下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。
<シャインガーネット>・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや低い、持続力はまぁまぁ。
”新馬戦”では平均バランスをやや離れた追走集団の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに押し切り1着。”赤松賞”ではスローバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて差し切り。”フェアリーS”では平均バランスを3番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに4着。”ファルコンS”では重馬場でハイペースバランスを離れた追走集団の中段から、3,4コーナー中目を回して直線外目からスムースに伸びて差し切り。”2020年NHKマイルC”では平均バランスを中段のやや前から、3,4コーナー最内を回して直線スムースだったがL1で失速して6着。”2020年ターコイズS”ではハイペースバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年京都牝馬S”では平均バランスを中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに5着。”2021年京王杯SC”では平均バランスをやや離れた追走集団の後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが届かず凡走。”2021年セントウルS”ではハイペースバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年オーロC”ではややハイペースバランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びて3着。”2022年シルクロードS”ではややハイペースバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びて2着。
「高松宮記念へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。
<心肺機能について>フェアリーSでスマイルカナが平均バランスで先行して、3,4コーナー中目を回したがL2で減速してしまい4着だった、次のファルコンSの内容を考えると単に心肺機能が低いのではなく、距離適性が出た可能性もある。そのファルコンSが重馬場でハイペースバランスを中段から、自信もややハイペースバランスくらいに入っていたはずなので、心肺機能が低いとは言えないと思う。
<パワーについて>ファルコンSのL2で自身11.3くらいは出ているので、坂の地点で速いラップを踏むだけのパワーは見せた。
<瞬発力について>フェアリーSではL2でスマイルカナに出し抜かれているので、瞬発力は低いはず。
<トップスピードの質について>赤松賞でスローバランスを中段から33.6で差し切っているので、決して低くはないが、翌日の東スポ杯2歳Sでコントレイルが1:44.5、上り3F33.1を叩き出しているので、高いとは言えないと思う。2021年京都牝馬S では中段から、スムースだったがトップスピードの質で見劣り差せずに5着までだった。2021年京王杯SCでは平均バランスをやや離れた追走集団の後方からで届かなかった、前が33秒台を使っている中で、自身32秒台を出しているがトップスピードの質は評価できない。2021年セントウルSでは直線伸びずに凡走している、このクラスではトップスピードの質で勝負にならない。2022年シルクロードSではややハイペースバランスを中段からで、L2の11.2では差を詰めていないのでトップスピードの質はまぁまぁ。
<持続力について>ファルコンSでL1が12.2まで落ちているので、高いとは言えないと思う。フェアリーSでもスマイルカナに見劣っているからね~。2021年オーロCでは後方から伸びて3着、L1が12.3迄落ちる展開なのでトップスピードの質ではなく持続力で好走した。
<その他について>フェアリーSとファルコンSからは1400mの方が高い適性を見せたし、赤松賞を見るとスローバランスになれば、マイルでも通用するという距離適性を見せた。特に赤松賞では超高速馬場だったはずで、これで1:34.4は物足りない。NHKマイルCでは終始最内を回してロスなく進めたが、L1で失速して6着、距離適性は1400mがベストだと思う。2020年ターコイズSではスタート良かったが下げて中段、ハイペースバランスだったが若干掛かっていた。2021年セントウルSではスタート抜群だったが、なぜか手綱を引いて中段まで下げる謎騎乗で凡走した、騎手の判断なのか陣営の指示なのか分からないが、差しに回るようなら好走の期待は持てない。
12.1以上の中緩みがあれば好走するタイプで、2020年ターコイズSでも消耗戦で凡走した。ファルコンSでは中緩みが12.1だったが、1400mだったので好走できたのだと思う。
