2022年マイルC　全頭評価。その4。

下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

「マイルCへ向けて」好材料：コース適性、休み明け2走目。　悪材料：クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、同コースの新馬戦1着、朝日FS3着、アーリントンC1着と好相性。この馬は非ノーザンF生産馬、休み明け2走目の今回は一叩きされて上積みが見込める。悪材料はクラス負けの危険で、前走の富士Sが古馬と初対戦で3着、2㎏重かったので僅差の3着は高評価で良いと思うが、セリフォスの安田記念が4㎏貰っていたこと、ソウルラッシュのマイラーズCの相手を考えると、レースレベルに疑問が出てくる。なので3頭纏めて未知数ではある。

適性：竹＋＋

＜ハッピーアワー＞・心肺機能は高く、パワーもある、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質は高くはなく、持続力は高い。・1400mで。

”中京未勝利戦”では平均バランスを中段から、L3から追い出して長くいい脚を使って1着、2着が逃げたイッツクール。”デイリー杯2歳S”ではスローバランスを後方から、仕掛けが遅れて届かず3着、トップスピードの質はまぁまぁ、瞬発力は低く持続力はあるので早目にエンジンをかけられるか。”2019年ファルコンS”ではハイペースバランスを後方から、直線は外からスムースに加速して差し切り、ラップ的にはバテ差しなので持続力の高さを見せた。”2019年NHKマイルC”ではややハイペースバランスを後方から、直線外からスムースだったがトップスピードの質で見劣り7着。”2019年キーンランドC”ではハイペースバランスを後方から、4コーナー外を回して直線はバテ差しで着を拾って10着まで、この時が休み明け。”2019年スプリンターズS”ではハイペースバランスをスタートで遅れて後方から、4コーナー外を回して直線スムースだったが届かず。”2020年淀短距離S”では平均バランスをスタートで遅れて中段の後ろから、3，4コーナー中目を回して直線外からスムースだったが6着まで。”2020年シルクロードS”ではハイペースバランスをスタートで遅れて後方から、3，4コーナー外を回して直線外からスムースだったが届かず。”2020年阪急杯”ではややハイペースバランスを後方から、3，4コーナー外目を回して直線外からスムースだったが伸びずに凡走。”2021年洛陽S”ではスローバランスを出遅れ後方から、3，4コーナー外目を回して直線スムースだったが直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年福島民報杯”では不良馬場でハイペースバランスを中段やや後ろから、3，4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年新潟大賞典”ではハイペースバランスを離れた追走集団の後方から、3，4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年メイS”ではややスローバランスを後方から、3，4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年関越S”ではスローバランスを中段の後ろから、3，4コーナー外目を回して直線スムースだったがL1標識で一杯になり凡走。”2021年関屋記念”では平均バランスを後方から、3，4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年ポートアイランドS”では平均バランスを後方から、3，4コーナー内目を回して直線狭くなり凡走。”2021年富士S”ではややスローバランスを中段のやや後ろから、3，4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年リゲルS”ではスローバランスを後方から、3，4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年淀短距離S”ではややハイペースバランスを中段の後ろから、3，4コーナー内目を回して直線一瞬詰まってしまい凡走。”2022年春雷S”では平均バランスを中段の後ろから、3，4コーナー外目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年安土城S”では平均バランスを中段の後ろから、3，4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年エプソムC”では重馬場でスローバランスを中段の後ろから、3，4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年朱鷺S”ではややハイペースバランスをスタートで遅れて後方から掛かり気味、3，4コーナー内目をスムースに回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 “2022年毎日王冠”では平均バランスを後方から、3，4コーナー内目を回して直線全く伸びずに凡走。

「マイルCへ向けて」好材料：なし。　悪材料：距離適性、クラス負けの危険。

ファルコンSで外からグルーヴィットを差し切ったが、この時はハイペースバランスを後方からで、直線はバテ差しになっている、トップスピードの質は高くはなく、シンザン記念でも後ろからマイネルフラップにも交わされている、デイリー杯でもスローバランスでアドマイヤマーズとメイショウショウブに逃げ切られている。NHKマイルCも持続力でジリジリ伸びたが、同じ位置で直線に入ったケイデンスコールにトップスピードの質で明確に見劣った、なのでトップスピードの質には期待できない。

