2023年マイルCS　予想。地元3割増し(3度目)

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土曜日の馬場情報　良馬場　　Cコース

＜今週からCコースを使用します。柵の移動に伴い、傷みがあった箇所は概ねカバーされましたが、内回り3コーナー内側および正面直線にカバーしきれない傷みがあります。＞

土曜日の馬場状態は稍重でした、12Rの1勝クラスがマイル戦で1:34.4、上がり3F最速は1着テンノメッセージで33.9。限りなく良馬場に近い稍重という感じでしたね。それ以上に注目なのはこのレースのL2ラップ、10.8のラップが出ています。改修後の京都外回りでは、下り坂の勢いそのままに直線に入れるようで、L4以降は直線と考えた方が良そう。

明日にかけては雨の心配はありませんが、気温は低いのでパンパンの良馬場までは見込めず。先週もやや時計が掛かっていたので、稍重に近い良馬場という想定です。L2で10秒台に入るかどうかは展開次第で、スローからの3F戦なら入る可能性があります。スローからの4F戦や前半から流れるようだと、11秒台という感じですね。

◎シュネルマイスター

○ダノンザキッド

▲レッドモンレーヴ               　　　　   

△セリフォス                　            

★ナミュール                          　　

☆ソウルラッシュ　　                       

3連複 ⑨＝①⑥⑪⑫⑯＝①⑥⑪⑫⑯　10点  　 

3連単 ⑨ー⑥⑪⑫⑯ー⑥⑪⑫⑯　　　12点

逃げるのはセルバーグかバスラットレオンで、陣営のコメントからはどちらも譲りそうも無し。この2頭はスタートも早くないし、ゲートのタイミング次第で内外は入れ替わりそうですが、2頭で並んで逃げそうですね。ビーアストニッシドが3番手でやや間隔を空けるかもしれませんね。前2頭が押して押して逃げ争いをすれば、速いと見ると思うし、3馬身位空きそう。

中段のやや前からエエヤン、ソーヴァリアント。中段からダノンスコーピオン、ダノンザキッド、エルトンバローズ。中段のやや後ろからソウルラッシュ、マテンロウオリオン、イル―シヴパンサーが外から。中段の後ろからジャスティンカフェ、セリフォス、ナミュール。後方からシュネルマイスター、レッドモンレーヴという並びを想定。

ペースはややハイペースくらいで、3コーナー手前の上り坂で緩むことが多く、松山騎手と鮫島俊騎手では中緩みが出来そう。さすがに3F戦ということはないと思うので、中緩みからの4F戦になると思います。初手で縦長になっても、中緩みで馬群が凝縮して、3，4コーナーに入って行くのではないかと。

4コーナーです、馬群は凝縮して外からエルトンバローズが上がって行きそう。西村騎手は動ける時は早仕掛けをするので、ジワっと上がりそう。セリフォスがこの動きに乗って行けるかどうかで、外に馬が居ると動くに動けない。マイラーズCの時のジャスティンスカイのような感じになるかも。シュネルマイスターがジワっと上がる感じで、ここから勢いを付ける感じですね。

直線L2標識付近です、直線入り口で外へ広がるので全馬詰まることはないはず。セルバーグとバスラットレオンはこの辺りでは先頭、2列目にビーアストニッシド、ダノンザキッド、ソーヴァリアント、エルトンバローズ。外からナミュール、レッドモンレーヴ、シュネルマイスターがスムース。その後ろからセリフォスではないかと。

直線L1標識付近です、中緩みからの4F戦になると思うので、L2区間で10秒台に入ることはないと思います。それでもある程度のトップスピードの質は問われるはずで、ダノンザキッドが抜け出しそう。ソウルラッシュは内が伸びればいいが、コースを選びそうですね。外からのナミュール、レッドモンレーヴ、シュネルマイスター、その後ろのセリフォスはスムース。

ここからダノンザキッドは伸びるはずで、外からはナミュール、レッドモンレーヴ、シュネルマイスターがスムースに伸びるはず。セリフォスは直線入り口で遅れると届くかどうか、昨年はL1が上り坂で11.6まで減速していたので届きましたが、京都はL1が平坦なので11秒台前半になると届かないかも。

では1頭ずつ見ていきます。

◎シュネルマイスター　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質は高く、持続力は驚異的に高い。

好材料：コース適性。　悪材料：届くかどうか。

昨年のこのレースは内枠を引いてしまい、直線入り口で詰まってしまい凡走しました。安田記念を見ても外からスムースな時はどこまでも伸びるタイプで、9番枠は最高の枠だと思います。スタートがやや遅いのでポジションは後ろになると思いますが、その分自分のタイミングで動けるので、ルメール騎手のタイミングに期待ですね。能力的に疑うところはないし、マイラーズCのレース振りを見ても差し切るだけのスピードと、持続力は持っているので、我らがシュネルマイスターの久々GⅠ制覇に期待ですね。

○ダノンザキッド　　・心肺機能はやや低い、パワーは有る、瞬発力はやや高い。

・トップスピードの質は高い、持続力はやや高い。

好材料：距離適性、地元。　悪材料：特になし。

この馬は輸送さえなければGⅠで好走できることは再三見せていますね。このマイルCSでも2年連続で3，2着、阪神マイルだから好走したわけではなく、輸送が無かったからだと思うので、京都に替わっても好走すると思います。シュネルマイスター共々”我らがダノンザキッド”なので、馬券内に来てくれることを祈ります。

▲レッドモンレーヴ　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。　　　

・トップスピードの質は高く、持続力は高い。

好材料：距離適性。　悪材料：届くかどうか。

前走の富士Sは2着でしたが、1着のナミュールに1㎏あげていながら0.2差、同斤量なら逆転は可能だと思います。この馬は瞬発力は高くないので、内枠を引くと危ないと思いましたが、外からスムースなら届いてもおかしくないと思います。

△セリフォス　　・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力はやや高い。

・トップスピードの質は高く、持続力はかなり高い。

好材料：距離適性。　悪材料：特になし。

マイルでは安定した成績で、昨年の覇者ですからこれ以上評価は落せません。ただダイワメジャーの産駒でL1がフラットだと、ポジション次第では届かない可能性もあると思います。

★ナミュール 　　・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力はやや高い。　

・トップスピードの質はやや高く、持続力はやや高い。

好材料：距離適性。　悪材料：休み明け2走目。

前走の富士Sを快勝しましたから、勢いでここもと思いますが・・・。この馬は休み明け2走目の成績が良くない、肉体的なものか精神的なものか分かりませんが、反動が出るんだと思います。この馬も”我らがナミュール”なので、シュネルマイスター、ダノンザキッドと3頭揃って馬券になって欲しいです。

☆ソウルラッシュ　　・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はやや低い。　

・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。

好材料：コース適性、騎手強化。　悪材料：スピード負け。

この馬はトップスピードの質で勝負するタイプではないので、中緩みが出来てしまうと切れ負けしそう。モレイラ騎手が乗るので切れないだけ。