馬場状態ですが金曜日の朝の時点で良馬場でした、先週との比較ではクッション値は変わらず、含水率は上がっていますが大きな変化はないと思います。なので標準的な良馬場で、内外の差はなしという馬場読みです。
◎ホウオウアマゾン
○ダノンファンタジー
▲マイスタイル
△クリノガウディー
★ルークズネスト
☆カツジ
Xステルヴィオ
馬連 ⑥⑨=③⑥⑦⑨⑩⑭⑰ 11点
3連単 ⑥⑨ー③⑥⑨⑩⑰ー③⑥⑦⑨⑩⑭⑰ 40点
逃げるのはマイスタイル、2番手にセイウンコウセイ、内にルークズネスト。中段の前からホウオウアマゾン、ビッグクインバイオ、中段のやや前からサウンドキアラ、ギルデッドミラー、ステルヴィオ。中段からリレーションシップ、ダノンファンタジー、ガゼボ、中段のやや後ろからクリノガウディ―、フィアーノロマーノ、ファーストフォリオ。中段の後ろからタイムフライヤー、カツジ、後方からルフトシュトローム、アイラブテーラー、という並びを想定。
何が何でも逃げたい馬は居ないので、マイスタイルが外からでも逃げられると思います。前走の京成杯AHではハイペースに巻き込まれて凡走、2走前の関屋記念でほぼ平均バランスを逃げて4着、心肺機能が下がってきた感じがあります。横山典騎手なのでこの変化には気づいていると思います、なのでペースは平均からややハイくらいだと思います。ルークズネストの位置取りが微妙で、前走は前に行かなかったにもかかわらず2着、中緩みのない平均バランスでバテ差しが決まったので、同じように差しに回る可能性があるんですよね、幸騎手だけに。なのでホウオウアマゾンと位置取りが変わるかもしれません。
セイウンコウセイがいつも通り先行、ステルヴィオとサウンドキアラが中段のやや前から、ギルデッドミラーは近2走が中段やや前からで凡走、なので3走前の京都牝馬Sのように、中段の後ろまで下げるかもしれません。クリノガウディ―はスタートさえ出れば前に行けますが、前走のスプリンターズSではスタートイマイチ、ここでは前に行くと外を回されるので、切れ目から内を狙うかもしれませんね。ダノンファンタジーは休み明けの問題はないのですが、スタートが不安定で同コースの阪急杯では遅れました。高松宮記念ではスタート決めましたが、次のヴィクトリアMでは後ろからでした。スタート出れば中段辺りだと思うのですが。
芝に戻ってきたタイムフライヤーは外からだと前には行けないと思います。アイラブテーラー、カツジ、ルフトシュトロームはいつも通り後方からでしょうね。
4コーナーです、そこまでペースは上がらないと思うので、馬群は一団で後方勢も押し上げてくると思います。中緩みまでは出来ないと思うので、馬群が凝縮まではしないと思いますが、縦長のまま直線に入ってくるほどのペースではないと思います。距離不安のあるセイウンコウセイ、ビッグクインバイオもこの辺りでは踏ん張っているはず。ルークズネストやホウオウアマゾンも待たされることはないでしょうね。ダノンファンタジーは外へ行くか、内へ行くか微妙なところですね。先週の馬場は内外の差はなかったので、川田騎手はどちらでも空いている方へ行くと思います。
直線L1標識付近です、マイスタイルがまだ先頭で、ここからセイウンコウセイとビッグクインバイオが下がっていくと思います。それを交わして上がってきそうなのがホウオウアマゾン、外からステルヴィオ、内からはルークズネストですね。その後ろの列からはクリノガウディ―、ダノンファンタジー、ギルデッドミラー辺りでしょうね。この列は下がってくるセイウンコウセイとビッグクインバイオを上手く捌けるかどうかですね。先週も直線入り口では中段に居ないと届かなかったので、カツジ、アイラブテーラー、フィアーノロマーノが届くかどうか。
では1頭ずつ見ていきます。
◎ホウオウアマゾン ・心肺機能は高い、パワーは高い、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:休み明け。 悪材料:初古馬戦。
調教データ。
今回:栗東坂路38.4-12.1,やや強め3馬身先着、バランス良い。
