2018年11月21日 気になった競馬ニュース

マカヒキとミッキーロケットがジャパンC回避。ペルシアンナイトとモズアスコットが香港マイルへ。モレイラ騎手は来年JRA騎手試験受験せず。

ジャパンCに参戦予定だったマカヒキは天皇賞秋の疲労が残っていて、本調子ではないため回避だそうです。天皇賞秋ではスタートで遅れたうえに、スワ―ヴリチャードにタックルして迷惑をかけてしまいましたからね~。もともと長距離向きの体型と走法ですから2400mは期待できると見ていました。次走は有馬記念予定とのことで、こちらも2500mと距離が長いので期待できます。有馬記念は枠の優劣がかなり大きので内枠が欲しいですね。

同じくジャパンC参戦予定だったミッキーロケットも回避です。こちらは右トモの筋肉痛だそうです。ミッキーロケットも有馬記念に向かいます。宝塚記念勝ち馬なので有馬記念は相性の良いレースです、この馬も内枠が欲しいですね。

マイルCS2着のペルシアンナイトは次走香港マイル、騎手は引き続きミルコです。ハービンジャー産駒ですから休み明け3走目はいいですね、尻上がりに調子を上げて行くタイプだけに大いに期待できます。初の海外遠征ですが池江厩舎は海外遠征の経験も豊富なので心配ないでしょう、香港での活躍を期待しています。

同じく香港マイルにモズアスコットも、騎手は引き続きルメール騎手です。マイルCSでは不甲斐ない結果でしたが本来の力を出し切れていませんね。休み明けのスワンSで∔10㎏、本番で絞ってくると思ったのですが∔2㎏と全く仕上げてこなかった。香港マイルを見据えていたようなのであえて絞らなかったのか、この程度で勝てると思ったのかは分かりませんが、非難は免れない仕上げだったと思います。フランケル産駒も使い減りするタイプではないので、休み明け3走目になる香港マイルは体調次第で好走できると思います。

最後にモレイラ騎手について、香港での騎手免許は2018年12月9日から半年間、以後は更新されるでしょう。モレイラ騎手は2019年のJRA騎手試験を受験しないそうです、どうも香港ジョッキーズクラブとの取り決めみたいです。上記の香港マイル関連でも書きましたが、ミルコとルメールは12月9日香港で騎乗です、つまり阪神JFには短期免許の期間を過ぎるモレイラ騎手、ミルコ、ルメール騎手は騎乗できません。騎手待ちでの回避馬が出そうな気がします。

不合格になった時にも思ったのですが、いったいモレイラ騎手の何を試験するのでしょうね?海外だけでなく日本の短期免許でも十分な実績があるのに、JRAは何が不満なのか全く理解できません。日本の3流騎手を守りたいだけなら、外人騎手に2kgのハンデでも科せばいいと思います。イチロー選手がメジャーリーグに行く時に、メジャーリーグはイチロー選手に試験を科したのでしょうか?するわけないですよね。日本のプロ野球だって外人選手に試験を科すなんて聞いたことがありませんよ、Jリーグやプロゴルフも。競輪学校入学にも日本国籍を有していることが条件になっています、国際競輪での来日も短期間です。つまり日本の公営競技は非常に排他的なんですね。お金が絡むギャンブルですから公平性を担保するための試験は必要だと思いますが、試験内容を見るととてもそうは思えませんね。嫌がらせとしか思えない内容です。政府は特殊技能を持つ外国人労働者を受け入れる事に積極的なようですから、真っ先に農水省の天下り団体JRAにこそ改革を促して欲しいものです。

このモレイラショックは日本の3流騎手は安堵しているかもしれませんが、馬主とファンにとっては残念でならないでしょうね。再三お伝えしているとおりルメール待ちで出走をためらう馬が多く居ます。特に中距離路線では多くの馬が騎手不足で出走できず、フルゲートになりません、なっても明らかな格下の馬では盛り上がりませんからね。アーモンドアイとレイデオロはどちらが強いのでしょう?リスグラシュー、モズカッチャン、ディアドラ、ステルヴィオ、モズアスコット、サングレーザーの対戦は見られるのでしょうか?

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