2025年オーシャンS 全頭評価。その1。

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下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

<ウイングレイテスト>・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

”新馬戦”ではスローバランスを中段やや前から、3,4コーナー中目を回して直線外からやや外に張られたがその後はスムースに伸びて2着まで。”未勝利戦”では重馬場で平均バランスを中段の前から、3,4コーナー外を回して押し切り。”デイリー杯2歳S”ではスローバランスを中段の後ろから、直線入り口で中目から馬群に突っ込む形になり2着。”2019年朝日杯FS”ではハイペースバランスを中段やや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが凡走、L2で手応えが怪しくなっていたので心肺機能がやや足りなかった感じ。”ファルコンS”では重馬場でハイペースバランスを離れた追走集団の中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったがジリジリしか伸びず凡走。”ニュージランドT”ではハイペースバランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線入り口で外に弾かれたが3着まで伸びる。”2020年NHKマイルC”では平均バランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線外から伸びたが7着まで。”2023年小倉大賞典”では重馬場でハイペースバランスをスタート早く離れたメイン集団の中段のやや前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年ダービー卿CT”ではスローバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年米子S”ではハイペースバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。”2023年中京記念”ではハイペースバランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが4着まで。”2023年京成杯AH”では平均バランスをスタート五分に出て離れた2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。”2023年スワンS”では平均バランスをスタート早く番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し押し切り。”2023年阪神C”でハイペースバランスを逃げて凡走。”2024年函館SS”ではハイペースバランスをスタート早く3,4番手先行、3,4コーナー外眼を回して直線スムースだったが2着まで。”2024年アイビスSD”ではハイペースバランスをスタート五分に出て中段の前から、スムースに抜け出し2着。”2024年スプリンターズS”ではハイペースバランスをスタート早くやや離れた2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2024年阪神C”ではスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。

新馬戦では直線入り口で他馬にぶつけられたが怯まずに外から伸びて2着、持続力と闘志を見せたレースだった。未勝利戦では重馬場で平均バランスを中段の前から押し切っているように、心肺機能と持続力の高さを見せた。この時は直線抜け出してから余裕を見せて後ろからあわやのところまで迫らた、この辺りは騎手の目測の悪さ。

デイリー杯でも4コーナーから直線のコース取りが悪く、壁になる程ではないが常に進路上に馬が居て、再三進路変更をして2着、1着レッドベルジュールとはコース取りの差が目立った。2019年朝日杯FSではかなりのハイペースバランスを中段やや前から、かなりのハイペースで追走一杯になった感じの負け方。

ファルコンSではハイペースバランスを離れた追走集団の中段からで、自身平均バランスくらいのはず。これで3,4コーナー内目を回して直線スムースだったがジリジリまで、平均バランスで入ってしまうと心肺機能で見劣る感じ。ニュージーランドTではハイペースバランスを中段の後ろからで、自身はややスローバランスに入っていたはず、これで3,4コーナー外目を回して直線でしっかり伸びた、この時は直線入り口で1着ルフトシュトロームに一発もらって外に弾かれた、その後立て直しているので闘志もあるし、L1の坂でも落していないのでパワーの高さも見せた。

NHKマイルCではいつも通り後方から、3,4コーナー内目を回してしまい、直線に入ってから外に大きくサイドチェンジする大きなロス、これが響いて上がり3F最速だったが7着までだった。改めて瞬発力の低さを見せてしまった。2023年小倉大賞典ではスタート早く、離れたメイン集団の中段のやや前から、心肺機能は問われていないが、重馬場の1800mでL1減速率が大きくなったので、1F長かった感じの負け方。

2023年ダービー卿CTではスタートやや早く中段の前から、スローからの3F戦になりトップスピードの質で見劣り。2023年米子Sではハイペースバランスを中段の前から、スムースだったがゴール前で差されて4着、この時は58㎏だった。2023年中京記念ではハイペースバランスを中段のやや前から、中緩みのない消耗戦になったことでジリジリ伸びて4着、この時は上位3頭に1~2kgあげていたので、高評価で良いと思う。

2023年京成杯AHではスタート五分に出て、3F目辺りで若干減速して離れた2番手。L3から差を詰めて行ったのでL3の自身のラップは11.0くらい、L1で減速率が大きくなったので速いラップを踏んだ分だけ苦しくなった感じ。この時は1着ソウルラッシュに2㎏、3着ミスニューヨークに1㎏貰っていたので、クラス負けの印象がある。

2023年スワンSではスタート早く2番手先行、L3で緩んでL2最速戦になり、スムースに加速して押し切り。瞬発力の高さを見せた。2023年阪神Cではハイペースにしてしまい凡走、心肺機能の低さを見せたが、1200m通過は1:07.3なので1200mならハイペースで押し切れそう。2024年函館SSではスタート早く先行、ハイペースバランスだったが1200mでしっかり粘れた。この時は59㎏だったので斤量を考えれば高評価。

2024年アイビスSDではスタート五分で中段の前から、一旦先頭に立ったがL1で2㎏あげていたモズメイメイに差され2着、59㎏で出足がやや遅かったので2着でも高評価。2024年スプリンターズSではハイペースに付き合ってしまい凡走、心肺機能は高くない。2024年阪神Cでは平均バランスを中段の前から、中緩みが出来ずに心肺機能で見劣り。

「オーシャンSへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:展開。

好材料は距離適性で、1000直から1800mまで勝ち鞍があるし、函館SSで59㎏背負って2着なので好相性。悪材料は展開面で、スプリンターズSのように前半が速過ぎると苦しくなるし、逆に速い上がりを求められるのも良くないので、適性の幅が狭い。

