプラス14㎏、ゲートの中でも煩く出遅れも響いた。 |
| 総評 | ||
| フェアリーSの内容から心肺機能は高くなく、フラワーCでも届いていないのでトップスピードの質は高くない。フローラSでは先行押し切り、この日は2勝クラス1800mでも上がり最速33.0が出ているので、このタイムではトップスピードの質が高いとは言えないと思う。オークスでは逃げて平均バランスに持ち込んで凡走、心肺機能が高くないのでL１で一杯になってしまった。ローズSでは休み明けでプラス14㎏、汗は目立たなかったが太目残しだった可能性はある。ゲート内で煩く出遅れてしまったので、前優位の馬場では届かなかった。 | ||
「秋華賞へ向けて」好材料：距離適性、休み明け2走目。 悪材料：初輸送。
好材料は距離適性でフローラSを勝っている、この時はユーバーレーベンを3着に下しているのでクラス負けの危険はないと思う。今回は休み明け2走目で上積みが見込める、前走はプラス14㎏だったのでさすがに太目残しだったはず。悪材料は初輸送になる点で、前走で中京までは来ているが、関西圏は初めてなのでここは不安。
適性：竹