土曜日の馬場情報 良馬場 Aコース
土曜は良馬場でしたが、明日は朝から雨マークが出ています、複数の天気予報を見ましたが、レース時間までの積算雨量は5~10㎜くらい、土曜の含水率はまぁまぁ低目で結構乾いている印象なので、雨量が多くならないと重馬場まで悪化しないかもしれませんね。土曜のタイムは参考になりませんが、6R古馬1勝クラス2000mで1:59.1、クラスを考えればいいタイムですね。なので稍重位で収まるようなら、走破時計は2分を切ってくるかもしれません。
◎グランアレグリア
○コントレイル
▲レイパパレ
△サリオス
馬連 ⑫=②⑦⑧ 3点
3連単 ⑦⑫-⑦⑫-②⑧ 4点
逃げるのはハッピーグリン、2番手からレイパパレ、中段の前からサリオス、ブラヴァス、アドマイヤビルゴ。中段やや前からアーデントリ―、コントレイル、中段からクレッシェンドラヴ、グランアレグリア。中段やや後ろからワグネリアン、中段の後ろからペルシアンナイト、カデナ、後方からモズベッロという並びを想定。
逃げるのはハッピーグリン、前走も逃げているので行くしかないかな~。もちろん前走逃げて凡走しているので、控える可能性があります。その場合はレイパパレが逃げの手に出ると思います、前走のチャレンジCで前半行きたがって折り合い面に不安を見せました、前にハッピーグリンが居てくれた方が良いかもしれませんが、逆に先頭に立ってしまえば折り合えるかも。ハッピーグリンがどんなペースで行くか分かりませんが、スローバランスで入ればレイパパレは番手で折合いに専念、平均からハイペースの場合はハッピーグリンを行かせて、メイン集団をコントロールすると思います。
サリオスの位置取りが不安定で、前走のマイルCSではスタートで遅れていました、毎日王冠ではスタート五分に出ていましたから、前走はミルコが乗っていたことが遅れた原因かも。アーデントリ―が前に入ってしまうと動くに動けないので、スタートで遅れるとリカバリーしにくくなるので、松山騎手でスタート決められるかどうか。コントレイルはスタート五分に出ればいつも通り中段のやや前でしょう、アドマイヤビルゴが外枠なので、外からプレッシャーを掛けてくるかもしれませんね。ノーザンFとしてもサリオスかグランアレグリアを勝たせたいはず、友道厩舎が3頭も出している理由はもしかして・・・。
グランアレグリアはスタート五分に出るので、ペースが速ければ控えて中段の後ろでもいい、これはスプリンターズSがそうでしたね。逆にペースが遅ければ中段辺り、これが前走マイルCSでした。ポジションはルメール騎手の判断で自在に取れるので、勝てる位置というかコントレイルをマークする位置でしょうね。カデナ、ペルシアンナイト、モズベッロはスタートが遅いので、中段の後ろからだと思うので、ワグネリアンとクレッシェンドラヴが、馬群の内へ入りそうです。
4コーナーです、ハッピーグリンがどこまで粘れるかですが、前走京都記念ではL3辺りで一杯になったので1800mの手前当たりですね、今回は休み明け2走目なのでもう少し粘れると見て、このL2標識辺りではなんとか踏ん張っている感じでしょうか。もちろんスピードの違いがありますから、レイパパレが交わしに行くはず、ブラヴァスはレイパパレに被せることはないと思うので、レイパパレはスムースのはず。ここで問題になりそうなのはサリオスですね、レイパパレに続けばいいのですが、ハッピーグリンに詰まってしまうと苦しくなりますね。初手の位置取りがアーデントリーの後ろになってしまうと、ここでは待たされてしまうと思います。
コントレイルとグランアレグリアは外からスムース、アドマイヤビルゴを風除けにする感じで、スムースに直線に入れそうです。想定ペースはスローバランスからの4F戦なので、後方からのカデナ、ペルシアンナイト、モズベッロはこの辺で差を詰められるかどうか。
直線L1標識付近です、レイパパレが抜け出したところ、外からコントレイルとグランアレグリアが掴まえに行きますね。内からサリオスがどこまで伸びるか、4コーナーでスムースならばここでレイパパレの真後ろをキープできるはず、瞬発力は持っていますから直線入り口のコース取り次第ですね。
正直言って上位4頭は力が抜けている感じがしますし、雨で急浮上しそうなモズベッロも、展開を考えると消耗戦になり難そうなので、届かない可能性が高いと思います。コントレイルとサリオスについては、皐月賞で完璧に乗ったサリオス、中段の後ろまで下げてからのショート捲りを打ったコントレイル、コントレイルの方がロスが大きい競馬だったので、皐月賞の着差ではなくダービーの着差がこの2頭の能力差と考えています。ダービーでは0.5差3馬身の差だったので、この間にグランアレグリアとレイパパレが入る、そんなイメージで予想しました。グランアレグリアについては安田記念の走りからも、コントレイルを差し切る可能性が高いと思いました。
