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<シュヴァリエローズ>・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はやや高く、持続力はまぁまぁ。
”新馬戦”ではスローバランスを3番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し1着。”新潟2歳S”では平均バランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線内からスムースだったが伸びずに凡走。”萩S”ではスローバランスを離れた追走集団の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し1着。”ホープフルS”ではスローバランスを中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが5着まで。”若葉S”ではスローバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが2着まで。”皐月賞”では平均バランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年関越S”では平均バランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。”2023年小倉日経OP”ではハイペースバランスをスタート五分に出て離れたメイン集団の中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年カシオペアS”ではハイペースバランスをスタート五分に出てやや離れたメイン集団の中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年中日新聞杯”ではスローバランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが5着まで。”2024年白富士S”ではスローバランスをスタート五分に出て中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2024年京都記念”では平均バランスをスタート五分に出て中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが4着まで。”2024年メトロポリタンS”ではスローバランスをスタート五分に出て少頭数の中段やや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。”2024年目黒記念”ではスローバランスをスタート五分に出て離れたメイン集団の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが2着まで。”2024年京都大賞典”ではハイペースバランスをスタート五分に出て離れたメイン集団の中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。”2024年ステイヤーズS”ではスローバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに押し切り。
<心肺機能について>2023年小倉日経OPでは離れたメイン集団の中段やや後ろからだったが、自身もハイペースに入っていて直線伸びず。心肺機能は高くないことを見せた。
<パワーについて>新馬戦が阪神でL1の坂を苦にせず押し切っているので、パワーは十分にある。
<瞬発力について>若葉Sでは直線入り口ですぐ前に居たアドマイヤハダルに、L2だけで2馬身程離されたので、瞬発力は低い。
<トップスピードの質について>新馬戦で阪神のL2が10.7、自身は10.5くらいのはずで、この部分は下り区間だがかなり高いトップスピードの質を見せた。皐月賞では中段の後ろから全く伸びなかったので、下り坂を利用できないとトップスピードの質が低いことを見せた。2023年カシオペアSでは中段の後ろから、ハイペースバランスだが自身はややスローくらいで心肺機能は問われていない。これで直線入り口ですぐ内に居た3着ヤマニンサンパに見劣ったので、トップスピードの質は高くはない。2023年中日新聞杯では中段のやや後ろから届かず、トップスピードの質で見劣り。2024年白富士Sではスローからの3F戦を中段の後ろから、直線入り口ですぐ前に居たロードデルレイについて行けずに凡走。2024年メトロポリタンSでは少頭数の縦長で、中段のやや後ろから。直線スムースだったがジリジリしか伸びないので、トップスピードの質はまぁまぁくらいになっている。2024年目黒記念では実質スローからの3F戦で、スムースだったが2着まで。この時は1着シュトルーヴェに2.5㎏貰っていながら差されているので、トップスピードの質で見劣り。
<持続力について>新馬戦、萩Sがスローからの3F戦になっていて、これでL1まで11秒台で纏めているので、持続力はまぁまぁの評価。2023年関越Sではスタート五分から中段のやや前、平均バランスだが中緩みからの3F戦になり、L3ーL2ではトップスピードの質で若干見劣り。この区間ですぐ外に居たアドマイヤハダルに見劣ったが、L1では盛り返しているので、持続力の高さを見せた。2024年京都記念では中段の前から、スムースだったが差せずに差されているので、トップスピードの質は低いが、持続力の高さを見せた。2024年京都大賞典では離れたメイン集団の中段から、6F戦を差し切ったので、高い持続力を見せた。2024年ステイヤーズSでは中段の前から、スローからの5F戦を押し切ったので持続力は相当高い。
