2023年皐月賞 予想。道悪適性を重視。

土曜日の馬場情報 良馬場  Bコース

3コーナーから4コーナーおよび正面直線のコース内側に傷みがあります。

土曜日の馬場状態は朝の時点では良馬場、午前6時頃から降り始めて芝レースのスタート5Rは稍重でした。7Rには重馬場まで悪化して9Rの山藤賞では走破時計2:04.2とかなり時計が掛かっています。16時までの降水量は24.5㎜、23時まで降る予報なので降水量はさらに増えることが確実。

直近で中山競馬場が雨だったのは3月18日、この日は午前2時から19時まで雨が降り、トータル28.5㎜降りました。19日は雨がなく日中は晴れましたが、11RのスプリングSは重馬場で、走破時計1:48.9で上がり最速は1着のべラジオオペラで35.7でした。今回は23時まで降り続く予報で想定雨量は30㎜くらい、16日は晴れ予報です。3月18日~19日と大きく違うのは気温で、3月19日は最高気温14.5度ですが、明日16日は24度の予報です。雨量は今回の方がやや多く、気温は今回の方が高いので、3月19日よりは乾く可能性が高いと思います。なので稍重位になるのではないかと。

◎タスティエーラ

○ベラジオオペラ

▲メタルスピード                      

△ファントムシーフ                       

★グラニット                                  

単複 ⑭                    

馬連ワイド ⑭=⑮                

3連複 ⑭=⑮ー全通り 16点

逃げるのはグラニット、他にラスハンメルやタッチウッドも逃げる可能性がありますが、グラニットの場合は何がなんでも行くタイプなので、逃げ争いになれば別ですが、道悪で前半無理をしたくないという騎手心理からも、逃げ争いはないと思います。そもそもグラニットはスタート早いですが、ラスハンメルとタッチウッドはスタート五分くらいなので、先手を取るのはグラニットだと思います。ペースに関しては全く分かりませんね、鞍上が嶋田騎手なのでこの馬の適正ペースで行けるかどうか大きな不安です。

前半ゆったり入れば馬群は凝縮、グラニットがペースを引き上げれば、ラスハンメルはともかく、豊騎手はペースを落として第2先行のような形になりそう。ホウオウビスケッツは横山和騎手なので、積極的に前に行くと思うので、グラニット、ラスハンメル、ホウオウビスケッツの3頭で先行集団を形成。タッチウッドがメイン集団をコントロールして、以下ショウナンバジット、グリューネグリーン、外からメタルスピードが中段の前という感じでしょうね。

中段のやや前にワンダイレクト、フリームファクシ、タスティエーラ。中段からソールオリエンス、ファントムシーフは前半無理をしないようだとこの辺りかな~。外からべラジオオペラ。中段のやや後ろからトップナイフ、この馬も横山典騎手なので前半は無理をしないかも。ダノンタッチダウンはスタートがあまり良くないので、ポジションを取るのは難しいと思います。シャザーンはスタート次第ですね、前でもいいと思いますが出遅れれば後ろから。後方はウインオーディンとマイネルラウレアという並びですね。

4コーナーです、ペースは平均くらいだと思いますが、それでも馬群は詰ったままだと思います。余程速ければバラけて縦長もあると思いますが、稍重表記ならグラニットもそこまで飛ばさないと思いますが・・・。タッチウッドが中目から、どのタイミングで行くかにもよりますが、豊騎手が前走を見て早目に動けば、後ろのタスティエーラにとってはありがたいですね。メタルスピードが早目に来れば嫌でも豊騎手が動くと思うので、全体的に仕掛けは速くなると思います。

べラジオオペラがメタルスピードを追って外へ行くと、ファントムシーフやフリームファクシにスペースが出来ますね。なので田辺騎手が内を締めるかどうかは重要。内目は馬場が良くないと思うので、この辺りから全体的に外へ膨れていくと思います。なので後ろの馬ほど外を回すと距離ロスが大きくなるはず、ダノンタッチダウンやトップナイフ、シャザーン、マイネルラウレア辺りですね。

直線L1標識付近です、タッチウッドが先頭で内にグラニットがどこまで粘るか。外からタスティエーラ、メタルスピード。2列目の内からホウオウビスケッツは馬場次第ですね。べラジオオペラはタスティエーラの後ろから、その後ろからフリームファクシ、ファントムシーフ。ソールオリエンスは内からでしょうね。

ここからはL1が12秒台に落ちるかどうか、スプリングSでは12.6なのでやや速くなって12.3くらいでしょうか。馬場が重くなればなる程タスティエーラやべラジオオペラには良いはずで、逆に早くなればファントムシーフが飛んでくると思います。グラニット、タッチウッド、メタルスピードがどこまで粘るか。

では1頭ずつ見ていきます。

◎タスティエーラ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

お父さんのサトノクラウンによく似た馬で、とにかくズブイんですよね。新馬戦ではムーア騎手が派手なアクションで追っていたのはその証で、陣営もその辺は分かっているんでしょうね。松山騎手も前走かなり促していたので、松山騎手の継続騎乗は好材料だと思います。サトノクラウンが時計の掛かる馬場で好走していましたから、よく似ているこの馬も稍重以上に悪化すればチャンスはあると思います。

○ベラジオオペラ  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

前走スプリングSで重馬場の中で快勝、パワーと持続力でねじ伏せてきたので、この馬も道悪で馬場が重くなるほど期待が出来ます。

▲メタルスピード  ・心肺機能は高く、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

好材料:コース適性。 悪材料:クラス負けの危険。

前走のスプリングSで3着に激走、この時が重馬場でしたね。ただいつもよりもやや後ろからだったので、もう少し前でレースが出来ればチャンスがあると思います。馬場は外の方が良いと思うので、自然と馬場の良い部分を走れると思いますが。

                      

△ファントムシーフ  ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

共同通信杯の走りを見てもまだ伸びしろがありそうで、ルメール騎手の継続騎乗も好材料ですね。道悪になった時に対応できるかどうかが未知数で、前半無理をしにくいのも不安材料ですね。これは先週の桜花賞でハーパーが下げてしまったことで見せつけられたルメール騎手のペース認識の良さ、これが悪い方に出てしまうと危ないですね。

                       

★グラニット  ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。

・トップスピードの質は低く、持続力はやや高い。

好材料:・・・。 悪材料:騎手不安。

前走は重馬場でハイペースバランスを逃げて4着、さすがに速過ぎてバテてしまいましたが、0.4秒差なのでよく粘りました。京成杯では逆にペースを落としてしまい負けているので、この馬の適性ペースで走れるかどうか。これが嶋田騎手最大の不安材料ですね。

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コメント

  1. そだしれいなす より:

    こんばんは、今日のアーリントン、①②④⑤⑥の3複BOXで来ました(まあ1~5番人気なんで大したことではないですが…)が、今日の松山さんはユリーシャを御せておらず。タスティエーラだと思って走ってたなら許すで(`・ω・´)

    今回はほぼ買い目同じではないでしょうか…朝買いましたのでみやや様予想と合うかドキドキですがちょっと安心(フラグ)。然し私は無駄が多いだろうか…(´・ω・`)
    https://pasteboard.co/TN1qCBiGGldx.png
    ちなみに枠連6-7BOX3通りの7-7も重めに買ってます。
    よろしくお願いいします!