2019年スプリンターズSではスタートで大きく後れて後方からになり届かず、2020年淀短距離S、シルクロードSと出遅れて後方から、トップスピードの質が高くないので届かないレースが続いた。スタート不安が出てきてしまって、後方からになってしまうのでこのクラスでは届かなくなっている。2020年阪急杯でも後方からトップスピードの質で見劣り、すぐ前に居たスマートオーディンに明確に見劣った。心肺機能は高くバテ差しではすずらん賞でも好走していて、トップスピードの質を問われない方が持続力を生かせる。ハービンジャー産駒でノーザンF生産馬ではないので、間隔を空けてしまうと能力、特にトップスピードの質と瞬発力は落ちると思う。逆にハービンジャー産駒だからこそ使い減りしないはず。

2021年洛陽Sでは出遅れ後方から、スローからの4F戦でトップスピードの質で見劣り凡走した。道中も掛かっていてこの距離は合わないかも。2021年福島民報杯では不良馬場でハイペースバランスを中段やや後ろからで、道悪だからか折り合いが付いていた。2021年新潟大賞典ではハイペースバランスを後方から、ここでもスタートで遅れている。L2で一杯になっているので距離適性が出てしまった感じ。2021年メイSではややスローからの3F戦になり、トップスピードの質で見劣り凡走した。

2021年関越Sでは改めて距離適性を見せてしまった、L1標識手前までは良い感じで伸びてきたがここでパタッと失速、この感じだと1400mがベストだと思う。2021年関屋記念では後方から、直線L1までに中段まで追い上げたが、L1で一気に失速したので距離適性が出てしまった。2021年ポートアイランドSではいつも通り後方から、直線入り口で狭くなり進路変更後、Ⅼ1標識までは前との差を詰めているが、Ⅼ1区間では差を詰められなかったので距離適性が出ている。

2021年富士Sでは中段のやや後ろからで、直線スムースだったがL2過ぎに一杯になったので距離適性が出てしまった。2021年リゲルSではスタート遅れて後方から、直線L1標識手前で一杯になっているので距離適性から長い。2022年淀短距離Sではスタートで遅れて中段の後ろから、直線L2区間で一瞬詰まってしまい、空いてからも再加速できずに凡走。2022年春雷Sではスタートで遅れて中段の後ろから、スムースだったが4コーナーですぐ前に居たタイセイビジョンにトップスピードの質で大きく見劣り凡走。

2022年安土城Sではスタート遅れて中段の後ろから、直線伸びずに凡走。2022年エプソムCでは重馬場でスローバランスを中段の後ろから、L2で一杯になっているので距離が長かった。2022年朱鷺Sではスタート遅く後方から、ペースもややハイくらいで遅く掛かっていた。スムースだったが全く伸びず、自身より更に後ろに居た1着ルプリュフォールに、トップスピードの質で大きく見劣り。2022年毎日王冠では後方から全く伸びずに凡走。

好材料はなし、悪材料は距離適性で、マイルだと1F長い感じ。クラス負けの危険もあって古馬になってから全く良いところがないので、ここでは苦しい。

適性：梅

「マイルCへ向けて」好材料：コース適性、騎手強化。　悪材料：クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、アルメリア賞と毎日杯で阪神外回り1800mを勝っている。前走の富士Sで4着なので距離適性も悪くない。今回は三浦騎手からクリスチャン騎手へ乗り替りで、大幅な騎手強化。悪材料はクラス負けの危険で、前走の富士Sで同斤量の1着セリフォスに0.4差、2㎏貰っていた3着ダノンスコーピオンに0.3差付けられている、今回は斤量の恩恵が小さいので苦しいはず。

適性：梅

「マイルCへ向けて」好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、阪神マイルは0-1-2-0と好相性。悪材料はクラス負けの危険で、前走の京成杯AHを勝ったがトップハンデでもないし、GⅡのマイラーズCも3着なのでGⅠでは苦しいかも。

適性：梅