2021年NHK マイルC:栗東坂路38.8‐12.4、単走持ったまま、バランス良い。9着。
朝日FS:栗東坂路39.3-12.6、持ったまま併入、バランスまぁまぁ。9着。
間隔空けた方が良いようで、デイリー杯2歳S2着の後中1か月と1週だった朝日杯で凡走、4カ月の休み明けだったアーリントンCで1着の後、中2周のNHKマイルCで凡走なので、休み明けの今回は走り頃ですね。アーリントンCでは逃げたピクシーナイトを2番手から差し切っていますし、クラス負けの危険はないと思います。騎手不安はありますが、先行してしまえば乗っているだけで良いと思うので、展開的にも一番期待できる馬です。
○ダノンファンタジー ・心肺機能はやや低く、パワーはある、瞬発力は高くない。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。・休み明けでも走る。
好材料:コース適性。 悪材料:特になし。
調教データ。
今回:栗東坂路36.3-11.9,単走持ったまま、バランス良い。
2021年ヴィクトリアM:栗東w37.7-11.9,単走持ったまま、バランス良い。7着。
2021年高松宮記念:栗東坂路37.5-12.3,単走持ったまま、やや右傾でバランスまぁまぁ。12着。
2021年阪急杯:栗東坂路36.7-12.2,単走持ったまま、バランス良い。5着。
2020阪神C:栗東w36.6-12.2,単走持ったまま、バランス良い。1着。
2020年府中牝馬S:栗東w35.7-11.6、単走強め、バランスは良いが掛かり気味。6着。
2020年ヴィクトリアM:栗東坂路40.7-12.5、単走持ったまま、バランス良い。5着。
2020年阪神牝馬S:栗東w36.9-12.1、単走やや強め、バランス良い。5着。
秋華賞:栗東w36.7-12.0、単走持ったまま、バランス良い。8着。
ローズS:栗東w36.2-11.8、単走持ったまま、バランス良い。1着。
昨年の阪神Cが強い内容だったので、コース適性は良いんですよね。GⅠ馬ですからクラス負けの危険もないし、休み明けも問題にしないので、スタートだけでしょうね。
▲マイスタイル ・心肺機能は高く、パワーもある、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:なし。 悪材料:コース適性。
調教データ。
今回:栗東w38.2-13.0,単走持ったまま、バランス良い。
2021年関屋記念:栗東坂路38.1-12.3,単走強め、やや首が高いがバランスは良い。4着。
関屋記念と京成杯AHの内容を比較すると、心肺機能が下がってきた感じがあります。この点を横山典騎手が把握していれば、ハイペースまでは引き上げないはずで、馬場も味方に残り目が期待できます。
△クリノガウディー ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はまぁまぁ。
好材料:距離適性。 悪材料:特になし。
調教データ。
今回:栗東坂路38.2-11.8,単走やや強め、右傾でバランスまぁまぁ。
2021年スプリンターズS:栗東坂路38.5-11.4,単走やや強め、左に寄れたがバランスはまぁまぁ。8着。
2021年セントウルS:栗東坂路38.2-11.6,単走一杯、右傾でバランス悪くまっすぐ走れていない。3着。
2021年阪急杯:37.6-12.1,単走やや強めバランスは良い。6着。
2020阪神C:栗東坂路36.1-12.1,単走強め、バランス良い。5着。
2020年スプリンターズS:栗東坂路39.6-12.1、単走持ったまま、手前を変える時に右に寄れる、舌も出している。5着。
2020年セントウルS:栗東坂路38.9-11.6、単走強め、右傾でバランス悪い。7着。
2020年関屋記念:栗東坂路38.0-11.7、単走やや強め、バランス良い。18着。
2020年高松宮記念:栗東坂路36.6-12.1、単走強め、バランス良い。1着降着4着。
2020年阪急杯:栗東坂路36.911.7、単走一杯、バランスは良い。7着。