では1頭ずつ見ていきます。
◎グランアレグリア ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは程々、瞬発力は高くはない。
・トップスピードの質は高く持続力はとても高い。・休み明けでも走る。
好材料:・・・。 悪材料:初距離。
調教データ
今回:美浦w39.1-12.8,持ったまま併入、バランス良い。
2020年マイルCS:美浦芝36.1-11.7、持ったまま併入、バランス良い。1着。
2020年スプリンターズS:美浦w38.3-12.3、持ったまま併入、バランスは良いがやや迫力がない。1着。
2020年安田記念:美浦w37.8-12.4、持ったまま併入、バランス良い。1着。
2020年高松宮記念:美浦坂路37.5-12.3、単走持ったまま、バランス良い。2着。
初距離ですが前半はスローになりやすいレースなので、上手く折り合えれば距離は持つと思います。外目の枠を引けたのは大きな好材料で、直線スムースならトップスピードの質と持続力の高さは折り紙付きですからね。調教でも変なところはなかったし、ルメール騎手の継続騎乗も当然好材料、道悪も高松宮記念で上がり最速で追い込んでいるのでこなせるはず。安田記念の強さを見ればアーモンドアイよりも上の評価でもいいと思うので、コントレイルを差し切ってしまう可能性も十分にあると思います。
○コントレイル ・心肺機能はまぁまぁ、パワーはある、瞬発力は高い。
・トップスピードの質は高く、持続力も高い。
好材料:コース適性。 悪材料:・・・。
調教データ
今回:栗東坂路37.2-12.3,単走持ったまま、バランス良い。
2020年ジャパンC:栗東坂路38.7-12.2、単走持ったまま、バランスまぁまぁ。2着。
ダービー:栗東坂路37.9-12.4、単走持ったまま、バランス良い。1着。
皐月賞:栗東坂路38.1-12.4、単走持ったまま、バランス良い。1着。
ホープフルS:栗東坂路37.5-12.3、単走持ったまま、バランス良いがやや首が高い。1着。
昨年の3冠馬ですしここは圧勝を期待したいのですが、グランアレグリアは強敵ですね。この馬は消耗戦で周りが苦しくなる方が力を発揮するタイプで、皐月賞やダービー、神戸新聞杯で消耗戦を快勝していました。東スポ杯2歳Sでスローバランスから凄い脚を使ているので、展開は不問ですがグランアレグリアにマークされるはずだし、ノーザンF包囲網もあると思うので、ここは一筋縄ではいかないかも。
▲レイパパレ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。
調教データ
今回:栗東坂路39.0-12.4,単走強め、バランス良い。
2020年チャレンジC:栗東坂路39.1-12.7、単走やや強め、バランス良い。1着。
キセキ、ギベオンが回避したため、実質的にレースを作るのはこの馬だと思います。ハッピーグリンが前走並みのペースで逃げるようなら、やや離れてメイン集団の前でしょうね。前走掛かっていたのでハッピーグリンがスローに落としてくれれば、2番手で折り合いやすくなるかも。雨の予報が出ているので団野騎手がペースを引き上げる可能性は低いと思います、なので上手く2番手で折り合いを付けられるのでは。チャレンジCでは前半折り合いを欠きながら、上り3F34.4を叩き出して押し切り、前に居てこのタイムなら勝負になると思います。
△サリオス ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質は高く、持続力も高い。
好材料:距離適性。 悪材料:特になし。
調教データ
今回:美浦w38.5-12.3,掛かって抑えて併入、ややバランス悪い。
2020年マイルCS:美浦w36.8-12.9、強め2馬身先着、バランス良いが汗が目立つ。5着。
2020年毎日王冠:美浦芝39.2-12.2、押さえて併入、やや掛かり気味。1着。
ダービー:美浦w38.9-12.3、持ったまま併入、バランス良い。2着。
皐月賞:栗東w39.9-13.2、持ったまま併入、バランス良い。2着。
朝日FS:美浦w39.0-12.4、抑えて併入、バラスは良いが汗が目立つ。1着。
前走マイルCSで出遅れたのが引っかかりますね、内枠を引いてしまったので遅れるとリカバリーがしにくい、特にアーデントリーに前に入られてしまうと、4コーナーか苦しくなりそうで、展開が不利になりそう。コントレイル比較ではスムースでも差があると思うので、間に何かが入ってくると思います。調教でバランスが悪かったことも気になりました。