好材料はコース適性で、前走のシルクロードSで同コース2着、3歳時に1400mのファルコンSを勝っているのでコース適性は良い。悪材料はクラス負けの危険で、前走も1㎏重いメイケイエールに0.1秒離されたし、昨年のセントウルSでは勝負にならなかったので、このクラスでは苦しいはず。
適性:梅
<ジャンダルム>・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。
・距離は短い方がいい。
”2017年デイリー杯2歳S”ではスローバランスを中段やや後ろから、L2で瞬発力を見せて抜け出し1着。”ホープフルS”ではハイペースバランスを中段の後ろから、4コーナー外を回して直線は先頭に立つもL1でタイムフライヤーに差されて2着。”弥生賞”ではスローバランスを中段やや前から、直線はL1でワグネリアンに刺され3着、距離適正が出てきた感じ。”皐月賞”では離れた追走集団の中段やや後ろから実質スローバランス、直線はⅬ1で一杯になり凡走。”2018年富士S”では平均バランスを中段の後ろから、直線はL1で一杯になり凡走。”2018年マイルCS”ではスローバランスを最後方から、レースに参加できずに流れ込むだけ。”2019年東京新聞杯”ではややハイペースバランスを後方から、全くレースにならずに凡走。”2019年京成杯AH”ではハイペースバランスを離れた追走集団のやや前から、直線は粘って3着、超高速馬場で1F長いはずの距離を克服できた。”2019年富士S”では稍重でスローバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったがL2で一杯になり凡走。”2020年ニューイヤーS”では稍重でややハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し1着。”2020年東風S”では稍重でハイペースバランスを中段から、3コーナーで外から先頭に並びかけて直線L1で一杯になり凡走。”2020年ダービー卿CT”ではハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2020年関屋記念では平均バランスを中段やや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったがL2で一杯になり凡走。”2020年京成杯AH”ではややハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。”2020年信越S”では平均バランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し押し切り。”2020年阪神C”では平均バランスを中段やや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに7着まで。”2021年阪急杯”では平均バランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。”2021年春雷S”ではハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し圧勝。”2021年北九州記念”では稍重でハイペースバランスを中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが届かず凡走。”2021年セントウルS”ではハイペースバランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びたが4着まで。”2021年スプリンターズS”では平均バランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年シルクロードS”ではややハイペースバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年オーシャンS”ではハイペースバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
「高松宮記念へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。
お母さんがビリーブで適性距離は1400までだと思う、2歳時は2000mのホープフルSで2着があるが、それでもL1でタイムフライヤーに差されているので、距離適正の短さは徐々に見せてきた。年明け3歳になり弥生賞ではハッキリとⅬ1で垂れていて、ワグネリアンに差されている。古馬になってからは更にはっきりした感じで、東京新聞杯ではもうレースになっていない。”2019年中京記念”では平均バランスを中段から、直線中目からジリジリ伸びて6着、L1で一杯になったので距離の可能性が高い。
