2021年日経賞 予想。勝ち切れない人気馬は馬連の軸に。

馬場状態ですが金曜日は良馬場、含水率がやや高いのですが、これは木曜にパラっと降った影響でしょう。金曜から雨の予報はないので、もう少し乾くと思います。先週土曜日のタイムを見ると標準的な良馬場と見て良いと思います。

◎アールスター

○カレンブーケドール

▲ダンビュライト                   

△ワールドプレミア                 

★ウインキートス                 

☆ラストドラフト                                

Xオセアグレイト                                 

馬連 ③⑦⑫=②③⑥⑦⑧⑫⑬ 15点

3連単 ③⑫ー③⑦⑫ー②③⑥⑦⑧⑫⑬ 20点

逃げるのはジャコマル、外から2番手にダンビュライト、内からウインマリリンまでが先行勢。ウインキートス、ヒュミドールが中段の前から、中段のやや前からカレンブーケドール。中段からアールスター、オセアグレイト、ナイママ、中段やや後ろからワールドプレミア、ラストドラフト、シークレットラン。中段の後ろからムイトオブリガード、後方からゴーフォザサミット、サトノルークスという並びを想定。

逃げるのはジャコマルだと思います、他に何が何でも逃げたいタイプがないので、すんなりと逃げ体勢を築けるはず。ウインマリリンが逃げる可能性はありますが、逃げ争いはしないはずで、ジャコマルが出後れない限りは2,3番手に控えると思います。ダンビュライトも逃げ争いをすることはないと思うので、外から2番手辺りで折り合うはず。ウインキートスがダンビュライトを入れない可能性があるので、この2頭は前後入れ替わるかも。

カレンブーケドールは中段やや前から、出たなりで位置は取れると思うので、前を射程に入れた良い位置取りが出来そう。内枠からアールスターが中段辺り、スタートが速い方ではないのですが、ワールドプレミアは休み明けではスタートが遅いので、そのスペースが空く可能性が高い。ラストドラフトは出たなりで前走と同じような位置、外枠2頭ゴーフォザサミットとサトノルークスは、スタート直後のコーナーで外を回される分後方からになってしまいそう。

4コーナーです、このレースは5F戦や4F戦になることが多く、この辺りで11秒台半ばくらいを踏むと思います。この辺りでジャコマルが苦しくなりそうで、それをダンビュライトが交わして早目先頭に、ここでウインキートスが外から動くと、ウインマリリンがダンビュライトの後ろに。その後ろにアールスターとワールドプレミアが続くと思います。

外からウインキートスに続くのがカレンブーケドール、その後ろがオセアグレイトでしょうか。大外に回りそうなナイママ、シークレットラン、サトノルークスは距離ロスが大きそう。ラストドラフトはこの辺で待たされるかも。

直線L1標識付近です、ダンビュライトが抜け出しウインキートスとウインマリリンが続きます。その外にカレンブーケドールがオールカマーのような感じで伸びてきて、内目から伸びそうなのがアールスター。ワールドプレミアはコースが空くかどうかですね、有馬記念の時も内枠で直線入り口では待たされていました、石橋騎手が4コーナー出口で意図的にコースを確保できるとは思えないので、他力本願でコースが空くかどうか。オセアグレイトはステイヤーズSが3F戦で1着、有馬記念が5F戦で9着なのでロンスパだと苦しいかも。ラストドラフトがバテ差しでどこまで届くか。

では1頭ずつ見ていきます。

◎アールスター   ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

調教データ

今回:栗東坂路39.3-12.4、単走持ったまま、やや右傾。

重賞では小倉記念でしか好走歴が無いのですが、2走前の中山金杯が惜しいレースで、初手の位置取り失敗が響きました。直線ではバテ差しでL1いい脚を見せていたので、コース適性は高いし展開もロンスパは得意。アルゼンチン共和国杯で見せたようにトップスピードの質は高くないので、周りが苦しくなる展開が条件ですね。中山金杯では5枠10番でポジションが後ろになりましたが、内枠を引けば小倉記念で見せたように中段は取れるはず。前走小倉大賞典ではL1でカデナよりも上の評価、前残りの馬場だったので届きませんでしたが、タイミング次第でバテ差しの一発がありそうな雰囲気を見せました。

今回は3番枠ですし、内のワールドプレミアのスタートに不安があるので、最内の中段を取れそうな感じ。4コーナー出口からコースを確保できるかどうかが、最大の不安材料ですが、コースが空けば突き抜けても不思議ではないと思います。

○カレンブーケドール  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーはやや少ない、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。・休み明け良くない。

好材料:コース適性。 悪材料:休み明け。

調教データ

今回:美浦坂路38.2-13.0,持ったまま半馬身先着、バランス良い。 

2020年有馬記念:美浦坂路37.4-12.5,持ったまま併入、バランス良い。5着 

2020年ジャパンC:美浦坂路37.4-12.4、持ったまま半馬身遅れ、バランスは良い。4着。

2020年オールカマー:美浦坂路37.7-12.8、やや強め1馬身先着、バランスは良い。2着。

2020年京都記念:美浦w40.7-12.9、持ったまま併入、バランス良い。2着。 

2019年ジャパンC:美浦w38.3-12.7、持ったまま併入、バランス良い。2着。 

秋華賞:美浦坂路37.9-12.3、持ったまま併入、バランス良い。2着。

好走すれども勝ち切れず、先頭に立ちたくない病を患っている感じで、どうしても1着にならない。未勝利戦を勝った時もマーフィー君がゴールまで押して押して気を抜かないように苦労していました、スイトピーSも先頭に立ってから伸びが鈍りましたから、どうしても先頭に立ちたくないのでしょう。

