2025年安田記念 回顧。

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走破時計 2:23.7   前半1000m  60.0  上がり3F 34.8

まずは馬場状態ですが良馬場でした、土曜日に散水していて、含水率がやや高かったですね。日中は曇りで気温は上がりましたが、高速馬場にまではならなかったようです。

上のグラフはラップタイムをグラフにしたものです、レース映像と見比べると面白いと思います。ラップタイムがマイナスになっているのはグラフ製作上の都合ですのでお気になさらずに。

前後半で見ると46.7-46.0でややスローバランス、その割にレースの上り3Fが34.3で速くはない。ジャンタルマンタルの上り3Fが34.2なので、散水の影響で馬場が乾き切らなかった感じですね。

ラップ推移としては中緩みからの3F戦で、本来ならトップスピードの質が高い馬が台頭する展開ですが、中段よりも前で決まっているので、後ろからの馬は苦しかったですね。

逃げたのはマッドクール、ウインマーベルが並んで先頭。ジャンタルマンタルとロングランが先行。中段の前かrシックスペンス、レッドモンレーヴ、トロヴァトーレ、ブレイディヴェーグ。中段のやや前からエコロヴァルツ、ガイアフォース。中段からダディーズビビット、サクラトゥジュール、ソウルラッシュ。中段の後ろからグラティアス、ウォーターリヒト、ジュンブロッサム。後方からホウオウリアリティ、シャンパンカラーという並びでした。

2F目が11.3なのでウインマーベルとジャンタルマンタルが、マッドクールに並んで先頭でしたね。あまりの遅さにロングランが抑え切れずに前に上がり先行、ブレイディヴェーグも中段の前からでした。ガイアフォースが中段のやや前、ソウルラッシュは中段からでした。

4コーナーです、マッドクール、ウインマーベル、ジャンタルマンタル、ロングランが並んで先頭。ブレイディヴェーグが若干下がって、その内にガイアフォース。ここで吉村騎手はコースを確保しておきたかったですね。ソウルラッシュは中段の外でした。

直線Ⅼ2標識付近です、マッドクールが先頭で、半馬身程後ろにウインマーベル。ジャンタルマンタルはこの地点では1馬身程後ろでしたね。ただ手応えは抜群で、いつでもスパートできる態勢でした。ガイアフォースがコースが無くなってしまい、ソウルラッシュの後ろを回して外へ出します。

直線L1標識付近です、マッドクールが粘っていましたがここまで、ジャンタルマンタルが先頭に立ち、ウインマーベルが粘ります。外からはソウルラッシュが伸びてきて、ガイアフォースが外へ出してコースを確保しました。

ここからジャンタルマンタルがスムースに差し切り、外からソウルラッシュ、ブレイディヴェーグ、ガイアフォースが伸びてきて、ガイアフォースが2着、ソウルラッシュが3着、ブレイディヴェーグが4着でした。内で粘ったウインマーベルが5着で、大きく出遅れたシャンパンカラーが外から伸びて6着でした。

では1頭ずつ見ていきます。

1着はジャンタルマンタル、ペースが遅い中で先行して折り合いが付き、直線もスムースに差し切りました。L2標識まで抑えるほどの手応えだったし、ゴーサインにしっかり反応して差し切りました。この馬はvice regentのちを持っているし、NHKマイルCを勝っているので、府中のマイルは庭ですね。

2着はガイアフォース、マイラーズCで2着した時もスローから鋭い脚を使ったので、ペースが遅くなって良さが出たのかもしれませんね。実はこの馬もvice regentのちを持っていて、過去2年連続4着と適性は見せていました。

3着はソウルラッシュ、この馬は府中のマイルは合いませんね、特に良馬場ではハッキリ割引。それでも3着を確保した辺りに、今の地力の高さを見せたと思います。

4着はブレイディヴェーグ、展開的には苦しいところはなかったし、後ろからソウルラッシュとガイアフォースに差されているので、この4着はこの馬の実力を表しているのでは?

5着はウィンマーベル、この馬はトップスピードの質で負けていますね。

馬券の方はハズレ、マッドクールは1F長かったですね、縦目でした。次回は宝塚記念の予定です。

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