下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。
スカーフェイス | ・心肺機能はやや低く、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。 |
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レース名 | 着順 | 内容 |
刈谷特別 | 9着 | ハイペースバランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。トップスピードの質が高くないことを見せた。 |
皆生特別 | 1着 | 重馬場で平均バランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。少頭数で前を射程に入れられた。 |
2021年七夕賞 | 10着 | 稍重でハイペースバランスを中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
元町S | 8着 | スローバランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが届かず凡走。 |
岸和田S | 1着 | スローバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。良馬場だが重い馬場でパワーが生きた。 |
2021年チャレンジC | 5着 | スローバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが5着まで。中段から流れ込むだけ。 |
2022年中山金杯 | 2着 | スローバランスを中段のから、3,4コーナー外目を回して直線スムースに伸びて2着。パワーと持続力を見せた。 |
2022年小倉大賞典 | 5着 | 稍重でスローバランスを中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが届かず。 |
2022年大阪杯 | 6着 | ややハイペースバランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが届かず。 |
2022年函館記念 | 3着 | 重馬場でハイペースバランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。 |
2022年新潟記念 | 11着 | スローバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
2022年ディセンバーS | 10着 | 稍重でハイペースバランスをスタート遅く後方から、3,4コーナー内目を回して直線詰まって凡走。 |
2023年中山金杯 | 11着 | スローバランスをスタートやや遅く後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
2023年京都記念 | 8着 | 平均バランスをスタートやや遅く後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
2023年大阪城S | 1着 | 平均バランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて差し切り。 |
2023年ダービー卿CT | 13着 | スローバランスをスタートやや遅く後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
刈谷特別ではハイペースバランスだったがスピード負けした感じで伸びなかった。皆生特別では重馬場で平均バランスでトップスピードの質が問われなかった、後方からだったが少頭数で前から離されなかったので、バテ差しが届いた。2021年七夕賞では中段の後ろから届かず、自身はスローバランスだったので心肺機能は問われていないが、前までの間隔が空き過ぎて、この馬のトップスピードの質では勝負にならなかった。元町Sでは後方から届かず、この時は上がり3F32.9で全体2位の末脚だった。この傾向から前半はゆったり入った方が良いが、後方から届くほどのトップスピードの質は持っていない。
岸和田Sでは良馬場でも重い馬場で、トップスピードの質を問われず、少頭数で前を射程に入れられてので届いたが、斤量は恵まれていた。2021年チャレンジCでは中段から流れ込むだけで、上位3頭からはやや離された。2022年中山金杯ではスローからの5F戦をバテ差し、持続力とパワーを見せたが、この時は54㎏で1着レッドガランに2㎏貰っていた。 2022年小倉大賞典では稍重でスローからの5F戦、初手の位置取りが後ろになり届かなかった。2022年大阪杯では後方から、3,4コーナーは内目を通してロスなく回ってきたが、それでも届かなかったのでトップスピードの質で足りなかった。2022年函館記念ではスタートやや遅く後方から、重馬場でハイペースバランスをバテ差しになったが、届かず3着までなのでポジションが後ろ過ぎた。 2022年新潟記念ではスタート五分から中段のやや後ろ、スムースだったが全く伸びなかったのでトップスピードの質で見劣り。2022年ディセンバーSではスタート遅く後方から、稍重でハイペースバランだったのでバテ差しが決まる展開だったが、直線詰まってしまい凡走。2023年中山金杯ではスローからの5F戦で後方から届かず、展開が合わずトップスピードの質で見劣り。 2023年京都記念では後方から、中緩みからの3F戦になりトップスピードの質で見劣り。2023年大阪城Sではスタート五分に出て中段のやや前から、直線入り口では前が壁になっているが、流れているのでブレーキはしていないので瞬発力は問われず、4F戦になって持続力を生かして差し切れた。2023年ダービー卿CTではスタートやや遅く後方から、3,4コーナー内目を回して中段に上がり、直線スムースだったがトップスピードの質で見劣り凡走。 |
「鳴尾記念へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。
好材料は距離適性で、函館記念3着、中山記念2着、条件戦だが岸和田Sを勝っているので2000mは好相性。悪材料はクラス負けの危険で、函館記念は55㎏で1着ハヤヤッコに2㎏、2着マイネルウィルトスに1㎏貰っていたし、中山記念でも54㎏で1着レッドガランに2㎏貰っていた。定量戦の重賞だと苦しい感じ。スタート不安もあって届かないリスクもある。
適性:梅