2020年東京新聞杯:栗東坂路37.7-11.7、単走やや強め、バランス良いが舌を出している。3着。
2019年マイルCS:栗東坂路37.3-11.8、単走強め、バランス良い。7着。
2019年富士S:栗東坂路38.7-11.9、単走持ったまま、ややバランス崩すも許容範囲。4着。
ムラがあると言うか前走の位置取りは意外でしたね。スタートがイマイチだったので、今回もスタートがカギ。その上で先行すると外を回されそうで、控えると届かない可能性がある微妙な枠になってしまいました。力があることは間違いないので、岩田康騎手が上手く乗ればという感じ。もう一点気になるのは厩舎が1流でないことですね。
★ルークズネスト ・心肺機能は高い、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。
・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。
好材料:距離適性。 悪材料:騎手不安。
調教データ。
今回:栗東w39.1-11.8,単走持ったまま、左傾でバランス良くない。
2021年NHK マイルC:栗東w39.7-12.6、単走持ったまま、バランス良い。10着。
前走先行せずに2着に好走してしまったので、味を占めて控えるようだと届かない可能性がありますね。先行してしまえばグレナディアガーズを破る程の持続力を見せているので、斤量も味方に好走すると思いますが。
☆カツジ ・心肺機能は低く、パワーは高い、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質はやや高く、持続力は高い。
好材料:距離適性。 悪材料:展開。
調教データ。
今回:栗東w38.5-11.8,単走やや強め、バランス良い。
2021年高松宮記念:栗東w40.4-11.4,単走強め、バランス良い。15着。
2021年阪急杯:栗東w37.3-12.0、持ったまま3馬身先着、バランス良い。15着
2020年マイルCS:栗東w37.8-11.7、単走強め、バランス良い。17着。
2020年スワンS:栗東w38.0-11.8、単走強め、バランス良い。1着。
恐らく後方からだと思うので届くかどうかですが、マイスタイルがハイペースまで引き上げなければ、4コーナーである程度前を射程圏に入れられると思います。あとはコース取りだけですね。
Xステルヴィオ ・心肺機能はやや低く、パワーは有る、瞬発力はやや低い。
・トップスピードの質は高い、持続力もある。・休み明けでも走る。
好材料:距離適性。 悪材料:体調次第。
調教データ。
今回:美浦w38.7-11.4,持ったまま併入、バランス良い。
2020年阪神C:美浦w39.6-12.6,強め半馬身先着、バランス良い。12着。
2020年スワンS:美浦w38.0-12.3、やや強め併入、バランスは良いが反応がイマイチ。2着。
2020年京王杯SC:美浦w39.1-12.3、持ったまま併入、バランスは良いが反応がイマイチ。2着。
2020年高松宮記念:美浦w39.0-12.6、持ったまま半馬身先着、バランスは良い。9着。
2021年阪急杯:美浦w38.8-12.1、強め2馬身先着バランス良い。5着。
前走は喉の手術明けで0.4差7着、ハイペースを先行して粘っているので手術は成功だと思います。休み明け2走目で上積みが期待できるし、斤量が1㎏軽くなることも好材料ですね。
コメント
今回も参考にさせていただきました。
三連複、1頭目6 2頭目3と17
で行ったのですが….
2頭目どっちも飛びましたw
直線に入るところまではいいぞ!って思ってたんですが…。ションボリ…。
リセットして明日の天皇賞を考える事にします。
ションボリさん、こんばんは~。
サウンドキアラは休み明けで手が出ませんでした、マイスタイルはペースが速過ぎでしたね。
ルークズネストは懸念した通り差しに行くし、なんか噛み合いませんでした。
本命対抗が1、3着で悶絶しました(´;ω;`)