2023年マイラーズC 全頭評価。その1。

下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

エアロロノア ・心肺機能は不明、パワーはある、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。

レース名 着順 内容
寺泊特別 3着 スローバランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
2020年11月1勝クラス 2着 スローバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが2着まで。
2020年12月1勝クラス 1着 ややスローバランスを中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに伸びて差し切り。
2勝クラス 1着 ややスローバランスを中段やや前から、3,4コーナー内目を回して直線右に刺さりながら差し切り。
武庫川S 1着 スローバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。
2021年マイラーズC 8着 ハイペースバランスを離れた追走集団の中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2021年リゲルS 1着 スローバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
2022年京都金杯 6着 ややハイペースバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったがジリジリまでで6着まで。
2022年六甲S 1着 稍重で平均バランスを中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。
2022年マイラーズC 5着 稍重でハイペースバランスを中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2022年安田記念 7着 スローバランスを後方から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2022年富士S 5着 平均バランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが5着まで。
2022年マイルCS 7着 ややスローバランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年京都金杯 2着 ややハイペースバランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線やや待たされて2着。
2023年東京新聞杯 5着 平均バランスをスタート五分に出て中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが届かず。
寺泊特別では後方から届かず、L3から10秒台を連発したうえでL1は12.2迄落としたが、届かず3着なので持続力がやや足りないかもしれない。2020年11月1勝クラスでは中段やや後ろから届かず、この時はL1標識付近で前に居たイズジョーノキセキを捉えかけたが、L1で差を広げられたので持続力で見劣った感じ。2020年12月の1勝クラスでも、差し切ったがL1では減速率が大きくハナ差の辛勝だった。

2勝クラスでは中段やや前から押し切り、直線でやや右に刺さっていたので左回りの影響かもしれない。ここでもハナ差の辛勝でキレッキレのトップスピードの質は見せていない。武庫川Sでは中段からスムースに差し切り、ここでもL1が12.0をクビ差の辛勝だったし、詰まっていたアルティマリガーレに見劣ってしまったのは持続力の足りなさだと思う。2021年マイラーズCではL1ですぐ横に居たアルジャンナにはっきり見劣り、坂なのか持続力なのかは今のところ断定不能。

2021年リゲルSではスローからの4F戦を中段のやや後ろから、直線スムースに差し切り。Ⅼ2の11.2でもジリジリ差を詰めているので、やや高いトップスピードの質と持続力の高さを見せた。2022年京都金杯ではややハイペースバランスを中段のやや後ろから、直線スムースだったがジリジリしか伸びずに6着。直線入り口ですぐ後ろに居たザダルに大きく見劣り。この馬はキングカメハメハ産駒で5歳になったので、蓄積疲労が顕在化してきたかもしれない。

2022年六甲Sでは稍重で平均バランスを中段から、直線L2で差を詰めているので自身10秒台は出ているが、この区間は下り坂で誤魔化せた感じ。2022年マイラーズCでは中段の後ろから、3,4コーナーで内から3頭目を回していたので、直線伸びずに5着まで。トップスピードの質も落ちてきた感じがある。

2022年安田記念ではスローバランスをを後方からで出番なし、上がり最速なので3F戦ならまだトップスピードの質を発揮できそう。2022年富士Sでは中段のやや後ろから、平均バランスだが中緩みがあったので展開は合っていたが、休み明けでトップスピードの質がイマイチで届かず。

2022年マイルCSではスタート遅く中段の後ろから、3,4コーナーで中段まで上がり直線スムースだったが、L1が11.6で届かなかった。キレッキレのトップスピードの質がないので、バテ差し待ちになる。2023年京都金杯ではややハイペースバランスをスタート五分から中段のやや前、直線で前が壁になりやや待たされてしまい2着まで。ややハイペースバランスで中緩みが小さかったことで、キレッキレのトップスピードの質を求められなかったことが好走の要因だと思う。2023年東京新聞杯ではスタート五分に出たが中段の後ろから、中緩みがなく押し上げられなかったので、届かなかった。

「マイラーズCへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:届くかどうか。

好材料は距離適性で、2走前に京都金杯を2着しているし、六甲SとリゲルSも勝っているのでマイルは好相性。京都で勝っている数少ない馬というのも好材料ですね。悪材料は届くかどうかで、2走前には前目のポジションで2着に好走したが、基本は後ろから差す競馬をするので、展開待ちになる。