適性:竹+

ウインモナーク ・心肺機能はやや高い、パワーは有る、瞬発力は不明。     

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
フリーウェイS 5着 平均バランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
バーデンバーデンC 4着 ハイペースバランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったがジリジリまでで4着。
セプテンバーS 1着 平均バランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
2024年みちのくS 2着 稍重で平均バランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが2着。
2024年ラピスラズリS 3着 平均バランスをスタート五分に出て2,3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
フリーウェイSではスタート五分に出て中段のやや後ろから、上がり33秒台が求められ伸びずに凡走、トップスピードの質で見劣り。バーデンバーデンCではスタート五分に出て中段から、ハイペースバランスだがL1まで11秒台だったので、トップスピードの質で見劣り届かなかった。

セプテンバーSでは中段の前から押し切り、この時は56㎏で2着ブルースピリットに1㎏貰っていた。2024年みちのくSではスタートやや早く中段の前から、スムースだったが2着までで、稍重で差し切れなかった感じ。パワーと持続力の高さと、やや高い心肺機能を見せた。2024年ラピスラズリSでは平均バランスを先行したが、差せずに差されているので、トップスピードの質で見劣り。

「オーシャンSへ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、条件戦だがセプテンバーSを勝っているし、前走のラピスラズリSも同コースで3着と好相性。悪材料はクラス負けの危険で、前走が初のOPで3着、0.3秒離されているので重賞ではやや苦しい感じ。

適性:竹-

ヴェントヴォーチェ 特性 ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。                   ・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。              ・自身後傾ラップの時に。
レース名    (ペース) 着順(馬場状態) 内容
2021年オパールS(平均バランス) 5着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段の前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2022年北九州短距離S(ハイペースバランス) 4着(稍) スタート~道中 スタート五分に出て中段の前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが4着まで。
2022年春雷S(平均バランス) 1着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段のやや前から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに抜け出して圧勝。
2022年函館SS(ハイペースバランス) 7着(良) スタート~道中 スタート五分に出たが二の足が遅く中段から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2022年アイビスSD(平均バランス) 9着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段から。
3,4コーナー
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2022年キーンランドC(平均バランス) 1着(良) スタート~道中 発馬直後に挟まれて中段の後ろからリカバリー。
3,4コーナー 内目をスムースに上がり4コーナーでは先頭から3頭目。
直線 スムースに差し切り。
2022年スプリンターズS(ハイペースバランス) 12着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2023年オーシャンS(ややハイペースバランス) 1着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段から。
3,4コーナー 外目をスムース。
直線 スムースに差し切り。
2023年高松宮記念(平均バランス) 8着(不) スタート~道中 スタートやや遅く中段から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2024年スプリンターズS(ハイバランス) 16着(良) スタート~道中 スタートやや早くメイン集団の中段から。
3,4コーナー 外目を回してスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2024年京阪杯(平均バランス) 3着(良) スタート~道中 スタートやや遅く中段から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースに伸び3着。
2021年オパールSでは平均バランスをスムース、直線スムースだったが差せずに差されているのでトップスピードの質で見劣り。2022年北九州短距離Sでは稍重でハイペースバランス、中段の前からでL1が12.2でジリジリ伸びてが4着まで。2022年春雷Sではスタート五分に出て中段のやや前から、直線スムースに抜け出し圧勝。このレースはL1のレースラップが11.1だが、L1標識では前から2馬身程の差があったので、この馬自身のL1は10秒台だったはずで異様な馬場だった。

2022年函館SSではスタート五分に出たが、二の足が遅く中段から、L1が12.0のラップだが伸びなかったので、心肺機能で見劣った感じ。2022年アイビスSDではスタート五分から中段、スムースだったが伸びずに凡走。2022年キーンランドCではスタートで挟まれて中段の後ろから、内が空いていてリカバリーでき、3,4コーナーも最内でスムース。直線でも前が空いて差し切り。このレースは中緩みのあるL2最速戦で、消耗戦にならなかったので展開がドハマりした。

2022年スプリンターズSでは中段から、3,4コーナー中目を回したので、馬場バイアスが悪く伸びずに凡走。2023年オーシャンSではスタート五分に出て中段から、自身のラップでは35.1-33.3で足が溜まり、トップスピードの質を生かして圧勝。2023年高松宮記念ではスタートやや遅く中段から、スムースだったが伸びなかったので馬場が合わなかった。

春雷Sで好タイムで圧勝したが、L1のレースラップ11.1が出るような異様な馬場、これを自身のL1ラップはさらに上回るので、実は1200mは短い可能性がある。母系を辿ると1400~1600mで好走している。オパールSでは一本調子の消耗戦で苦しくなったし、北九州短距離Sでは消耗戦だがL1が12.2まで落ちたことで踏ん張った感じ。2024年スプリンターズSでは終始馬群の外を回したし、自身もハイペースだったはずで凡走。この時は長休明け。2024年京阪杯ではスタートやや遅く中段から、中緩みがなかったが平均バランスで足が溜まった。

<春雷SではL3とL2の11.2-11.3が中緩みのようになっているので、ここからあと2Fあったらマイル戦らしいラップ推移になる。条件戦を勝ち上がったレースがTVh杯で1200mだが中緩みのあるラップ推移だったので、一本調子の消耗戦になりやすい、ハイレベルな1200mは適性的に合っていないかもしれない。後傾ラップで好走することは2023年オーシャンSで見せた。>

「オーシャンSへ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:展開。

好材料はコース適性で、2023年のこのレースを勝っているので好相性。悪材料は展開面で、自身が上がり33秒台を出せる展開が理想、中緩みがあれば尚良し。

適性:竹+++

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