<その他について>ホープフルSでは中段から進めたが5着まで、この馬は5月生まれで馬体重444㎏だったので、まだまだ成長途上だったはず。2023年中日新聞杯では1着ヤマニンサルバムに1㎏、2着ハヤヤッコに2.5㎏、4着キラーアビリティに3㎏貰っていたので、クラス負けした感じ。
「日経賞へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
好材料はコース適性で、前走のステイヤーズSで中山コースを勝っているので好相性。悪材料は特になし、距離を伸ばしてGⅡを連続好走しているので、クラス負けの危険はなし。
適性:松
チャックネイト | ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。 |
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レース名 | 着順 | 内容 |
長良川特別 | 1着 | ややスローバランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。 |
早春S | 3着 | ややスローバランスをスタートやや早く離れたメイン集団の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。 |
江ノ島S | 3着 | スローバランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。 |
六社S | 1着 | 重馬場で平均バランスをスタート五分に出て中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。 |
2023年アルゼンチン共和国杯 | 3着 | スローバランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。 |
2024年AJCC | 1着 | 不良馬場で平均バランスをスタート五分に出て中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。 |
2024年天皇賞(春) | 14着 | 平均バランスをスタート早く中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
2024年函館記念 | 6着 | 平均バランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
2024年札幌記念 | 8着 | スローバランスをスタート五分に出て中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
2025年AJCC | 13着 | スローバランスをスタート五分に出て2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 |
長良川特別ではスローからの3F戦で、中段のやや前から差し切り。L1で差し切っているので、トップスピードの質は高くない。早春Sではスタートやや早くメイン集団の前から、スローからの3F戦で、すぐ外に居たククナ(2㎏貰っていた)にトップスピードの質で見劣り。江ノ島Sではスローからの4F戦を中段から、高速馬場になっていて届かず。六社Sでは重馬場でトップスピードの質が問われず差し切り。
2023年アルゼンチン共和国杯ではスローで入って、L7から11秒台に入る持続力勝負になり3着。L1が11.8で後ろから3㎏貰っていたヒートオンビートに同着まで来られているので、トップスピードの質は高くないが、持続力は高いものを見せた。2024年AJCCでは中段の前からスムース、直線で一旦はボッケリーニに差されたが、ボッケリーニの「先頭に立ちたくない病」で差し返して1着。パワーと持続力の高さ、まぁまぁの心肺機能を見せた。 2024年天皇賞(春)では中段からスムースだったが伸びずに凡走、距離が長かった可能性がある。2024年函館記念ではスタートやや早く中段から、スムースだったが伸びずに凡走したが、この時は58.5㎏のトップハンデタイだったので、斤量がやや重かった感じ。2024年札幌記念では4コーナーで中目を回したロスもあったし、距離が短かった感じでスピード負けした。2025年AJCCでは先行したが凡走、プラス28㎏で走れる状態ではなかった。 |
「日経賞へ向けて」好材料:コース適性、休み明け2走目。 悪材料:仕上げ不安。
好材料はコース適性で、昨年のAJCCを勝っているので、中山コースは好相性だし、アルゼンチン共和国杯で3着があるので距離適性も良い。前走は休み明けでプラス28㎏、走れる状態ではなかったので、一叩きされて上積みが見込めるが・・・。悪材料は仕上げ不安で、前走は仕上げて来なかったので、状態面が最大の不安材料。
適性:竹+
<バビット>・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。