”2019年京成杯AH”ではハイペースバランスを離れた追走集団のやや前から、直線は粘って3着だった、超高速馬場で1F長いはずの距離を克服できたんだと思う。スーパーレコードが出る程の軽い馬場だったので、1F粘れた感じだが本質的には短距離馬だと思う。改めてラップを見てみると、L1では離して逃げたトロワゼトワルと距離が詰まっていない、つまりこの超高速馬場でもL1はトロワと同じくらいかやや速いくらいで恐らく11.8くらい、前半の貯金と後続の心肺機能が削がれる展開も、マイルまで持った要因だと思う。
2019年富士Sが稍重だったがいつもの府中、中段の前から進めたがスローバランスで凡走、後半に速いラップを求められるとマイルでは失速するんだと思う。2020年ニューイヤーSでマイル戦を勝っているが、この時は稍重でややハイペースバランス、これを中段の前から進めて押し切った。ラップを見れば分かるが11秒台前半のラップを踏んでいないので、マイルでも持ったんだと思う。2020年東風Sでは2.9秒の超ハイペースバランスを中段から、直線までジっとしていればいいものを3コーナーで外から先頭に並びかける謎騎乗、さすがにL1で一杯になり凡走した。2020年ダービー卿CTではスタートで遅れてリカバリー、ここで脚を使ったからかスムースなレースをしたが直線早々に失速した。2020年関屋記念では距離適正が出た感じでL2辺りで一杯、前夜の雨で良馬場でも重かったことも影響した感じ。
2020年京成杯AHではややハイペースバランスを中段の前からで、自身は平均バランスだったはず。3,4コーナー内目を回してロスなくスムースだったが、すぐ前に居たボンセルヴィーソに明確に見劣って4着までだったのでは、距離適性が最後に出てしまった感じ。2020年信越Sでは距離適性が良い方に出て快勝、平均バランスを中段の前で自身も平均バランスだった、これを押し切っただけでなく軽ハンデの2着カリオストロに0.2差を付けたので、改めて1400mベストを見せた。2020年阪神Cでは中段やや前からスムースだったが伸びずに7着、クラスの壁を感じさせたので、ローカル重賞でハンデに恵まれた時に。2021年阪急杯では先行粘り込みで3着、スタート前に行けたが、4コーナーでレシステンシアの外を回した分だけ直線で粘り切れなかった。
2021年春雷Sでは初の1200ⅿで圧勝、ハイペースバランスを中段の前で先行出来たし、L1まで11秒台を持続して走破時計1:07.3も優秀。当日は決して高速馬場ではなったし、2着のマリアズハートは53㎏に対してこちらは57㎏だったことも高評価。2021年北九州記念では中段の後ろからで届かず凡走、まずこの時は休み明けでプラス8㎏、この馬は非ノーザンf生産馬でノースヒルズの生産馬なので休み明けは良くない。スタートのタイミングが良くなかった感じで中段の後ろからになった、これで直線スムースで上がり3F2位の脚だったが、稍重の馬場も合って伸びなかった。
2021年セントウルSではスタート出遅れて後方から、上がり最速で僅差の4着まで持ってきたので、1200mでは展開不問で能力を発揮できるところを見せた。2021年スプリンターズSでは平均バランスを中段のやや後ろから、スタート出たが前に行かなかったので展開合わず。2022年シルクロードSでは2番手先行したが、L2で一杯になり凡走、この時が休み明け。2022年オーシャンSではハイペースバランスを中段のやや前から、L3で先頭に取り付き楽に差し切り、持続力の高さを見せた。
好材料はコース適性で、セントウルSで0.2差4着なのでコース適性は良いはず。1200mは前走のオーシャンSを快勝しているので、この距離は好相性。悪材料はクラス負けの危険で、GⅠではスプリンターズSで11着、前に行かなかったので参考外でも良いが、前走も0.2差4着がダディーズビビッドなので、このクラスで通用するかどうか。荻野極騎手は前走初の重賞制覇、GⅠは2018年の阪神JF以来なので騎手不安はある。
適性:竹
<ダイアトニック>・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力もまぁまぁ。
・トップスピードの質は高く、持続力もある。・直線で外に寄れることがある。
”2018年三鷹特別”では離れた追走集団の中で実質平均バランスから、3F戦で11.0、11.0、11.2のトップスピード持続で2着、右に寄れて伸びきれなかった。”2019年斑鳩S”ではスローバランスを中段から、L2最速戦をトップスピード持続で押し切り。”2019年ダービー卿CT”ではハイペースバランスを最後方から追い込んで4着まで、この時が休み明け3走目。”2019年安土城S”では平均バランスを中段から、直線入り口で前が壁になったが外目に出してから伸びて1着。”2019年スワンS”では平均バランスを中段やや後ろから、直線入り口で大きく外に寄れたが修正して差し切り、トップスピードの質と持続力を見せた。”2019年マイルCS”ではスローバランスを中段の後ろから、直線は外に出したが伸びずに10着、この時が休み明け2走目。”2020年京都金杯”では平均バランスを中段から、3,4コーナー最内を回して直線スムースににけて2着、この時は休み明けでプラス12㎏でトップハンデ。”2020年阪急杯”ではややハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー最内を回して直線強引なコース取りで抜け出し2着だったが3着に降着。”