ソーヴァリアント | ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは高い、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。 |
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レース名 | 着順 | 内容 |
弥生賞 | 4着 | スローバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。前残りで展開合わず。 |
利尻特別 | 1着 | スローバランスを中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し圧勝。トップスピードの質を見せた。 |
藻岩山特別 | 1着 | スローバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し圧勝。スローからの4F戦で持続力も見せた。 |
セントライト記念 | 2着 | ややスローバランスを中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線直線スムースだったが2着まで。中緩みのない展開で終い甘くなった感じ。 |
2021年チャレンジC | 1着 | スローバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し圧勝。スローからの4F戦で持続力も見せた。 |
2022年オールカマー | 中止 | スローバランスを中段のやや前から、3コーナーで心房細動を発症して競走中止。 |
2022年チャレンジC | 1着 | ハイペースバランスを離れたメイン集団の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し快勝。 |
2023年中山記念 | 9着 | スローバランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
弥生賞ではスローからの3F戦で届かず、直線ですぐ前に居たダノンザキッドと互角の末脚は見せたが、展開が合わなかったので参考外で良いと思う。利尻特別ではスローからの3F戦を先行押し切り、Ⅼ3からジワっと上がって先頭に立ち、L2、L1は自身のラップで10.9を連発するトップスピードの質を見せた。藻岩山特別ではスローからの4F戦を2番手から押し切り圧勝、L3,L2で11.3を持ったまま出してきたので、トップスピードの質と持続力の高さを見せた。
セントライト記念ではややスローバランスだが、中緩みのない展開で前に行った馬は心肺機能が問われた、これをショート捲りに行って一旦先頭に立ったがゴール前でクビ差されてしまった。心肺機能はまぁまぁの評価だが目標にされる不利はあったし、菊花賞2着のオーソクレースを完封しているので全体的には高評価で良いはず。 2021年チャレンジCではスローバランスを2番手先行、マイネルウィルトスの捲りを封じるペースを作って、L2で10秒台に入れて圧勝。2022年オールカマーでは心房細動で競走中止。2022年チャレンジCではハイペースバランスを離れたメイン集団の前から、3,4コーナー馬場の良い内目を回して、直線L2で勝負を決めて快勝、スローからの5F戦にして持続力の高さを見せた。2023年中山記念ではスタートやや早く中段のやや前から、スローからの6F戦で苦しくなった感じで凡走。この時は休み明けでプラス12㎏の影響もあったかも。 |
「鳴尾記念へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:特になし。
好材料は距離適性で、チャレンジCで2年連続圧勝しているので、2000mは好相性。悪材料は特になく、前走は中山との相性の悪さが出たようで凡走したので、好走歴のある阪神2000mなら期待できる。
適性:松
<ディアマンミノル>・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
”若葉S”ではスローバランスを離れた追走集団の中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが全く伸びずに凡走。”青葉賞”ではスローバランスを後方から、3,4コーナー内目を回してスムースだったが伸びずに凡走。”2020年メルボルンT”ではハイペースバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線狭くなってからジリジリ伸びて3着。”2020年甲武特別”では稍重で平均バランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線一杯になって凡走。”2020年金山特別”ではスローバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して内をこじ開けて差し切り。”2020年高雄特別”では不良馬場でややスローバランスを離れた追走集団のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線狭いところをこじ開けて差し切り。”2020年オリオンS”ではスローバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。”2021年美濃S”ではハイペースバランスを離れた追走集団の後方から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年御堂筋S”では稍重でややスローバランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。”2021年メトロポリタンS”ではスローバランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。”2021年目黒記念”ではスローバランスを離れた追走集団の中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年函館記念”ではハイペースバランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが4着まで。”2021年札幌記念”では平均バランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年京都大賞典”ではスローバランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが4着まで。”