”新馬戦”では平均バランスを押し出されるように逃げてL2最速戦で2着。”阪神未勝利戦”では平均バランスを2,3番手先行、3,4コーナー最内を回して直線スムースだったが差せずに2着。”福島未勝利戦”では平均バランスを並んで逃げて押し切り。”早苗賞”ではスローバランスを逃げ切り。”ラジオ日経賞”では稍重で平均バランスを逃げて圧勝。”2020年セントライト記念”ではスローバランスを逃げ切り。”菊花賞”ではスローバランスをやや離れた2番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったがL1で一杯になり凡走。”2020年有馬記念”ではスローバランスを逃げて凡走。”2021年中山記念”では平均バランスを逃げて凡走。”2022年オールカマー”ではスローバランスを逃げて4着。”2022年天皇賞(秋)”ではハイペースバランスを離れたメイン集団の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年AJCC”ではスローバランスをスタートやや早く2番手から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年毎日王冠”ではスローバランスをスタート早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったがL2で一杯になり凡走。”2023年福島記念”ではハイペースバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線挟まれて凡走。”2024年京都記念”では平均バランスをスタートやや早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに粘って3着。”2024年福島民報杯”ではスローバランスをスタート早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して一杯になり凡走。”2024年鳴尾記念”平均バランスをスタート早く逃げて凡走。”2024年七夕賞”ではハイペースバランスをスタート早く逃げて凡走。”2024年京都大賞典”ではハイペースバランスをスタートやや早く離れた2番手から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったがL1で失速凡走。”2024年チャレンジC”ではハイペースバランスをスタート早く逃げ争いをしてしまい凡走。”2025年京都記念”ではスローバランスをスタート早く逃げて4着。
<心肺機能について>ラジオ日経賞では平均バランスを逃げて圧勝しているので、心肺機能はやや高い。2024年七夕賞では逃げたが、2F目と3F目も10秒台だったことでさすがに息切れ。2024年チャレンジCでは逃げ争いをしてしまい、ハイペースになり凡走。
<パワーについて>福島の坂も克服しているので、パワーは十分ある。
<瞬発力について>福島未勝利戦ではL2で出し抜くだけの加速を見せているので、瞬発力はまぁまぁ。
<トップスピードの質について>阪神未勝利戦では2,3番手先行だったが、差せずに2着なのでトップスピードの質は期待できない。2022年天皇賞(秋)ではメイン集団をコントロールして、スローからの3F戦にしてしまいトップスピードの質で見劣り凡走。2023年AJCCではスローからのL2最速戦で凡走、L2の11.3でトップスピードの質で見劣り。2024年福島民報杯ではスタート早く中段の前から、3コーナー手前の11.3に対応できずに凡走。
<持続力について>早苗賞では逃げて4F戦を押し切っているので、持続力は高い。ラジオ日経賞でも4F戦に持ち込んで圧勝。2020年セントライト記念では超スローバランスを逃げて押し切り、誰も競ってこない楽な逃げだったが、後半L5から11秒台に入るロンスパを押し切ったので持続力の高さは見せた。L2,L1ではかなり落としているが、この時は良馬場表記だが重馬場以上に時計の掛かる馬場だったので、評価は変わらない。2022年オールカマーでは屈腱炎で長休明け、スローバランスだが絶妙なペースで逃げて、馬場の助けもあり4着は好走と言って良いと思う。2024年京都記念では平均バランスを2番手先行、3,4コーナー最内を回して距離ロスを最小限にして先頭へ、持続力の高さを生かして3着に粘った。
<その他について>この馬は非ノーザンF生産馬だが福島未勝利戦が休み明けで圧勝、意外にも休み明けを苦にしないかもしれない。ラジオ日経賞では逃げて圧勝したが、ハンデ戦で53㎏、この時は51~54㎏の範囲だったので軽ハンデとは言えないが、絶対的な斤量は軽かった。2020年セントライト記念では良馬場表記だが重馬場並みの馬場で逃げ切り、特にこういうトップスピードの質が問われない馬場を得意としているサトノフラッグを0.3秒ちぎったのは高評価。
菊花賞では先行したがL1で一杯になり凡走、マイナス12㎏で体調イマイチだった。2020年有馬記念では逃げて凡走、前半のペースが遅過ぎて後半のロンスパに対応できなかった、ラジオ日経杯が稍重だがタイムが良いので、軽い高速馬場の方が合っている感じ。2021年中山記念では離して逃げて凡走、一緒に逃げたウインイクシードが3着なので、3歳秋以降の成長が出来ていない可能性が高い。
2023年毎日王冠では中段の前からスムースだったが、直線に入って内にモタれる感じが見えたので、左回りは良くないかもしれない。2023年福島記念ではハイペースバランスを中段の前から、消耗戦になってトップスピードの質は問われなかったが、直線入り口で反応が悪く挟まれてしまい凡走。
2024年鳴尾記念では逃げて凡走、高速馬場に対応できなかった。2024年京都大賞典では自身は平均くらいから6F戦にして、L1標識過ぎまで先頭で踏ん張ったので、距離が1F長かった。2025年京都記念ではスローで逃げたが、4F戦になってしまい4着まで。トップスピードの質が問われると苦しくなる。
<2021年中山記念後に屈腱炎>
「日経賞へ向けて」好材料:なし。 悪材料:距離適性。
好材料はなし、悪材料は距離適性で、昨年の京都大賞典で得意の展開に持ち込めたがL1で苦しくなったので、2400mでも1F長かった感じ。2500mだと距離が持つかどうか不安。
適性:梅