2020年高松宮記念”では重馬場で平均バランスを3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線クリノガウディ―に寄られて4着入線3着繰り上げ。”2020年函館SS”ではややハイペースバランスを2番手先行、3,4コーナー最内を回して直線スムースに差し切り。”2020年キーンランドC”では重馬場でややハイペースバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線入り口で一杯になり凡走。”2020年スプリンターズS”ではハイペースバランスを中段やや前から、3,4コーナー中目を回して直線狭くなって凡走。”2021年キーンランドC”ではハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線早々に失速。”2022年京都金杯”ではややハイペースバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。”2022年阪急杯”では平均バランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し快勝。
「高松宮記念へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
ロードカナロア産駒の特徴が良く出ている部分が疲労で、ダービー卿CTでは休み明け3走目で出遅れ後方からになってしまった、疲労により出遅れたと馬としては今年のダービーでサートゥルナーリアも一緒、やはりロードカナロア産駒は肉体的疲労よりも精神的ストレスが大きく影響するんだと思う。2カ月休んだ安土城Sを直線入り口で前が壁になりながらあっさり勝ち切ったように、休み明けでフレッシュの方がパフォーマンスが高いタイプなんだと思う。
2019年ダービー卿CTは大きく離れた後方からで直線までに取り付き、バテ差しになったが4着まで上がってきた、この時の2着がプリモシーンで0.2差なので高評価。2019年スワンSはスタート五分に出てから中段まで下げる操縦性の良さを見せた、直線で大きく外に寄れたが、スミヨン騎手が鞭を持ち替えてすぐに修正したので、この修正が出来れば問題はないはず。トップスピードの質と持続力の高さは再三見せているので驚かないが、かなりロスの多い競馬でスムースならもっと着差があったはず。
2019年マイルCSでは外枠から最内を取るロスの無い騎乗だったが、直線は外に出して伸びなかった、ロードカナロア産駒の休み明け2走目で反動の可能性もある。2020年京都金杯ではスムースなレースで2着、この時はプラス12㎏でやや重かったことと、ハンデ戦でトップハンデだったことで差し切れなかった。この時の1着が53㎏のサウンドキアラで4㎏差は可哀想だった。2020年阪急杯ではややハイペースバランスを中段の前から、直線で一旦外に出そうとしてから再度内へ行き進路妨害で2着入線も降着で3着。先行したことでまぁまぁの心肺機能を見せたし、ゴール前でコースが空いてからもう一伸びしたので、持続力も高いものを見せた。
2020年高松宮記念ではスタート良く3番手先行、直線クリノガウディ―に寄られて大きな不利を受け、4着入線で3着に繰り上がり。前走厳しい競馬をしていた割に、2着入線で負けていたためか反動が無かった。2020年函館SSでは高速馬場を2番手先行、折り合いも付きスムースに差し切り圧勝した。この時は58㎏だったが全く問題なく、今後も斤量を気にする必要はない。2020年キーンランドCでは前走の反動だけでは説明が付かない凡走、重馬場適性が影響したはずで、2020年高松宮記念では重馬場を好走したが、馬場表記が信用できないことを証明するような凡走だった。今後は馬場表記ではなく直前のレースタイムなどを参考にした方が良い。
2020年スプリンターズSではハイペースバランスを中段のやや前から、直線狭くなってしまい凡走したが、この夏2走使った疲労の影響もあったはず。この馬は安田隆厩舎の2頭出しで通常通りの調教だった、この影響もあったはずで今後は反動の不安はないと思う。2021年キーンランドCでは骨折休養明けで凡走、マイナス2㎏の馬体重からも筋肉量が落ちているような負け方。2022年京都金杯ではややハイペースバランスを中段から、直線入り口ですぐ後ろに居たザダル((同斤量)にL2区間で交わされてしまったので、トップスピードの質で見劣った。L1まで垂れなかったので、持続力は健在。2022年阪急杯では2番手先行、直線狭い最内を抉じ開けて伸びたので、闘志の高さを見せた。
この馬は酒井牧場生産だが外厩はノーザンFしがらきを使う隠れノーザン。2019年スワンS、2020年京都金杯で休み明けを好走している。右第1趾節種子骨骨折。
好材料はコース適性で、2020年高松宮記念で繰り上がり3着、不利がなければ2着はあった感じなので、このコースとは相性が良さそう。前走勝ち切ったことでリズムも良いし、岩田騎手の継続騎乗も好材料で良いでしょうね。悪材料は特になく、クラス負けの危険もないし、ローテーションも2020年と同じなので問題なし。
