2024年セントウルS 　全頭評価。その2。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

フィリーズレビューではハイペースバランスを中段のやや前から、L1で減速率が大きくなったので、１F長いかもしれない。札幌スポニチ賞ではスタートやや早く中段の前から、ハイペースバランスで自身もハイペースだったはずで心肺機能の高さを見せたし、L1までしっかり伸びているので、1200mで持続力の高さを見せた。

道頓堀Sではスタート早く2番手先行、ややスローバランスでL1が11.6、これで一旦先頭に立ったが差し返されたので、トップスピードのの持続力で見劣ったし、1着ジャスパージャックに1㎏貰っていたので印象が悪い。サンライズSではスタート五分に出て中段のやや前から、直線スムースに差し切り、L1が11.9まで減速したので差し切れた。

2023年オーシャンSではスタートやや早く中段のやや前から、直線はトップスピードの質で見劣り凡走。阪神ならL2の下り坂で誤魔化せるが、中山では苦しい。2023年春雷Sでは重馬場で先行、L1が12秒台なので粘り込めた。心肺機能と持続力の高さを見せた。2023年函館SSではスタートやや早く中段のやや後ろから、ハイペースバランスで2F目のレースラップ10.5の部分で下げて行ったので、前半は足を温存できた騎手のファインプレイ。直線はスムースでL1が12.0まで落ちたことでバテ差しを決められた。

2023年キーンランドCでは調教後の騎手のコメントがピリッとしなかったし、馬場の悪い内を回して凡走。スタートがやや遅かったことが今後の不安。2023年スプリンターズSではスタートやや早かったが中段の後ろから、逃げ争いを予想したような感じで下げたので、決め打ちしたが外れた感じ。

2023年京阪杯では中段のやや前から、直線ジリジリしか伸びなかったので、トップスピードの質で見劣り。2024年オーシャンSではスタートやや早く中段から、外目を回した分のロスがあり届かなかった感じ。2024年ダービー卿CTではややハイペースバランスを中段から、L3で一杯になってしまったので距離が長かった。

2024年函館SSではスタートやや早く中段からスムース、トップスピードの質で見劣り伸びず、雨が降っていたが高速馬場でスピード負けした感じ。2024年UHB賞では中段の後ろから、ハイペースバランスでバテ差しになったので届いた。

・トップスピードの質はやや低い、持続力は高い。

2023年京阪杯では平均バランスを中段の前から、直線はトップスピードの質で見劣り凡走。2024年カーバンクルSではハイペースバランスを逃げて2着、直線入り口で並んでいた2頭は競り落としたが、ゴール直前に差されて2着。2024年オーシャンSではスタートやや早く逃げて凡走、稍重で前半33.3のハイペースにしてしまい自滅。

2024年アイビスSDではスタートやや遅く中段から、外に出せなかったし、ペースが速く追走一杯で凡走。2024年CBC賞ではスタートやや早く押して押して2番手へ、ハイペースで苦しくなったようでL2で一杯になり凡走。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。

船橋Sでは中段の後ろから差し切り、稍重でハイペースバランスだったので、パワーと持続力の高さを見せた。2024年函館SSではスタートやや遅く中段の後ろから、3，4コーナーで最内をスムースに回してポジションを上げて、直線は一瞬待たされたがジワっと伸びて4着。コース取りが良かったが、再加速に手間取った。