2021年アルゼンチン共和国杯”ではスローバランスを後方から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが届かず5着。”2021年中日新聞杯”ではスローバランスを後方から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年万葉S”ではややスローバランスをやや離れた追走集団の中段のやや前から、3,4コーナー内目を回してスムースだったが伸びずに凡走。”2022年京都記念”では稍重でスローバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年大阪ハンブルクC”ではスローバランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースにバテ差し。”2022年目黒記念”ではスローバランスを中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが4着まで。”2022年新潟記念”ではスローバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年京都大賞典”では稍重だが実質超高速馬場でスローバランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年アルゼンチン共和国杯”ではスローバランスをスタート五分に出て、離れたメイン集団の中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線アクシデントでブレーキしてしまい凡走。“2022年チャレンジC”ではハイペースバランスを離れたメイン集団の後方ポツンから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年大阪ハンブルクC”ではスローバランスをスタート遅れて後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが届かず凡走。”2023年メトロポリタンS”では稍重でスローバランスをスタート遅く後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが届かず凡走。
「鳴尾記念へ向けて」好材料:なし。 悪材料:クラス負けの危険、届くかどうか。
<心肺機能について>2020年メルボルンTでハイペースバランスを中段のやや後ろからで、自身もギリギリ平均には入っていたはず、これをバテ差しで3着まで持ってきたので、心肺機能はまぁまぁ。
<パワーについて>2020年金山特別でL2の坂をしっかり加速しているので、パワーは十分にある。2021年御堂筋SではⅬ1でバテ差す格好で差し切り、稍重だったのでパワーの高さを見せた。
<瞬発力について>2022年万葉Sでは中段のやや前辺りからだったが、L5からの11.5‐11.7に反応できずに置かれてしまいポジションを下げている。2022年アルゼンチン共和国杯では直線でアクシデントの影響を受け、再加速に手間取ったので瞬発力で見劣り。
<トップスピードの質について>2020年金山特別では内からこじ開けて差し切っているが、11秒台の前半まででトップスピードの質はまぁまぁまで。2020年オリオンSでは直線すぐ後ろに居たヒートオンビートの差されている。2021年美濃Sでは離れた追走集団の後ろからで、自身だけでなく追走集団がスローバランスだったはず、これでL2最速戦になりトップスピードの質で見劣り凡走した。2021年目黒記念では直線入り口ですぐ前に居たゴールドギアに見劣り凡走。2021年札幌記念では後方からで届かず凡走。2023年大阪ハンブルクCではスタート遅く後方から、スローからの3F戦でトップスピードの質が足りずに凡走。
2021年アルゼンチン共和国杯では後方から届かず5着、上がり最速だったが当日は高速馬場で、前に居た馬も33秒台を使っているので、キレッキレのトップスピードの質を持っていないことを見せてしまった。2021年中日新聞杯ではスローバランスを後方から、前残りの展開で届かず凡走した。2022年万葉Sでは直線スムースだったが、後ろからマカオンドールにあっさり交わされているので、トップスピードの質で見劣り。2022年京都記念では中段から、スローからの5F戦でトップスピードの質で見劣り。2022年チャレンジCではハイペースバランスを離れたメイン集団の後方ポツンから、全く届かなかったのでトップスピードの質で見劣り。
2022年目黒記念では僅差4着、スローからの5F戦で得意パターンだったが、L3、L2で11秒台前半を出されてしまい届かず、トップスピードの質で見劣り。2022年新潟記念では中段のやや後ろから、スローからの3F戦になり優位な外からスムースだったが、直線入り口ですぐ後ろに居たユーキャンスマイルに、トップスピードの質で大きく見劣り。2022年京都大賞典では超高速馬場で、実質3F戦になりトップスピードの質で見劣り凡走。2023年メトロポリタンSではスタート遅れて後方から、スローからの3F戦になりトップスピードの質で見劣り凡走。
<持続力について>2020年金山特別で4F戦を快勝している、2020年高雄特別でも不良馬場で消耗戦を勝ち切っているので、持続力は高い。2021年メトロポリタンSでは、直線入り口ですぐ前に居たゴールドギアを、ゴール前で追い詰めているので、トップスピードの質では見劣ったが、持続力では上回っている。2021年函館記念ではバテ差しの追い込みで4着まで来た、3,4コーナー外を回してかなり距離ロスがあったので、持続力の高さは見せている。2022年大阪ハンブルクCではスローからの5F戦でバテ差し1着、下り坂でトップスピードの質を問われず持続力が活きた。
<その他について>甲武特別で直線早々に一杯になり止めてしまった、この時は使い詰めで心身ともに疲労困憊だったはず、この辺りに厩舎の能力不足が見られる。甲武特別迄使い詰めだったが、この後休養に入ったのが良かったか金山特別では馬が変わった、スタートも良くなったし持続力も生かせるようになっていた。更に馬群を割る闘志も見せているので、揉まれても不安はない。スタート自体は悪くないが、二の足が遅く前に行けない。2021年京都大賞典では8Fの超ロンスパ消耗戦、後方からバテ差しの形で4着までだった、持続力の中でも低速の持続力の高さが異様に高いことを見せた。
好材料はなし、悪材料はクラス負けの危険で重賞では全く結果が出ていない。届くかどうかが大きな不安材料で、スタートが遅くいつも後方から。ここにきて前に行くとは思えないし、重・不良馬場まで悪化して相当な消耗戦にならないと届かない。
適性:梅