適性:竹

ガイアフォース ・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力非常に高い。

レース名 着順 内容
未勝利戦 1着 スローバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに抜け出し圧勝。
あずさ賞 2着 重馬場でスローバランスをスタート五分に出て2番手先行、3,4コーナー内目をスムース、直線スムースだったが2着まで。
国東特別 1着 ややハイペースバランスをスタートやや早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し圧勝。
セントライト記念 1着 稍重手ハイペースバランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。
菊花賞 8着 ハイペースバランスをスタートやや遅く中段から、3,4コーナー内目でブレーキ、直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年AJCC 5着 スローバランスをスタート五分に出たが左に寄れ中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
未勝利戦ではスローからの3F戦で圧勝、スタートやや早く中段の前からの押し切りで、パワーとまぁまぁの持続力を見せた。あずさ賞では重馬場でスローからの3F戦、L3から11.4-11.1-11.9で、すぐ前で逃げたセントカメリアに突き放されたので、トップスピードの質で見劣り。AT値が低い感じ。国東特別ではややハイペースバランスを2番手先行、4F目で12秒台に入れてから11秒台後半を6連発して、7馬身差圧勝なので心肺機能だけでなく化け物じみた持続力を見せた。

セントライト記念ではスローからの4F戦を差し切り、スタートやや早く中段のやや前から、2着のアスクビクターモアをマークしてパワーと持続力を見せた。菊花賞ではスタートがやや遅く中段から、3,4コーナーで2度ブレーキして、スムースに直線に入れず凡走。最後までバテている感じではないので、距離よりもスムースなレースが肝要。2023年AJCCではスタートで左に寄れたが五分に出て中段のやや前から、スムースだったがL2の11.3に対応できずに凡走。

「マイラーズCへ向けて」好材料:なし。 悪材料:距離適性、クラス負けの危険、休み明け。

好材料はなし、悪材料は距離適性で、マイルは初めてなので適性は不明。クラス負けの危険もあってセントライト記念は勝っているが、古馬重賞で勝負になるかは未知数。休み明けも大きな不安材料で、前走のAJCCが休み明けで凡走、非ノーザンF生産馬なので休み明けは大きな不安材料。

適性:梅

キングエルメス ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは不明、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

レース名 着順 内容
新馬戦 1着 ややスローバランスをスタート良く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに押し切り。
京王杯2歳S 1着 スローバランスをスタート良く2番手先行、3,4コーナー中目をスムースに回して先頭に並び、直線スムースに押し切り。
アーリントンC 3着 平均バランスをスタート良く3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。
NHKマイルC 6着 ハイペースバランスをスタート五分に出て2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったがL1で見劣り6着。
2022年キャピタルS 6着 平均バランスをスタートやや早く2,3番手先行、3,4コーナー内目をスムース、直線スムースだったが差せずに差されて凡走。
2023年ニューイヤーS 12着 スローバランスをスタートやや早く中段の前から掛かり気味、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年睦月S 1着 スローバランスをスタート五分に出て2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し快勝。
京王杯2歳Sではスローバランスを2番手先行から押し切り、スタート良くほぼ先頭に並びながら先行して、中目をスムースに回している。中緩みがあったが折り合いも付き、直線スムースに抜け出しL3の11.0からは自身のラップで快勝、まぁまぁのトップスピードの質とやや高い持続力を見せた。アーリントンCでは平均バランスを3番手先行、自身も平均バランスで3着に粘ったのでまぁまぁの心肺機能を見せた。L1標識では先頭に並んだが、L1区間で甘くなった。この時は休み明けでマイナス8㎏、非ノーザンF生産馬だしこのマイナス体重は印象が悪い。

NHKマイルCではハイペースバランスを先行、直線L1で甘くなったので心肺機能か距離の影響だと思う。2022年キャピタルSではスタート早く2,3番手先行、平均バランスなので自身も平均、これで0.2差なので心肺機能はまぁまぁの物を見せた。直線スムースだったがすぐ後ろに居たララクリスティーヌにL2で並ばれているので、トップスピードの質で見劣り。この時は海外帰りの休み明け。

2023年ニューイヤーSではスタートやや早く中段の前から、外枠だったからか掛かっていて、これが影響したのか4コーナーでは手応えが悪く凡走。2023年睦月Sではスタート五分に出て2番手先行、スムースに抜け出し快勝、この時は折り合いが付いていた。

「マイラーズCへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:休み明け、クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、前走の睦月Sでマイルを勝っているし、アーリントンCでも3着なのでマイルは好相性で良いと思う。悪材料は休み明けで、この馬は非ノーザンF生産馬なので間隔空けると不安が出る。キャピタルSは海外帰りもあって6着、アーリントンCも3着だがいつもの粘りがなかった。クラス負けの危険もあって、前走OPを勝っているが2着がグラティアスなので、重賞で勝負になるかは未知数。

適性:竹

コメント

  1. そだしれいなす より:

    こんばんは。なんと、リンク恐縮です(´;ω;`)嬉し涙…またサイト全体に関するコメントもうれしいです。参者ですが頑張ります‥!

    それにしてもグラティアスを推そうと思ったら、「グラティアス2着ぐらいではレベルが不安」となw梅評価一直線(笑)まあMデムの胎動にそろそろ期待したいだけなんですけどね(´・ω・`)

    • みやや より:

      そだしさん、こんばんは。
      グラティアスは馬場状態次第ですね、改修後の馬場が重ければワンチャンありそうですが。
      トリプルエースを狙っています。