下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。
コトブキテティス | ・心肺機能は不明、パワーはまぁまぁ、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。 |
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レース名 | 着順 | 内容 |
野島崎特別 | 4着 | スローバランスを後方から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが届かず4着。 |
陣馬特別 | 1着 | 平均バランスを離れた追走集団の中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びて差し切り。スローからの3F戦でまぁまぁのトップスピードの質と持続力を見せた。 |
ジューンS | 6着 | スローバランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。トップスピードの質で見劣り。 |
オホーツクS | 10着 | スローバランスを中段の後ろから、向正面で中段の前まで上がり3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
六社S | 1着 | スローバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに伸びて差し切り。スローからの4F戦で持続力を見せた。 |
2021年エリザベス女王杯 | 13着 | ハイペースバランスを後方から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。トップスピードの質が高くないことを見せた。 |
2022年新潟記念 | 17着 | スローバランスをスタート五分から中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
2022年新潟牝馬S | 4着 | 稍重でスローバランスをスタートやや遅く後方から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが4着まで。 |
2022年アルゼンチン共和国杯 | 12着 | スロバランスをスタート五分に出て後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
2022年中日新聞杯 | 15着 | スローバランスをスタート五分に出て中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
2023年中山牝馬S | 12着 | スローバランスをスタート五分に出て後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
陣馬特別とジューンSが同じ府中2400mで1着と6着と真逆の結果、陣馬特別は平均バランスに対してジューンSはスローバランス、最速ラップも11.3に対いして11.1なので、トップスピードの質が高くないことを見せている。オホーツクSでは休み明けでプラス16㎏、非ノーザンF生産馬で1流厩舎でないので休み明けの不安が出た。六社Sではスローからの4F戦で、トップスピードの質はまぁまぁだったが高い持続力を見せた。
2021年エリザベス女王杯では後方から届かず、バテ差しの展開だったが、これで届かないということはコーナーでの加速が苦手なのかもしれない。2022年新潟記念ではスロバランスを中段のやや後ろから、直線トップスピードの質で見劣り凡走、この時は長期休み明け。2022年新潟牝馬Sではスタートやや遅く後方から、直線スムースに伸びたが4着まで。この時は稍重でトップスピードの質が問われなかった。 2022年アルゼンチン共和国杯ではスタート五分に出たが後方から、直線スムースだったがL1標識付近から減速率が大きくなり凡走。1F長かった可能性があるし、トップスピードの質でも見劣り。2022年中日新聞杯ではスタート五分に出て中段の後ろから、直線全く伸びずに凡走。2023年中山牝馬Sではスタート五分に出たが後方から、直線全く伸びずに凡走。この時休み明け。 |
「日経賞へ向けて」好材料:なし。 悪材料:距離適性、クラス負けの危険。
好材料はなし、悪材料は距離適性で、アルゼンチン共和国杯でL1から減速率が大きくなっているので、この距離は良くないはず。クラス負けの危険も大いにあって、OPに上がってからは新潟牝馬Sの4着が最高なので、このクラスには苦しい。
適性:梅
<タイトルホルダー>・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。
”新馬戦”ではスローバランスを逃げ切り圧勝。”東スポ杯2歳S”ではスローバランスをやや離れた追走集団の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが2着まで。”ホープフルS”ではスローバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが4着まで。”弥生賞”ではスローバランスを逃げ切り。”皐月賞”では平均バランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出して2着。”ダービー”ではスローバランスを3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年セントライト記念”ではややスローバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線詰まって凡走。”2021年菊花賞”ではややスローバランスを逃げ切り圧勝。”2021年有馬記念”ではハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが5着まで。”2022年日経賞”では稍重でスローバランスを逃げ切り。”2022年天皇賞(春)”では平均バランスを逃げ切り圧勝。”2022年宝塚記念”ではハイペースバランスをやや離れた2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し快勝。 ”2022有馬記念”ではスローバランスを逃げて凡走。
「日経賞へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:休み明け。
<心肺機能について>皐月賞では平均バランスを先行して2着、5F戦になったので心肺機能は見せた。2022年宝塚記念ではハイペースバランスをやや離れた2番手先行で、自身もハイペースで心肺機能の高さを見せた。
<パワーについて>新馬戦では逃げ切り圧勝、中山だったがL1の坂もしっかり粘ったので、パワーは十分にある。ホープフルSではL1の坂も粘っていたのでパワーは見せた。弥生賞では逃げて快勝、L1の坂でもしっかり粘っていたので、パワーの高さを見せた。
<瞬発力について>東スポ杯でやや離れた追走集団の前からだったが、直線L2で0.9の加速に対応しているので、まぁまぁの評価で良いと思う。弥生賞でスローバランスを逃げ切り、L2でわずかに出し抜いたので、まぁまぁの瞬発力は見せた。
<トップスピードの質について>東スポ杯でやや離れた追走集団の前からだったが、直線ダノンザキッドに差されて2着だった、この時のダノンザキッドはプラス24㎏で汗も目立っていて明らかに太目残し、これに差されてしまっただけでなく0.2秒離されたのは印象が悪い。ダービーではL2の10.8に対応できなかったので、トップスピードの質はまぁまぁまで。菊花賞ではL2で出し抜き勝負を決めている、下り坂なので瞬発力は問われていないが、まぁまぁのトップスピードの質は見せた。
<持続力について>東スポ杯でやや離れた追走集団の前からだったが、L2でトップスピードの質で見劣っただけでなく、L1で引き離されているので持続力もまぁまぁまで。ホープフルSではL1で見劣り、後ろからヨーホーレイクにも差されているので、持続力はまぁまぁまで。皐月賞では5F戦で2着と持続力の高さを見せた。菊花賞では中緩みからの4F戦に持ち込み快勝、持続力の高さを見せた。
<その他について>ホープフルSではスタート出たが控えたことで行きたがっていた、ここでやや掛かったことがゴール前に響いたのかもしれない。2021年有馬記念では大外枠で中段の前に行ってしまい前半で疲弊、直線スムースだったが向かい風もあり5着だった。2022年日経賞ではスローからの3F戦にして逃げ切り、1㎏軽いボッケリーニとヒートオンビートと0.1差の辛勝。この時は休み明けの前哨戦だったので、非ノーザンF生産馬であることも影響したかも。
2022年天皇賞(春)では前半の1000m60.5、中間の1000m63.1、後半の1000m60.3というラップを作った、これで前半の内に後続に7馬身以上の差をつけ、中間の1000mで引き付け、L3で11.5を踏んで出し抜き圧勝した。中間で一旦息を入れることで、1000mのレースを2回走るような展開にしている。2022有馬記念では外目の枠から押して押して逃げて凡走、前半が苦しいペースになっていて騎手のペース認識に疑問がある展開。
好材料はコース適性で、昨年のこのレースで1着なので好相性。悪材料は休み明けで、セントライト記念は詰ったので度外視して良いが、昨年のこのレースが勝つには勝ったが僅差、2,3着のボッケリーニとヒートオンビートに1㎏あげていたが、クビ-クビ差は印象が悪い。その上で今回は斤量も重くなるし、前哨戦で仕上がていないと取りこぼしも。
適性:松-