2018府中牝馬S回顧

驚きの走破時計でディアドラの圧勝、カワキタエンカの粘りは今後注目。
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走破時計1:44.7 前半800m46.4 上り3F34.8                                                  L9(12.5)L8(11.0)L7(11.4)L6(11.5)L5(11.8)L4(11.7)L3(11.4) L2(11.6)L1(11.8)

馬場状態は想定以上に高速馬場でしたね。毎日王冠と0.2差の好タイムでした。正直ここまで速くなるとは思いませんでした。これではソウルスターリングやアドマイヤリードは苦しいですね。

展開はカワキタエンカが単騎で飛ばして離れた2番手をクロコスミア、ソウルスターリング、フロンティアクイーンが続きます。L5辺りでカワキタとクロコスミアが2.5秒くらい離れていました。後続は1000mを60.5秒くらいと馬場を考えれば意外にスロー。そこから800mをハイスピードで追い込んできたというレースです。

では1頭ずつ見ていきましょう。

1着はディアドラ、いつも通り後方からでした。今回はこれが良かった、道中クロコスミアと比べても2秒以上はスローペースで進めました。この馬は心肺機能がとても高いんですね。ルメール騎手のコース取りも完璧、リスグラシューの後ろから空気抵抗を避けつつ追いつく勢いでかわしに行きました。追い出したのがL3からなので10秒台を連発しているはず。エリ女でも外からねじ伏せるような競馬なら好走しそうです。

2着はリスグラシュー、中段やや後ろからディアドラよりも早めに仕掛けました、目標にされたのは痛かったですね。休み明けで太目残しでしたから、それを考えれば上出来でしょうね。この馬はこういう直線で進路変更しなければどこまでも伸びますね。エリ女では動き出しのタイミングが難しくなるかも。

3着はフロンティアクイーン、ソウルスターリングの後ろから足を溜めて直線で上手く外に出せましたね。ここからの伸びは圧巻でした。一枚ギアを隠してましたね。こういう馬はレースレベルが上がると好結果を出す半面、レベルが下がってスローペースになると凡走してしまう。何んとも嫌なタイプです。しかも逃げ馬ではないので展開待ちですからね~。次走エリ女ではどうでしょうね。

4着はジュールポレール、休み明けでしたしこんなものでしょう。中段からしっかり折り合い抜け出しにかかったまでは良かったのですが、L1で息切れ。ヴィクトリアMでも4Fを速いラップで突き抜けているので、次走は期待できますが、レース選択が難しい。

5着はクロコスミア、実質的な逃げ馬でこの馬がレースを作りましたね。流石にここまで速くなるとこの馬の適正ではありません。3着までの馬が上がり3F32秒台ですから5着でも大健闘です。

6着はカワキタエンカ、決して無謀な逃げではないんですよね~、相手が悪かっただけ。この馬自身の上り3Fは11.4 11.6 12.3でL1こそ落としていますがしっかり纏めています。この0.5秒差6着は価値のある負けです。この馬の弱点はディープ産駒の例にもれず疲労です。3走目以降は要注意。

7着のアドマイヤリード、9着のミスパンテールには全く合わない展開でこうなってしまうとこの着順も致し方なし。この2頭は乗り方が難しい馬ですね。

馬券は今回も3着が抜けてしまう・・・秋華賞に向けて勢いを付けたかったのですが、明日はスカッと当てたいですね~。

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