負けた相手がイメージ悪くGⅠでは仕方ないのですが、オールカマーでセンテリュオ、紫苑Sがパッシングスルーなので相手は関係なく、とにかく先頭に立ちたがらない感じ。なので馬連の軸には最適だと思いますが、馬単や3連単の頭固定にはしにくい馬です。 

▲ダンビュライト  ・休み明けは良くないが使い減りしない。

・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力は低い。

・トップスピードの質は高くなく、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。    

調教データ

今回:栗東坂路37.9-12.5,持ったまま併入、バランス良い、インディチャンプよりも印象が良い。 

2021年京都記念:栗東坂路37.7-12.4,持ったまま1馬身先着、バランス良い。3着。

2020年京都大賞典:栗東坂路38.5-12.6、やや強め半馬身先着、バランス良い。7着。

2020年宝塚記念:栗東坂路37.4-12.5、持ったまま3馬身先着、やや右傾。9着。 

2020年天皇賞(春):栗東坂路37.7-12.8、持ったまま1馬身先着、バランス良い。9着。

2019年ジャパンC:栗東坂路37.7-12.4、強め併入、バランスは良い。14着。 

2019年京都大賞典:栗東坂路37.0-12.4、やや強め2馬身遅れ、右傾でバランス良くないし、見劣り。2着。

去勢してから全く良さが見られませんでしたが、前走の京都記念でステイフーリッシュと0.1差3着、復活の兆しを見せました。今回は調教が良く見え、併せた相手はインディチャンプ、タイムも良かったのですが手応えは明らかにダンビュライトが上、状態は前走よりも更に上がっている感じで、展開次第では1着までありそう。

               

△ワールドプレミア  ・心肺機能は高く、パワーは有る、瞬発力は低い。・トップスピードの質は低く、持続力は高い。好材料:コース適性。 悪材料:休み明け。   

調教データ      

今回:栗東w37.9-12.1,単走やや強め、バランス良い。 

2020年有馬記念:栗東w40.6-12.6,単走持ったまま、バランス良い。5着。 

2020年ジャパンC:栗東坂路40.5-12.9、単走持ったまま、バランス良い。6着。 

2019年有馬記念:栗東坂路40.4-12.8、単走持ったまま、バランス良い。3着。 

菊花賞:栗東坂路39.7-12.7、単走やや強め、バランスは良い。1着。      

休み明けがピリッとしない馬で、ノーザンF生産馬ですが休み明けでは不安があります。特にスタートが遅くなるようで、神戸新聞杯、ジャパンCとスタートがやや遅れました。内枠だと2020年有馬記念で4コーナー出口で待たされているように、スムースな方が良いタイプなので、内枠は悪材料だと思います。石橋騎手への乗り替りですし、叩き台でどこまで仕上げてくるか・・・。 

 ★ウインキートス  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険、騎手不安。  

調教データ

今回:美浦w38.0-12.5,単走持ったまま、やや首が高いがバランスは良い。

実はこの馬掲示板を外していません、グレイトフルSではジャコマルに逃げ切られましたが、2F戦に持ち込まれてしまいましたし仕方ないですね。前走の勝ち方が良くて3F戦でL2最速戦を抜け出しての快勝、ゴールドシップ産駒らしからぬ瞬発力を見せました。最大の不安材料は丹内騎手ですね~。

               

☆ラストドラフト  ・心肺機能とパワーの両立型で瞬発力は低い。

・トップスピードの質は低く持続力は高い。 

好材料:コース適性。 悪材料:2カ月強の間隔。        

調教データ

今回:美浦P37.4-12.1,持ったまま併入、バランス良い。 

2021年AJCC:美浦P36.5-12.1,持ったまま半馬身先着、バランス良い。3着。 

2020年金鯱賞:美浦w39.6-12.7、持ったまま半馬身先着、バランスは良い。5着。

前走AJCCで3着に好走、不良馬場でのバテ差しだったので、トップスピードの質が問われなかったことが好走要因だと思います。2500mで消耗戦になれば再度のバテ差しがあるはずで、3,4コーナーでコースロスがなければ届くかと。

                        

Xオセアグレイト  ・心肺機能は低い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。・中緩みのある長距離戦で。

好材料:・・・。 悪材料:クラス負けの危険、休み明け。

調教データ

今回:美浦w39.7-12.6,単走持ったまま、バランス良い。 

2020年有馬記念:美浦w39.9-12.9,単走持ったまま、バランス良い。9着。

ステイヤーズSでスローから3F戦を差し切り、4F戦以上になると不安が出てきますが、そこは横山典騎手なので上手くカバーできるかも。

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