2022年京王杯SC　全頭評価。その4。

・トップスピードの質は高く、持続力はやや高い。　　　

・左回りでは直線大きく右に寄れる。

2022年ダービー卿CTでは逃げたが凡走、スタート五分に出て押して押して逃げ体勢、外からサトノフェイバーにやや絡まれ中緩みのない展開。この時は右回りだったからかコーナーをスムースに回っていた、直線では一瞬右に寄れたが大きく寄れることはなくまっすぐ走っている。この時は休み明けだった影響もあったし、かなりのハイペースバランスで消耗戦だったので、心肺機能の可能性もある。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

戎橋Sはミルコが上手く乗ったレースで、まずスタートが良く逃げ争いが激しくなったことを察知して下げて行った、これで自身はややハイから平均くらいのペースで走っていて、心肺機能はあまり問われていない。直線もスムースにバテ差す格好で快勝したので、まぁまぁの心肺機能と、高い持続力、高いパワーを見せた。2021年スワンSでは中段の前から、スムースだったがいまいち伸びなかったのは、このクラスでトップスピードの質が足りなかったからだと思う。

2021年ニューイヤーSではマイルで1F長かった可能性がある、元々トップスピードの質では勝負できないので、差せずに差されていることも含めて、展開が合わなかった。2022年阪急杯では3コーナー入り口でリンゴアメに切り込まれて後退、直線はトップスピードの質で見劣り4着まで。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

元町Sではスローからの5F戦、中段の前からスムースだったが2着まで、L2の10.7では前との差を詰められずに、エアファンディタに交わされているので、トップスピードの質で見劣った。L1ではジリジリ伸びて2着は確保したので、持続力は見せた。長篠Sではスローからの3F戦で差し切り、少頭数で一団の後ろからだったので、終始前を射程に入れられた。このレースは当日の3歳未勝利戦よりも走破時計が遅いので、レースレベルには疑問符が付く。2022年東京新聞杯では中段のやや後ろからスムースだったが凡走、トップスピードの質で見劣り。