2019年2月14日 気になった競馬ニュース

スワ―ヴリチャードは中山記念で始動し、招待を受けているドバイシーマクラシックに向かいます。まずは中山記念ですが苦手な右回りをどう克服するか、休み明けで前哨戦であることからも100%の仕上げではないはず。1800mの距離は三歳以来ですが、不利があった安田記念で3着なので問題なくこなしてくると思います。期待はドバイの方です、ジャパンC3着なのですが、アーモンドアイ、キセキにはやや離された感もあり、高速馬場でのハイペースではやや不安も出てきます。しかしドバイの馬場が高速になることはないと思いますので、持ち前の心肺機能とパワーを生かして好走してくれると期待しています。

金鯱賞出走予定のモズカッチャンの鞍上は和田騎手です。オークスまで乗っていたので順当な選択でしょうね、大阪杯を目指すようだと再びミルコが乗れない可能性があるので、春は継続騎乗かもしれませんね。それよりも休み明けピリッとしない部分が懸念材料です、金鯱賞はスーパーGⅡになるメンバー構成ですから、好走できるかどうか微妙ですね。

アルアインは次走金鯱賞で北村友一騎手です。前走のマイルCSでは川田騎手で3着好走していますが、本番大阪杯では川田騎手はキセキに乗るはずですからね~。正直この乗り替りは良くないと見ています、北村友騎手って仕掛けが遅いんですよね、特にアルアインのように長くいい脚を使えるが瞬発力のないタイプには合わないんですよね~。天皇賞秋が顕著にそれが出たレースでL2まで我慢していましたから。モレイラ騎手を不合格にしてしまったツケが出てきましたね~。

昨年のマイルCS1着、ステルヴィオの鞍上は丸山元気騎手です・・・。休み明けでも走るタイプで中山コースもスプリングSでエポカドーロ相手に勝ち切っていますから問題なし、やはり騎手だけだけですね~。

昨年のジャパンC7着のハッピーグリンは次走ミナリク騎手で中山記念です。中山コースはスプリングSで1回走って8着と結果を出していませんから、コース適正に不安はありますね。ただ3歳でジャパンCを経験した事で覚醒する可能性はあると思っていて、走破時計2:22.2は従来のレコードタイムですからかなり頑張りましたね。運動部の中高生が大学生や社会人と練習したり試合をしたりすると、高いレベルに引っ張られて急成長することがあります。ジャパンCの経験がこの馬の覚醒要因になっている可能性もあるかと期待しています。ミナリク騎手は正直良くないんですよね~。

共同通信杯2着のアドマイヤマーズは皐月賞からNHKマイルCへ。ダイワメジャー産駒ですからNHKマイルCとの相性は凄く良いんですよね。直近でもメジャーエンブレム1着、ボンセルヴィーソ3着があるので似たような展開になれば好走できると思います。ただクロノジェネシスが出てくるようだと勝ち切れなくなる危険も。ダービーについてはNHKマイルCの結果を見てからとのことですが、距離は長いのかもしれませんね。その上疲れやすいダイワメジャー産駒ですからG1を連続3走するのは苦しいのではないでしょうか。

クイーンC2着のビーチサンバは桜花賞へ。クイーンCでは出遅れたことが幸いして早目に仕掛けて、素晴らしいトップスピード持続力を見せましたね。本番でも中段、クロノジェネシスよりも前で早目に仕掛けられればチャンス十分ですが…。阪神JFの4コーナーから直線の映像を見て欲しいのですが、中段に居たビーチサンバはL2まで仕掛けていないんですよ、福永騎手は横を見てダノンファンタジーとクロノジェネシスが並んだのを確認しています。確認してから追い出して差されてしまうんですね、瞬発力に乏しいビーチサンバが、後方から勢いを付けてくるダノン・クロノにL2からのスパートで勝てるわけがありません。この辺りを福永騎手が考えているのかどうかがポイントになりそうですね。

残念なニュースです、昨年のチャンピオンズC4着のアンジュデジールが骨折です、治療に1~2か月程かかるとのことです。程命に関るほどでなかったのは不幸中の幸いですね。疲れやすいディープ産駒がJBCレディースクラシックを勝って、牡馬混合のチャンピオンズCも4着に好走と肉体的にも精神的にも疲労はピークだったのでしょう。東海Sではスタートでいつもの行き脚が付かずに馬群に揉まれて投げ出し凡走。それでも陣営からはフェブラリーSの名前が挙がっていて驚きました。しっかり休んで復帰して欲しいですね。
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