適性:松
<ダイメイフジ>・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力もまぁまぁ。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
・間隔空けると良くないが使い減りしない。・1200がベスト。
”2018年ラピスラズリS”では平均バランスを中段のインから、直線ではL2最速戦になりトップスピードの質を生かして差し切り。”2018年安土城S”ではスローバランスを中段の後ろから、直線はL2最速戦で外に出して瞬発力とトップスピードを生かして差し切り、この時の2着がモズアスコット。”2019年阪急杯”では体重が減らずに凡走、1400も良くない。”2019年オーシャンS”ではハイペースバランスを中段から、バテ差しで3着、連闘で馬体がやや絞れた。”2019年高松宮記念”ではハイペースバランスを中段の後ろから、伸びない外を回して凡走、このクラスでは苦しい。”2019年京王杯SCでは0.3のややスローバランスを2番手先行、直線L1標識まで先頭列で粘っていたが、その後に明確に垂れて10着、1F長い。”2019年函館SS”ではほぼ平均バランスを3番手先行、L2でカイザーメランジェに瞬発力で見劣り、直線はトップスピードの質で見劣り4着。”2019年UHB賞”ではハイペースバランスを3,4番手から、直線はやや前に詰まったがジリジリ伸びて3着、1着リナーテにはトップスピードの質で見劣り、この時+10㎏。”2019年オーロカップ”では平均バランスを中段やや前から、3,4コーナー中目を回して直線ややバランスが悪く、ジリジリで7着まで、この時マイナス16㎏。”2019年京阪杯”では平均バランスを中段やや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが早々に一杯になり凡走。”2020年大和S”では重馬場でハイペースバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2020年名鉄杯”では稍重で平均バランスを逃げて圧勝。”2020年オアシスS”ではハイペースバランスを逃げて凡走、L1手前で一杯になっている。”2020年栗東S”では重馬場でハイペースバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったがL1で一杯になり凡走。”2020年函館SS”ではややハイペースバランスを逃げ、3,4コーナー最内を回して直線スムースに粘って2着。”2020年キーンランドC”では重馬場でややハイペースバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2020年スプリンターズS”ではハイペースバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線入り口で一杯。”2020年カペラS(ダート)”ではハイペースバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが届かず4着。”2020年ギャラクシーS”ではハイペースバランスを中段やや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年カーバンクルS”では平均バランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて2着まで。”2021年根岸S”では稍重でハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年オーシャンS”ではややハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年高松宮記念”では重馬場でややハイペースバランスを中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年オパールS”では平均バランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線入り口で一杯になり凡走。”2021年ルミエールAD”では平均バランスを中段から、外からスムースだったが差し切れずに5着まで。”2021年ラピスラズリS”ではややハイペースバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年阪神C”ではややハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年カーバンクルS”ではハイペースバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年北九州短距離S”では稍重でハイペースバランスを中段から、3,4コーナー外目を回して直線狭くなったが凡走。”2022年オーシャンS”ではハイペースバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
