2019年2月15日 気になった競馬ニュース

フェブラリーSを予定していたレッツゴードンキが回避、来週の阪急杯へ。前走のJBCスプリントで5着、昨年のフェブラリーS5着、2016年JBCレディースクラシック2着とダートも実績十分でしたが、どうやら高松宮記念へ全力投球する決意なのでしょう。昨年の高松宮記念ハナ差2着ですしスプリンターズSも0.3差ですからね~、ただ昨年後半からスタートが遅くなりポジションが取れなくなったうえに、トップスピードの質が顕著に落ちているので届かないレースが続いています。肉体的にはピークを過ぎた感もあるので強気な印は打てませんね~。

共同通信杯1着のダノンキングリーは引き続き戸崎騎手で皐月賞へ。共同通信杯では前半がスローだったので皐月賞へ向けて万全と言う訳ではないですが、ひいらぎ賞でハイペースを経験しているので大きな不安はないですね。一つ懸念材料を上げれば前哨戦で手の内を見せすぎたこと、当然サートゥルナーリアに乗るルメール騎手はマークするでしょう、アドマイヤマーズのミルコも何か手を打ってくるはずで戸崎騎手の手腕が問われると思います。

きさらぎ賞1着のダノンチェイサーは予定していた皐月賞を見送り、NHKマイルCからダービーを目指します。「オーナーサイドと協議して決定した」とわざわざ言っているので、ダノックスさんの強い意向なのでしょう、ダノンキングリーの皐月賞への自信なのか?それとも同士討ちを避けたいのか。NHKマイルCは毎年高速馬場で走破時計1分33秒台の高速決着になりやすい、福島のきんもくせい特別で1800m1:46.2がありますが、この時は500万条件2000mで1分58秒台が出るほどの高速馬場でしたからハイペース適正には一抹の不安が。騎手はNHKマイルCまでは川田騎手の予定です。

AJCC2着のフィエールマンは招待を受けていたドバイシーマクラシックを辞退して、天皇賞春へ向かいます。ドバイではルメール騎手が乗れませんから順当な選択ですよね。天皇賞春までは3カ月強の間隔が空きますが、天栄での仕上げで実績があるので問題ないでしょう。菊花賞がイレギュラーなペースで距離適正はまだはっきりしませんが、走り方を見ると無駄が無く長距離もこなせると思います。坂のない京都は大歓迎ですね。

昨年の秋華賞2着のミッキーチャームは中山牝馬Sで始動です。引き続き川田騎手が騎乗できるのは良いですね。休み明けの未勝利戦で圧勝しているので休み明けでも走ると思います、中山コースが初めてなので輸送と坂は懸念材料ですね。

洛陽S1着のグアンチャーレはマイラーズCから安田記念への予定。洛陽Sでは自身の苦手なL2最速戦で1着、ただ上り3F34.5ですから強い勝ち方ではなく、むしろ後ろから差してくる馬が馬場に脚を取られて伸びきれていない感じでしたね。同じようにL2最速戦になった京都金杯では6着、先行したマイスタイルの粘り込みに屈し、ミエノサクシードやアドマイヤアルバの軽ハンデ組に差されたレースでした。マイラーズCはL2最速戦になりやすいのですがL3で緩むことはまれなので、グアンチャーレにはチャンスがあるかもしれませんね。

日経新春杯9着のメイショウテッコンは次走日経賞の予定です。前走は大きく出遅れてしまい、向う正面で緩んだところを早目に捲って一旦先頭も直線で力尽きましたね。馬場も重かったので難しいレースになったと思いますし、休み明けだったことも多少は影響したのかもしれません。元々スタートは速い方ではなく福島ラジニケ賞でも逃げられずに前半掛かっていました。日経賞は初めての中山で初輸送もあるので懸念材料もあります、神戸新聞杯での走りから坂はこなせると思うので体調とスタート次第かな~。
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