「高松宮記念へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。
1歳上にダイメイプリンセス居るのだが、とても良く似ている。まず適正距離が1200、馬体重が安定しない、不思議なことに一緒に走ると隣の枠になるなど興味深い兄弟ですね。1400では安土城Sでモズアスコットを破っているが、この時はスローバランスを内目からスムース、対してモズアスコットは後方から大きく外を回されてのもの、加えて連闘で安田記念に挑むローテーで仕上げ切っていなかったはず。1400では良くないことははっきりしていると思う。
1200ではラピスラズリSでモズスーパーフレアを差し切って1着、この時はモズスーパーフレアが北村友一騎手で平均バランスにしてしまったので、モズスーパーフレアのレースにはなっていなかったが、トップスピードの質はまぁまぁの物を見せた。オーシャンSではハイペースバランスを3着、上位2頭にはやや離されたが4着のペイシャフェリシタは押さえ切った、ペイシャフェリシタは内枠を引くとやたら好走する馬なのでこれを抑えきったのは高評価だと思う。この時は持続力は見せたので、体調さえ良ければ重賞でも十分好走できるだけのポテンシャルは持っている。問題はその体調で、馬体重が平気で10kg以上増減してしまう、これはお姉ちゃんのダイメイプリンセスも一緒で、厩舎に問題があって仕上げには不安がある。休み明けが良くないのも厩舎の問題が大きく、これもダイメイプリンセスと一緒。
2019年オーロCでは平均バランスで中段やや前から、トップスピードの質で見劣り凡走した。2019年京阪杯では平均バランスを中段やや前からだったが、直線早々に一杯になり凡走した、敗因がよく分からない負け方で今後が大いに不安になる敗戦だった。2020年大和Sでは初ダートで中段からだったが、重馬場で前が止まらず後ろからトップスピードの質で切れ負けして凡走。この負け方からも中途半端な戦法は合わないと思う。2020年名鉄杯では平均バランスを逃げて圧勝、2着がテーオージーニアスなので高評価。2020年オアシスSではハイペースバランスを逃げて凡走、L1で一杯になったので距離適性の問題だと思う。2020年栗東Sではハイペースバランスを先行して凡走した。
距離適性がはっきりした感じで、芝でもダートでも前半が33秒台のハイペースバランスになると、1200mまでという事なんだと思う。2020年大和Sなんかプラス18㎏だから、距離適性以前に走れる状態ではなかったはず。2020年函館SSではややハイペースバランスを2着、ダートで逃げ・先行をして行き脚が付いた感じでスムースに逃げられたし、2番手のダイアトニック豊騎手がプレッシャーを掛けなかったことも好走理由だと思う、元々これくらいやれれて当然だが仕上げが雑で安定感がない。2020年キーンランドCでは前走から2カ月強の間隔開けでマイナス14㎏、当然のように凡走した。2020年スプリンターズSではスタート出たが出して行かずに中段のやや後ろから、2走続けてマイナス14㎏で走れる状態ではなかった。
2020年カペラSではダートでバテ差し4着まで、スタート出たが前に行く素振りも見せずに、届かず4着という結果は残念。騎手が過去のこの馬のダート成績を見ていないのだろう、前に行かないと3着以内は難しいはず。2020年ギャラクシーSでは中段やや前からで3コーナー入り口で狭くなった、これでリズムを崩したのか直線全く伸びずに凡走、砂を被ると良くないのかもしれない。2021年カーバンクルSでは平均バランスを中段から、直線スムースに伸びて2着だった、この時は57㎏を背負っていて、1着のレジェ―ロが51㎏だったので高評価で良いと思う。2021年根岸Sではスタート出して行ったが中段の前から、直線スムースだったが砂を被った影響か伸びずに凡走した。
2021年オーシャンSでは中段の前から進めたが凡走、調教が良くなく厩舎不安が出てしまった。2021年高松宮記念ではスタート出たが前に行けずに凡走。2021年オパールSでは先行したが、いつも通り休み明けで凡走した。2021年ルミエールADでは中段から、差しに回ると届かないことを見せた。2021年ラピスラズリSではスタート出たが下げて行って中段のやや後ろから、差しに回って当然伸びなかった。2021年阪神Cでは中段の前から先行、直線L1で一杯になったので距離適性が出ている。
2022年カーバンクルSではハイペースバランスを2番手先行、L1で一杯になってしまったので、心肺機能が落ちてきた感じ。2022年北九州短距離Sでは稍重でハイペースバランスを中段から、スタートは良かったがなぜか引いて行くので、前走の負けたかを引きずっている感じ。直線に入ってから狭くなったが、これは反応が悪かったために切れ込まれている。2022年オーシャンSでは中段のやや後ろからで勝負にならず。
好材料は距離適性で、1200mは好走多数でこの距離でこその馬。悪材料はクラス負けの危険で、GⅠは3回走って全て二桁着順。近走は全く勝負にならないし、特に3走前のカーバンクルSでは得意の先行策に出たが凡走したので、ハッキリ力が落ちている。
適性:梅